見出し画像

自分なりのビジネスモデルはあった方がいいねっていう話。

キャリア教育コーディネーターの中でも、「企画屋」タイプの私。

ゆえに、年末年始は、ひきこもって「制作」の仕事、
っていうパターンが多いです。

今年もfacebookでもつぶやいていましたが、
なんせ、時間がかかるのです。
出来上がった企画書だけをみている人からしたら、
「え?!」っていうくらい、時間がかかってます。
考える時間(構想の時間)が、長いんです。
考える前提となる、資料の読み込みとか、データの検索とか、
自分で言うのもなんですが、
そりゃあもう、徹底的にやってます。
クライアントにとって「本当に幸せなこととは何か」が
見つかるまでやりますから。

結果、相応のクオリティはご提供できていると思ってます。
あくまで自己評価でしかありませんが。

考える:作る の比重は、感覚的に 4:1。
企画書という書類をまとめる時間が3時間だったとしたら、
その構想にその4倍は軽くかかってるってことです。
考え始めたら、食べなら、トイレに行きながら、
お風呂に入りながら、ずーっと考えているので、
傍目から見ると、仕事をしているように見えません。
途中でお茶入れたり、お菓子食べたりしてますし。

効率的かどうか、と問われれば、
もしかしたら、全く非効率かもしれません。
ついでに言うと、企画書は大抵PowePointなのですが、
既製のテンプレートがどうしても気に入らないというか、
表現したいことを表現するには不自由なので、
テキストボックスから作ることの方がほとんどです。
(好きなテンプレートを作ってしまえばいいのかもしれません。)
他で使ったテンプレートの使い回しも、
決まったフローの提示でない限り、してないです。
 *ちなみに、私の作った企画書は、
  使い回しが効きそうに見えるらしく、
  テンプレート化されていくことが多いです。

そんなこともあり、時間がかかります。

というか、むしろ、
「考えるフェイズ」に「時間をかけたい」とすら思ってます。
なぜなら、考えるという行動が、
仕事の中でいちばん好きなことなので、
簡単に済ませられる仕事は効率的にまとめてしまい、
考える仕事に最も時間を割きたい。
仕事を組み立てる発想はそんな感じです。

しかし、ここで問題。

単価が決まっている案件であれば、
時間単価が下がりまくり、ということです。
これを回避しようとするならば、
単価を上げるしかない、ということになります。

そういうビジネスモデルで売ればいい、ということですね。
自分の仕事のスタイルと、価格設定が合致するところを
探せばいいのだと思いました。

もう一つ問題があるとすれば、
こういう企画屋の仕事の価値が理解されていないことか・・・

松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部社会学科卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factoryを設立。
☆学校を応援する大人のための教育マガジン無料配信中
 登録はこちらから。
  https://submitmail.jp/FrontReaders/add/4173



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?