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カナダで運転免許証を切り替える

バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では長期滞在者(留学生や長期旅行者は除く)は90日以内にBC州の発行する免許に切り替える必要がある。

カナダは新米ドライバーの自動車保険はとんでもなく高い。なので、長年の運転実績があるよ、保険もずっと入っていたし、無事故だよというのを伝えたい。州によって違うのだが、BC州では”新米ではない”ということを証明するのに元の免許がいつ発行されたかどうか、細かくいうとカナダ外でも運転免許を持っていたならば、8年以上最高15年分の免許保持実績はBCの免許に引き継がれるという。

カナダ渡航の準備として東京都の免許センターで国外運転免許証を作成してもらった。日本の免許証はローマ字表記がないため、国外運転免許証は渡航後切り替え前でも例えばレンタカーなどするために必要だ。同時に運転免許経歴証明書なるものを英語で発行してもらった。ここに免許の発行年月日が記載されるのだ。さらに無事故無違反証明なるものも発行。しかもその直前に東京都の免許者センターの親切な担当者が、”あなたの免許は2年ほどで更新だから更新期間前の更新手続きをしていけば少しでも有効期間が延びますよ"と教えてくれた。確かにいいタイミングで帰国&更新できるかなどわからない、と思い急遽写真を撮り、更新代を払い、講習も受け、新しい期限のある免許に書き換えてきた。これで必要書類は万全だと思っていた。

渡航後、再度改めて手続き方法を確認するとBC州公認の翻訳者による自国の免許の翻訳書類が必要だという。はあ.....。領事館でも受け付けてくれるらしいが日程が結構かかる。リストアップされた何人かの公認翻訳者に連絡して一番早くできる人に頼んだ。それでも書類の郵送等あり、1週間ほど待った。

それらの書類とパスポートや日本の免許証を持ってICBC(運転免許センター)に行った。コロナ対策で基本予約制、直接行ったらだいぶ待たされる可能性があるため予約の取れたICBCに行った。ドアの外で待機するよう張り紙があり、予約有無に別れて待ち線が書かれていた。順番が来てようやく中に入り、書類提出、目の検査、写真撮影、交通安全に関しての簡単なテスト(!)をされ終了。テストは担当者が日本語でもあったはず〜と言いながらファイルをペラペラめくって日本語のテスト問題を見せてくれた。担当者が質問する選択問題だった。わかりにくい問題があり、答えを迷っていたら、担当者が説明してくれた。テストというよりルールの確認かなと思う。とりあえず無事にBC州の免許に書き換えることができた。

ただ、そこで日本の運転免許は没収されてしまった。。。せっかく更新してきたのに。BC州の法律では運転免許は1つのみ保持できるとされている。ということは日本に一時帰国する際にはカナダで国際免許証を作って持参しなければならない😩

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