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古民家DIY スランプを経て次は居間!

もう雪がちらついている山形です。
ほんとに短い秋の訪れでしたが、わたくしその間ばっちりスランプに陥っていました。
スランプというとスポーツ選手か受験生みたいなんですが、大人のスランプは自分だけとの戦いとは限らない。私の場合は、家庭のやむを得ない事情により自分の時間を捻出できなくなりまして、やりたいことあるのに専念できない焦りのあまり、私そもそもなんのために古民家DIYをしているんだろう?私、何やりたかったんだっけ?と、完全にマイウェイを見失っていた状態でした。

寒くなってくるのと同時に子どもの調子もいまひとつになってきて、2学期からはある意味安定して午後のみ通っていた学校も休みがちになってきました。すると家にいる時間が長くなるので私も家にいる、という具合です。

私も親だし、子どもの不登校は結果を焦らず見守ろうと思ってはいるのですが、そもそも私、あまり家にいないタイプの人間ですので、おうち時間が続くと滅入ってくる。おうち時間、コロナで充分満喫したからステイホームの3年分取り戻すほどお外で過ごしたい。書を捨て町へ出よう!

しかし、まだ働いていたコロナ禍当時以上にステイホームしている今、いつ登校するかわからない娘に合わせてほとんどの時間を待機して過ごしています。ため息をつきながらふと外を見れば冬将軍がジリジリ近づいて来るのか空も荒れ模様、風もうなりを上げて吹いているしで、やばい、何も進まないまま冬が来る…。
古民家のあたりはとんでもなく雪が降るため、冬の間DIY作業を進めるどころではなく、ひたすら除雪オンリーとなります。
昨年の様子。

どうですかこの量。
子どもと柴犬だけは大喜びなのです。

とまあこんなふうに、きたる雪との戦いを思いすっかり意気消沈していたわけですが、
そんな中、久しぶりにお友達と会っておしゃべりしたらあっさりと元気になりました。

とある秋の、めったにないお天気☀️のなか、古民家カフェ「蔟まぶし」さんのランチをいただき、語り合いました。

語らううちに、そうだった、私これがやりたくて頑張ってたんだ、と「やりたいこと」も「夢」も思い出して、エネルギーがぶわっと溢れてきたのです。
私に足りないのは「時間」の中でも「友達と語らう時間」だったのでした。
肩を痛めて習いごとのフラも中断している現在、話し相手と言えば、親身に娘の面倒を見てくださっている教頭先生だけだったことに気付きました。もしくはせいぜい遊びに来た娘の友達か?
話し相手がいない…単調な生活に、身も心も縮こまっていたようです。
気持ちを伝えるのはとても大事。発信が途絶えると人生回るものも回らなくなりますね。
私は子どもの時から1人で過ごせるタイプで、友達と会うのは2ヶ月に一回ぐらいで充分、などと言っていたこともあったのですがこのたび撤回します。それは仕事仲間と楽しく過ごしていた時間が担保されていたからこその孤独の楽しさだったんですね。こんなわからんちんの私と仲良くしてくれた方々に感謝を捧げたいです。

元気が出たので、少し空いた時間に家族と一緒に古民家へ行って、以前に漆喰を塗った壁を見てみたら、我ながらすごく美しく仕上がっており、素人とは思えない出来ではありませんか。
窓の雪囲いをして室内がますます暗いせいで粗が見えないからではありますが、わぁー、私(家族)がんばってたんだなぁーと感動。その勢いで、念願の居間の壁にも漆喰塗っちゃうぞ、という気持ちになりました。本格的な雪シーズンが間近ですので、その前になんとか塗って、思い残すことなく年を越したいです。
がんばれますように!

まずは壁を拭いてきました。

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