本を作るときに、考えていること

編集さんから、レイアウトについて連絡がきました。
原稿は250ページを超えるんだけれど、かなりの枚数を減らさなければならないとのこと。

余白を削ったり、文字サイズを変えたりする前に、改行を減らすことができるので、その作業に没頭していた。
単純に改行を減らすのなら簡単だが、減らしたことによって、文章から受け取るニュアンスが変わってしまうのはイヤなので、多少の訂正を加える必要があった。

全体のバランスを取りながら、かなりの改行を減らしたのだが、まだまだ編集さんの指定枚数より多い……
再度レイアウトをしてもらい、読みやすさを確認する。
本になるにあたって、昔から読みやすさが大事だと思っている。
読みやすくないと、内容云々より読んで貰えないw
もちろん、文章も内容が伝わることが大事だが、読み手の想像力を刺激しないと、文である意味も無いからねぇ…

文章もレイアウトも、読みやすさを考えていないと、内容が伝わらないし、読み手が自由に想像できないと思う。

自分の物語だから、自分の書きたいように書くのも大事だが、読み手に楽しんで貰えるように書くことを、最も大事にしている。

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