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アンカーなきAIはハナクソ

どーも。福元彩です。

AIアートを制作したり、デザインや物語制作の勉強をしたり、あれやこれやとやっておりまして。
その中から、体験した出来事や考えていること、日々学んだことなどを共有しております。

今日は「コモディティ化が進む中どう立ち振る舞うのか?」というお話を。

アンカーは何か

昨日、キングコング西野亮廣さんによるオンライン講座「キンコン西野のマーケティング講座上級編2024」を視聴したんですけど、これがめちゃくちゃ面白くて勉強になりました。

内容としては、「今の時代、商品やサービスを売ったり集客する為にはここを気を付けておかないとね」というマーケティングに関するお話。

有料講座ですし、ここで全ての内容を詳しく解説するわけにはいかないんですが。

講座の中で特に私的にぶっ刺さったパワーワードがあったので、それについてお話したいと思います。

そのパワーワードとは何かというと、「アンカー無きAIはハナクソ」という言葉。

もちろん西野さんの造語です。笑

いやぁ、自分でも分かっていたけど、改めてその現実を突き付けられて「そうですよねぇ」と納得せざるを得ませんでした。

私自身も何度も言っていますが、「ただAIが作っただけのもの」はいくらクオリティが高くても価値がありません。

「それを使って何をするのか?」「誰が作ったのか?」とか。
何かしらの付加価値を付けないと「ただのすんごく上手い絵」でしかないんですよね。

だって、もうそんなのは誰でも簡単に作れちゃうから。

西野さんが言っていた「アンカー」というのは、まさにその「付加価値」のこと。

「何かしらの引っ掛かる部分が必要だよね」ということです。

そして、それは「AIには作れないもの」である必要がある。

西野さんが具体例を挙げて説明してくれていた中で、私が一番「その通りだな」と感じたのは「思い出」というワードでした。

確かに、「あの時あんなことあったよね」という出来事はAIには作れないし、共有も出来ませんよね。

そこに絡めて仕掛けて行くと良いと。

なるほど、なるほど。

実はこれ、私自身も思い当たることがあって。

半年くらい前に、ミュージカル俳優の高橋伊久磨さんが海外のエンタメを視察に行くためにスポンサーを募集していたんですけど。

私がクラウドファンディングをやった際にご支援を頂いた事もあって、「私も何かしら協力したい」と思ったんです。

なので、伊久磨さんにも相談させて頂いた上で「伊久磨さん応援アート」を制作・販売させて頂いて、その売上げをスポンサー費に充てさせて頂いたんですけど。

実は未だに「あの時買おうかどうしようか迷って買わなかったんだけど。やっぱり買っておけば良かったと後悔しているんです」と言われることがあるんですよ。

これってまさに「伊久磨さんをみんなで応援した、その証としてのAIアート」ということが「アンカー」になっているわけで。

だからこそ、「買わなかったことを後悔する」「私も欲しかった」という気持ちが生まれている。

「ここに価値を乗せて上手く取りに行くのが大事なんだよな」と、西野さんの話を聞きながら凄く腑に落ちました。

「自分はどこをアンカーにするのか?」
「どのアンカーを取りに行くのか?」

しっかりと考えて仕掛けていきたいと思います。


とにかく、サービス提供者さんには目から鱗の情報盛り沢山で、本当にオススメの講座です。

是非見てみてください!!

では、また!!

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