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キモ: 2Cycle:延期

8月16日 月曜日

今日は予定通り行けば
キモセラピー2サイクル目の
抗がん剤を投与する日でした


結論から言うと



中止


キモを行う前に採血した血液検査で
白血球が少なかったため



この日はそれ以外にも
数々のアポをこなしたので
時系列で説明します



8:30AM:採血
毎回抗がん剤を入れる前には
必ず採血を行います
白血球や血小板の数値を確認する為

なんと
PICC lineから採血するナース

要は抗がん剤を入れる場所から
血を抜くという裏技

これは特別な資格のある
ナースしかできないそうです
通常採血はLABで
別の静脈の管から注射針を刺して
採血しますが
今日はラボが他の患者の予約で
埋まっているため
病院内の個室で採血

今まさに採血中

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そんなこともできるなんて
ピックラインすごいな


そんなこんなで
採血 無事終了

次の予約先へ移動


とは言えKaiserは
総合病院なので敷地が広い


採血しに来た場所は
Building5 220 


次の予約先は


徒歩でビルを三つ跨ぐほどの距離にある
Building 3A


だるいな〜と思っていたら
病院を迂回している無料のトリム
偶然Building5前に停車


飛び乗る

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ブーン


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ありがとう おばちゃん



9:55AM: オンコロジストと面会

私のメディカル・オンコロジスト
Helen Kang M.D.と言います
チャイニーズ系アメリカ人の
スリムで若い女性
アジア人特有の英語のアクセントが
わたしには聞き取りやすく
歳も近いので好感が持てます

〜ウィキペディアより抜粋〜
欧米では腫瘍学を専門にしている医師を"oncologist"と呼ぶ。外科手術を行う腫瘍医をsurgical oncologist、放射線治療を行うものをradiation oncologist、抗癌剤による化学療法を専門とするものをmedical oncologist、心理社会学的療法を用い患者をサポートするものはpsychosocial oncologistと呼ぶ。一方、日本においては、腫瘍学という診療科が存在するのは数少なく、外科医が抗癌剤による化学療法も行っているのが現状である


乳がんの手術跡のチェックアップ・近況報告・気になっている事などを
なんでも聞けるとても貴重な時間

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もちろん聞きましたよ

便秘(Colace効かない+うさぎ問題)

さすがは医者
速攻その場でサラサラと
何かをメモして手渡してくれた
その辺りのことはまた別でまとめます

Dr Kangが先程の
血液検査の結果が出るのに
1時間ほどかかるので
少し待ってもらえるかと言うので
そのまま個室で待機


ほどなくして彼女が戻ってきた



白血球の数値が低いから
今日はキモセラピーはできません
キモは1週間後の月曜日に延期します
それまで今日から5日間
自宅で白血球のboosterショットを
続けて下さい
あとで打ち方はナースに聞いてくださいね



え?


昨日あんなに楽しく野球観戦したのに
白血球低かったんだ


う〜〜〜ん
変なの



なにわともあれ面会終了


11:00AM: PICC line Dressing
隣接したキモセラピールームへ

内出血ほぼ完治 

綺麗な二の腕に戻ってきました

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今日の担当ナースは筋肉隆々くん

私の腕が枝のようなので
こんなに大きな上腕筋を見慣れず
つい凝視


私:すごいね〜!!! 
   腕太〜い
   鍛えてるの? 

 
ナース:うん 鍛えてるよ


私:うちで?


ナース:そう!


私:へえ!!


うふふ
とっても自慢げ
きっとナースの間では
人気なんだろうな〜


11:30AM : 白血球ブースターショットのレクチャー

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刺す場所は太ももかお腹
皮膚をこうしてちょっと摘んで
針を立ててグッと刺してください
レバーをカチッと音がするまで
下まで押し切ってくださいね
すると薬が体内に入ったと同時に
針が元に戻ります



今日の予定はこれでおしまい
後ほどこのブースターについてまとめます





夢はエッセイ本を出すこと。サポートして頂きましたらエッセイの創作費に充てさせて頂きます。ご協力よろしくお願いします!