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小賢しさと可愛げは両立できる?

社会人になりたての頃は、分からないことだらけで、先輩や上司からのアドバイスがないと仕事をこなせなかった。

早く先輩や上司のように知識や経験を身に着け、一人で仕事をこなせるようになりたい…!

とにかく必死で、向上心に満ち溢れていた当時の私。

人から教えてもらうことは素直に受け入れていたし、謙虚にどんなことからも学ぼうと心がけていました。


「知識さえあれば、考える材料になる。しっかり勉強して知識を身につけなさい」

当時、ベテラン社員の先輩から頂戴した叱咤激励の言葉が今も胸に残ります。


社会人として10年近く働く中で知識と経験が身につき、一通りの仕事をこなせるようにはなりました。

でも、あの時のようなハングリー精神はすっかりなくなってしまった。

自分の判断で業務をコントロールしたり、指示を出したり、提案をしたりすることが出来るようになって、なんでも一人でできてしまうかのような過剰な自信が身についてしまったような気がします。


その変な自信が、かえって自分を傲慢にさせ、思考停止に追いやっているような時があります。


当時の先輩が知識や経験の重要性を説いたのは、あくまで「考える材料を増やすため」だったはずなのですが。

大体、知識や経験を身に着けてそれだけで満足している人間ってつまらないなぁって思います。

第一、可愛げがない。


私がなりたいのは、可愛げのある大人だ。

もう一度、謙虚に学びなおそう。


ただの独り言のようなnoteになってしまいましたが、

ここまで読んでいただきありがとうございました。



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