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まずは自分にチャージしよう!

専業主婦になって1か月。


まったくの専業主婦になって、
1か月がたちました。

あんなに恐れていた
“社会から取り残されている感”が
まったくなく、

むしろ朝、目が覚めたときには
今日も自分のペースや裁量で
動けること、

それから、
子どもの体調だったり、雨だったりでのお迎え案件
(今日も急な学級閉鎖で、学校からのお迎え要請でした)
にも「はいは~い」とスムーズに対応できること、

を嬉しく感じていて、
これは予想外の展開でした。

といって、
キラキラしているわけでもなければ、
ザワザワする日もあるわけだけれど、

感情にふりまわされることが少ない
"凪”状態でいるので、
そこにもまた、幸せを感じています。

片づけの仕事をしていたけれど。

パートを始めるまでは、
ライフオーガナイザーとして
数年間、片づけの仕事をしていました。

周りに同業者も同業他社もなく、
1人でできる仕事の範囲を考えた私は、

クライアントさんに
心理的なアプローチをして
片づけができない原因を探るところまでを
メインとしていました。

その上で、実際の作業までを
ご依頼をいただいた時には
対応させていただいていました。

他には、幼稚園や学校でのセミナーなども
いくつかさせていただいたりと、
本当に人に恵まれてありがたいことでした。

でも、この仕事の資格を
更新しない=完全に辞めることを
先日決めました。

ライフオーガナイザーを辞めた理由。


一番の原因は、

「考えた方がいいのはわかっているけれど、
なる早で家の中を整えたい」クライアントさんと、

クライアントさんの頭の中を整理してから
片づけに入って「本当の」片づけのゴールを
目指していただきたい、と思う私では、

片づけのアプローチの仕方が違うと
考えたことでした。

数年前のことではありますが、
今住んでいるところでは
私が知る限り、
片づけのサービスをしている方や会社がなかったので、
お申込みくださる方はいらっしゃったのです。

ですが、「単なる片づけを手伝ってくれる人」を
求められても、
私の手法ではニーズにこたえられないことも
ということを思い知りました

他にも理由はいくつもあったし、
(目立ちたい欲求ゼロ、SNS発信苦手、営業苦手、
利益度外視でサービスしたくなっちゃう、
名乗ると夫の会社とすぐに結びつけられる、など)

向いていない、とも思っていたし、
片づけそのものが好きなわけでもない
(徹底的に、お客様の片づけの仕方やあっている方法、
片づけの先にある未来を考えていくことが得意でした)
と考えていたこともあって、

一度、片づけの仕事から離れて
雇用される働き方をしてみることにしたのです。

週5、1日5時間のパートを辞めた理由。

当時は「働いていないと」と専業主婦になることだけは
避けたかった私は
パートを選んだわけですが、

これが、私から「時間」に加えて
「自分らしい思考」も
減らすこととなりました。

基本、代わりのいない職場で、

子どもの帰宅時間に間に合わない時の
彼女たちの習い事などは
ファミサポや義母にお願いしながら
乗りきっていたのですが、

学年があがり、
長女は遠方の学校に通学することになり、
圧倒的に1人で放課後を1人で過ごすことが増えた
次女がファミサポや留守番をいやがるようになったのです。

なので、パート2年目からは
「時間」「体力」、それに娘をなだめたり
対処方法を考える「思考力」がさらに必要となり、

本に囲まれる仕事をできているのに
好きな本を読む余裕すらなくなっている自分に

「何のために働いているんだっけ…」
と疑問を投げかけるようになってきました。

いよいよ家庭がまわらなくなり、
身も心も疲弊するようになると

「もう無理だ」を受け入れたい気持ちと
「いやいや、そうは言っても
だって本に囲まれるところで働けているんだよ?
しかも5時間だけのパートだよ?」と
せめぎあうようになったのです。

この時点で答えは出ているわけなのですが(笑)、
辞めたいと思う自分を認めたくなかったのですよね。
ほんと意地っ張り。

自分と家族ファースト。

そんなこんなで、
退職して1か月の今の私がいます。

夫は、
私が働くことを強要こそしませんが、
「あなたは外で働いていた方がいいと思う」とも
「収入はあればあるだけいいよね」ともいいます。

とってもよくわかる。
本当にそうだと思うのです。

だけど、
私の今の気持ちと状態は
まだそこには気持ちが向かない…。

代わりに、
家の中でたくさん笑っているから覚悟しててっ!
と、ひっそり思っています
(実際、この1か月で
次女がたくさん話してくるようになりました)。

家を整えてみたり、
ずっと会えていなかった数少ない友達に会ったり、
親子旅行の計画をたててみたり、

今はまだ、
すり減った自分に
「好き」や「エネルギー」を
チャージしていく時期なんだろうと考える
今日この頃です。

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