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はじめまして、あやめです【自己紹介】靴下デザイナー

今年も何か新しいことを始めようと思い、noteを始めました。とっ散らかったSNSを整理整頓する目的で、履歴書ほど堅くなく、でも今まで何をしてきた人なのか、今何をしている人なのかをひとつのプラットフォームにまとめていけたらと思います。よろしくお願いします!

【あやめ】靴下デザイナー(Ayamé/SUNSEA&MOUNTAINPASS)歴23年
本名:阿賀岡 恵(Aya Agaoka)1978年生まれ山羊座B型、東京都杉並区出身、青山学院女子短期大学卒業、桑沢デザイン研究所・ドレスデザイン科卒業、その後5年間、福助株式会社・商品本部にて靴下デザインに従事し退職、1年間のロンドン遊学(ワーホリ)を経て、2007年に自身のブランドAyaméを設立、同年に法人成、コロナ禍でロードバイクにハマり、2023年サイクリングソックスブランドSUNSEA&MOUNTAINPASSをスタート


自己紹介

幼少期は親の教育方針により、ファミコン等の電子玩具は一切買ってもらえず、代わりに色鉛筆やハサミを与えられ、牛乳の空きパック、かまぼこ板等を利用し、ひたすら工作とお絵描きに励む。親が転勤族だった為、静岡、福岡、大阪、神奈川に住んでいた事があり、小学校は3回変わる。幼少から高校3年まで競泳に打ち込んだ結果、学業には身が入らず、美術と体育だけ成績が良かったので、消去法で美術方面に進路を決める。画家は食えないと思い美大は目指さず、渋谷で遊びたい、という理由で青山にある美術が学べる短大に進学。2年の学生生活で社会に出るには心が定まっておらず、猶予期間として本格的にファッションデザインを学ぼうと思い立つ。桑沢デザイン研究所を選んだ理由は、そのまま渋谷で遊びたかったのと、当時ソラミミスト安斎肇とスチャダラパーの大ファンだったからである。桑沢に入学し、学び、そのまま渋谷で遊び、たいそう楽しく過ごすものの、就職氷河期だったこともあり、希望のアパレル会社は全て落ち、唯一内定をもらった靴下の会社に入社。靴下デザイナーってあるんだ・・・と思いつつ勤め始めたが、ニットと織物を足したようなマニアックな専門分野に楽しさを見出す。在職中は、高額商品からライセンス物、安物まで様々なデザインを担当する。5年務めた時、海外に住んで働いてみたいという構想が沸き起こり、知り合いも無ければ、行ったこともないロンドンにワーキングホリデーでプチ移住。1年過ごしたところで、自身の靴下ブランドを立ち上げる為に帰国し、2007年秋冬に旗揚げ。その後、国内大手セレクトショップ、英リバティ百貨店、英セルフリッジ百貨店等に買い付けられ、ビジネスが回りだし現在に至る。2024年2月現在、好きなことはチャリと猫と人。いつでもどこでも道聞かれ顔。

独立後の活動履歴

2007年4月 レッグウェアブランド「Ayamé」設立
2007年4月 合同展AMBIANCE(青山ベルコモンズ)に出展
2007年8月 合同展IFF(繊研新聞主催)に出展
2007年9月 ミラノFWに出展(主催エクスチェンジプログラムにて招聘)
2008年6月 Pitti UOMO(フィレンツェ)出展(招聘)
2009年3月 パリFW・レディス展示会スタート(Premiere Classe PARIS)
2009年8月 Ayameweaves UK LTD.(英国ロンドン支店)設立
2009年9月 東京都千代田区にアトリエショップ「Ayame' the shop」開設
2010年8月 英BROWNS(ロンドン)で取扱スタート
2012年8月 英セルフリッジ百貨店(ロンドン)で取扱スタート
2012年11月 roomsLINK台湾に出展
2012年12月 香港アートセンター(湾仔)にてポップアップショップ開催
2013年1月 ニューヨーク・メンズ展示会スタート(Capsule MENS NYC)
2013年4月 事務所移転の為、アトリエショップ「Ayame' the shop」閉店
2013年5月 本社を東京都渋谷区富ヶ谷に移転
2013年12月 香港アートセンター(湾仔)にてワークショップ開催
2014年1月 ロンドン・メンズ展示会スタート(Jacket Required)
2014年8月 英リバティ百貨店(ロンドン)で取扱スタート
2015年9月 米Dover Street Market(ニューヨーク)で取扱スタート
2016年6月 英ブランド「You Must Create」とコラボレーション
2016年8月 英ハーヴェイ・ニコルズ百貨店(ロンドン)で取扱スタート
2017年1月 パリFW・メンズ展示会出展(RESIDENT SHOWROOM)
2017年11月 ブランド10周年記念「Ayamé, the socks design of a DECADE 2007-2017」表参道ヒルズにて開催
2017年11月 英BROWNS本店(ロンドン)のX'masウィンドウディスプレイ
2018年5月 東京都渋谷区富ヶ谷にアトリエショップを開店
2018年10月 ムンク展(東京都美術館)叫びソックス制作
2019年6月 パリFW・メンズショールーム「01902」
2020年9月 英ブランド「MAHARISHI」ソックモンキーコラボレーション
2021年4月 Ayameweaves UK LTD.(英国ロンドン支店)閉鎖
2021年8月 Youtubeチャンネル「AYAME CLUB」スタート
2022年5月 Youtubeチャンネル「サイクリストあやめ」スタート
2023年6月 バイクソックスブランド「SUNSEA&MOUNTAIPASS」設立

※FW=ファッションウィークのこと

はい。なんだかよく分からないけど、海外で色々やってきた人なのね、て、そうですそんな感じです。も少し補足すると、服飾デザイナーズ商品のプレミアム市場で勝負してきました。上記は同業界の人が見て分かるようにショーの名前と都市名をわざわざ具体的に書いております。

とにかく打席に立つ!どんな方法でも出塁する!という概念を体現したような活動履歴です。主軸には国内でのビジネス、展示会、イベント等。この他にも商業施設のウィンドウディスプレイ、大型展示会のエリアディレクション、海外メゾンとのコラボ、企業デザイナーの仕事、講演、執筆など等、ご依頼いただいた仕事は精一杯やってきました。12年やってたイギリスの会社はコロナ禍で閉じましたが、2009年頃から長らく東京、ロンドン、パリ、ニューヨークを行ったり来たりの生活でした。

現在

現在も相変わらずお店さんにお取扱い頂きながら、自社EC、東京は渋谷区富ヶ谷・代々木八幡宮のお膝元でアトリエショップをやっています。近年のパンデミックでライフスタイルが少し変わり、今はのんびりマイペースに仕事をしています。

起業20周年を目前にして今思うこと

上述のプロフィールや活動履歴は、実は、対企業用に提出する時の資料を加筆アレンジしたものです。こうして見ると色々やってきたなあ。涙なしでは語れません。というのは半分冗談ですけど、よくやりましたと自分を褒めてあげたい。全力以上出てたと思います。

海外事業の中にものすごく「やりたいこと」「好きなこと」等、自分の夢がつまっていたんですね。自分のデザインした靴下が、海を渡って人や縁を繋いでいくコミュニケーションツールになっていることがとてもエキサイティングでした。

この店に買い付けられたら世界基準でクリエイションを認められたことと同意義だ、と名高い世界の有名店にも長年お取り扱い頂きました。振り返ってみれば、2017年ブランド10周年頃にはあふれるほどに満たされていたんだなと思います。近頃やっとそれに自分で気づけました。満タンになっていたということに。

皆さま本当にありがとうございます。海外市場はやり切っただなんておこがましくて言えませんが、自分なりに納得できた、が近いかな。これからもできる範囲で相変わらず粛々とやっていきます。自己資本の小さな会社ではありますが、社長歴も18年目です。経営者、これはねーーー、何年やっても「ヨシ!」と中々思えません。笑

これからやりたいこと

今までやってきたことで何か世の中に貢献できないかなと思っています。が、ちょっと特殊技能すぎてなかなかピタリとくることに出会えていません。超細糸や靴下編み機の専門知識、海外で通用したデザイン力(靴下に限る)、能力が限定的すぎで。とはいえ、会社の社長であり、事業統括者であり、ブランドマネージャーであり、クリエイティブディレクターであり、その他なんでも。

あと他には、活動や仕事じゃないけどけっこうイケてるんじゃないかと思う自分の能力として、人と人とを上手いこと繋ぐ、というのがあります。英語はまあ大丈夫。この能力、もうちょっと活かしたいんですよね。構想中。

それと、トライアスロンやりたいです。ライフ、ワーク、バランスて、あまりプライベートと仕事と分けてこなかったのですが、これからは遊ぶ時間を多めに、自然の中にいたいです。地球と遊ぶんだ。

noteで書きたいこと

というわけで、ここnoteでは、仕事である靴下のことだけでなく、興味あること、日々の雑感など、気負わず色んなことを書いていこうと思います。カテゴリー別に分け、自分メディアのような感じでやっていけたらなと思います。

育ったカルチャー的には90年代が青春で、デザイナーはビハインド(舞台裏)にいてかっこいいもの、というすり込みがあるので気恥ずかしいのですけどね、時代は風のように軽やかに変化している。ということで自分も適宜アップデートです。

今は誰でも自分メディアを持てる時代です。特に私のようなクリエイティブを生業にしている者は、お仕事をご依頼いただくにしても、弊社の靴下をご購入いただくにしても、自分自身のことを知ってもらうのは大事なことかなと思って、noteはじめました。

アトリエショップ遊びに来てくださいね。

17年間でいっぱいデザインしました
なんかいつも変な帽子かぶってるな…

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