遂に入院!① 1人目の出産よりは気楽?@大阪日赤病院 予定帝王切開

いよいよ入院ですが、入院前日に、理由は忘れたのですが、産科の外来に電話をしました(確認したい事があってかけたような…)
その際、オペ前日から個室利用の希望が通っているかを聞いたところ、個室は難しいかも(前泊は大部屋で、オペ後個室に戻される?)との回答。
えー!入れるって言われたじゃ無いですかとごね、電話を切ったのですが、そのうち、大部屋なら個室の加算1日あたり一万五千円がなくなるし、それはそれでいいじゃん!と思いながら、しばらく入れなくなる湯船を楽しみ、床につきました。

※ごねてしまったのは本当に申し訳ないのですが、(詳しくはまだ書いてませんが、スタッフの皆さんは全員素晴らしい方ばかりだったのですが)、転院後通院する度に、特に他の患者さん関係で嫌な思いをすることや、都合が合わなくてバタバタする事が多く、日赤で産むのが嫌だなぁという気持ちを引きずっていたのは事実です。
これはしょうがないと思います。分娩予定だった産院はお産専門で、皆さん病気では無いですし、お産しか取り扱わないので雰囲気も明るい。病院側がやることも産科の枠内だけで決まっている。
それと、高度医療を提供し、ERはじめ生きるか死ぬかの患者さんが集う総合病院を比べる事自体がナンセンスなのだと、今では思います。そもそも、私も生きるか死ぬかだったから、やってきたのですからね…
また、大阪日赤は産科と婦人科が外来では同じで、患者もスタッフも混ざっているので、スタッフさんも色んな対応が必要になり、お仕事が複雑で大変ですから、命に関わらない部分は、多少忘れてしまうのもやむを得ないと思います。
(近隣でも医療センターは別でした)
明らかにマタニティブルーというか、妊娠中の精神不安状態だったなと今なら思えます。妊娠中は精神的に不安定になることが多いので、こんな人多いのでしょうが、それにお付き合い下さるスタッフの皆さんには、頭が下がりっぱなしです。。。

さて予定帝王切開の入院は、前日の10時台です。
当日朝は母に息子を保育園に送って貰いました。これが私が生きている最後の息子との対面になりませんように…と思いながら送り出しました。

そして最後に鞄に入れるものを積め、アプリでタクシーを呼び、病院に向かいました。
どうか生きて帰って来られます様に。

上の子の出産は、陣痛が進んでから、実家の自家用車で向かいました。その時使った道を通る度、当時の心境を思い出します。
これから自分の人生で屈指の凄い出来事が起こるんた。そして、とんでもなく痛くて大変だと聞くけど、もうやり直す事は出来ない。麻酔使って痛みは弱める予定とはいえ、かなり大変ではあるだろう。でもやるしかない。
そんな緊張感をもって、産院へと向かいました。
ちなみに、実は無痛の麻酔を入れたら子宮口が全く開かなくなってしまって、お産の時間が8時間程のび、しかも副作用か嘔吐しまくりで、結局麻酔は切り、自然分娩する羽目になりました。
とはいえ、ナンセンスだと思っていた陣痛の痛みを、私に親になる覚悟を試している様にも感じられたので(予想外でした)、自然分娩で良かったかなと思います。

今回は前回とは全く違うお産!リスクは高いけど、いきまなくていいし、会陰切開もないし、いいことだってあるさと、前向きな気持ちで、日赤病院にやってきました。
母は初めての大阪日赤です。最初の経歴を国立の大学病院から始め、その後、肉親の入院で総合病院通いも経験していた母からすると、入院中の大阪日赤のサービスについては物申したい事があれこれ有ったそうですが、コロナの事もあってなので、しょうがないよと話しました。

まずは2階の入院センターへ。ここで受付を済ませてから、8階の病棟に上がります。
するとなんと、個室を割り当てて貰えたとの事。ありゃ、もうどっちでも良かったんだけどなぁと、申し訳ない気持ちになりつつ、受付を済ませました。
なお、常備薬がある場合は、先に貰っておく指定のビニール袋に入れて、ここで渡します(担当の薬剤師さんが管理されるのかと思います)
↑余談ですが、ここで提出した常備薬がおかしいと、受け取った薬剤師さんが気づき、貰った調剤の薬剤師さんのミスだったと分かって、入院オペが中止になったという話を聞いたことがあります…調剤の経営側から慰謝料が支払われたそうですが、怖い怖い…

そしていよいよ8階へ!
前日入院の時刻は皆同じなので、上がるエレベーターで一緒になった、大きなキャリーバッグを持った妊婦さんに声をかけると、明日帝王切開ですとの事。
(私は午後からのオペだったので、その方は午前のオペだったのかなと思います。)
私もです、頑張りましょうと声をかけ、エレベーターの扉が開いて、遂に八階へ!

いざ出陣!
しばしサラバじゃ!シャバの空気よ!

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