ブログは花壇、出版は花束。本を贈りあう世界になればいいな【出版日誌⑦(最終回)】

ここでは、僕の初めての著書『ココロクエスト式「引っ込み思案さん」の教科書』への想いを書き残します。

過去の出版日誌はこちらからぞうぞ

ブログは自分の花壇みたいなものです。咲かせたい花をイメージしながらそこに好きな種を蒔きます。蒔いていればいずれ芽が出て花が咲きます。

まるで記事を書く行為が、ひとつ、またひとつと種を蒔くようです。

花壇も土だけであれば人から注目されません。芽が出ると気づいて

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組織のパフォーマンスを高めるためにーお互いの悩みを開示し、チームで解決策を考える「当事者研究」をやってみました

こんにちは、インクワイアの岡本です。

チームのパフォーマンス向上は、組織において重要な課題のひとつであり、これまで様々な研究が行われてきました。

Googleが行った組織研究である「プロジェクト・アリストテレス」では、心理的安全性がチームのパフォーマンスを高める成功因子であることが発見されました。

心理的安全性とは、 間違いを認める、悩みを吐露するなどの一見ネガティブに捉えられる行動をとって

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ネットで世界中から学べるありがたさ

フリーランスになって、新しくWEBのディレクションなどを勉強するようになった。ライターだけで仕事を続けていくのではなく、自分が関われる領域を広げたいと思ったからだ。これまで紙面に記事を書くことは多かったけれど、ウェブに関してはきちんと勉強したことがない。

どうやって勉強をして、仕事にいかそうか。本屋に何度か通ったり、講座の受講を検討したりした。そのうち「ウェブのことはウェブで勉強してみよう!」と

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湿気と家と身体と

湿気は家の大敵だ。

木材を腐敗させる原因となる。

飽和水蒸気量の異なる
空気がぶつかり合うことで
壁面に水分が露わになる。

冷えたコップが
結露するのと同じだ。

冬場、窓に結露するのは
多くの人が体験するだろう。

が、夏場は壁の向こう側が結露する。
これは確認することができない。

ゆえに恐ろしい。
知らぬ間に家が傷んでゆく。

カビも生える。
身体にもよくない。

解決方法はいたってシ

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「インタビュー記事」の作り方

誰かに何かを教える立場には、決してなるまいと思ってました。

でもこのところ、ネットメディアの乱立によって、ちゃんとした環境で教育されたり鍛えられたりしていない人間が、ライターや編集者(そして編集長!)を堂々と名乗るケースがかなり目につくようになってきたのです。

また、そうした人たちの知識や経験の不足につけこんで、彼らを支援すると称するコミュニティが、大した有益なこともせずカネを集めていることも

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Twitterで「編集・ライターを目指す若者に読んでほしい本」を募ったら、めっちゃいい本が集まった

最近、Twitter面白いですね。いま「#編集・ライターに訊く」ってハッシュタグで、現役の編集者・ライターにいろんな質問をさせてもらってます。

結構、バラエティに富んだ答えが集まりまして。超敏腕編集者であるノオト宮脇さんや、BuzzFeed Japan創刊編集長の古田さんなど、多くの著名な編集者からも答えていただきました。

ただ、Twitterだと流れちゃうのでもったいないなーと思ってまとめま

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本屋は「読者」と「本」が出会える奇跡の場所【出版日誌⑥】

ここでは、僕の初めての著書『ココロクエスト式「引っ込み思案さん」の教科書』への想いを書き残します。

過去の出版日誌はこちからどうぞ。
①そもそも本の出版の話ってどこから来るの?
②心が弱ったときでも抵抗なく読める本
③文章だけでなくイラストも描かせていただいた
④それぞれの本には「世界観」がある
⑤書籍は一人で作るものではない

自費出版や電子書籍だけの本だと本屋に並ぶことは、ほとんどありません

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「完璧」な結末の先へ。賛否両論の『トイ・ストーリー4』を、僕は全力で支持する。

【『トイ・ストーリー4』/ジョッシュ・クーリー監督】

「おもちゃ」の擬人化。

量産型の無機物に、「命」を吹き込む。

それは、今から24年前、ピクサー・アニメーション・スタジオが起こした奇跡であった。

しかし、そんな『トイ・ストーリー』シリーズには、いつかは真正面から向き合わなければならない一つのテーマがあった。

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(以下、『トイ・ストーリー4』の重

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取材の失敗を挽回する編集術。この3つを頑張ればなんとかなる

いきなりの告白ですが、僕は取材が終わったあとに「めちゃくちゃおもしろい話が聞けた! これはバズる!」と確信できた経験がほとんどありません(もしかしたら、これまで一度もないかも?)。

それでもそこから「編集」を経て完成した記事は、ありがたいことに多くの方から好評をいただいています。

では、取材をしてから記事が完成するまでの間にどんなことをしているのか。どうすれば手応えのない取材記事を“強く”仕上

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