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自分探しを終わらせてくれた前世療法4

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承前

セラピスト(以下太字)「だから自分の実験室だった工房から離れないのかしら?」

うん、そうかもしれない。なんか多分、医療とか人の命とか、世界の法則とかそういうことが好きな人なんですよ。エリンは。そういうことを追求したいんだけど、まぁ今ならそれは科学で追求しても、白い目を向けられる事は無いけれど、この時代は宗教の時代だし、そんなことをすれば、即刻魔女狩りにあう。男でも、異端の烙印を押される。科学がタブーだったので。ましてや、彼女は女性なので。いの1番に魔女狩りの対象にされた。でも、そのことにすごく腹を立てているし、自分が間違っていると、エリンは全く思っていない。

「時代はいつぐらいかわかりますか?」

どのぐらいなんだろう、これ。なんか15,16世紀ぐらいかなぁ。もう少し最近なのかしら。まぁでも、15、6世紀位の感じかな。

「他にこの人生で確認したい事はありますか?」

うーん…なんか、この時代じゃないんだと思うんですけど、しかもこの辺の地域でもないんだと思うんですけど、エリンが錬金術に関する心の師匠みたいに思っている人がいて、その人に会いたいです。でもそれがいつの時代の誰なのかわからない。

「どんな姿してる人かわかりますか?」

どっか中東のほうの人に思えます。男性。案外若いなぁ。案外、若くて結構身分の高い人のように見えます。

「服装はわかりますか?」

結構上等なものを着てるんですよね。ボルドー色のビロード?上質な、柄が織り込まれている良い生地を使った服を着ているなぁ。これは、。あと複雑な形の帽子をかぶっている。同じボルドーの上質な布を使った。すごく変わった複雑な形の帽子。

この人はエリンと違って、そういうことをしても立場が危うくならない人。時代が違うからか、国が違うからか、それはわからないけれど、学問的な追求をしても、誰も目くじら立てないし、責められることもない。純粋に自分のやりたい実験だったり、書物を集めたりそういうことをすごくやって楽しんでやっている人みたい。まだすごく若い人なんだけど。

「お名前はわかりますか?」

名前…あぁ…ボーラ…かなぁ。

「エリンはボーラと今、会いますよ。Aさんは今エリンさんの中に入っていますか?」

もうエリンからは出ていて、ボーラのそばをウロウロと飛んでいる感じ。

「じゃぁボーラに聞いてみましょうか。今のAさんの人生について何かアドバイスやメッセージがあればお願いしたいと。趣味とかやることに対して楽しめない自分がいると言うことに対して何かメッセージをくださいと言ってみてください。そしてメッセージがあったら教えてください。」

うーんと…なんかちょっとよくわからないんですけど、ボーラは「楽しいかどうかはあんまり問題ではない」って言ってます。自分は自分がやっていることが楽しいかどうかなんて考えたこともないと言っている。端から見ていると絶対こいつ楽しんでるだろうと思うんですけど、目がキラキラしてるし、ニコニコしながら本を読みふけっていたりとか実験しているので。でも本人は、楽しいかどうかなんて気にしたことがないって言っています。多分そんなことも気にならないぐらい没頭してるんでしょうね。自分は楽しいかどうかなんて気にしたことないって。だからあんまり気にしなくていいんじゃないって言われました。そんなこと気にしてる暇があったら、本の一冊でも読んだほうがよくない?って言われちゃいました。…すごい没頭ぶりですね。

続く


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