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ごちそうイベントひと段落、活性炭で腸内デトックス


Momoちゃん、

寒中お見舞い申し上げます。
家族でのんびり過ごしすぎて、年末年始あっというまに時間がたってしまいました!

クリスマス、大晦日、お正月、七草、成人式。わたしに関係あるものもないものも、年始年末のイベントがひと段落するいまの時期。

夜遅くにいただくごちそうや頂きもののおいしいスイーツ続きで、お腹の調子をくずしてしまうのも毎年恒例。

自然療法士としては、リッチな食事をたべすぎて体の調子をくずすのは、あまりほめられたものではないけれど、ふだんの食事はバランスよく質素に、季節や家族のイベントごとはおもいきり楽しんでおいしいものをいただきます。

少しくらい体に悪いものをたべても、びくともしないように、ふだんから消化器官をきたえてケアすることが、自然療法の理想とする道なのではあるけれど、

おつきあいで消化に悪そうなものを食べてしまった時、お腹を下してしまった時、たべすぎで消化不良をおこしたときなどに私がたよりにしているのが、こちらの活性炭(charbon végétal actif)。

フランスでは、パウダー状のものをはじめ、タブレット、カプセル錠のものがありますが、どれもココナッツの殻を原材料にしたものが多いようです。今回私は日本に帰ってくる際に、持ち運びに便利で、水なしでもOKのタブレット錠のものをひとはこ持ってきました。

活性炭は、ミクロの穴がたくさんあいているので、腸の中で体に不必要な毒素となるようなガスや物質を吸収し、腸壁をまもるためのバリアをつくり、体外へ排出してくれます。

一般的に広く使われるパウダー状のものは、症状にもよりますが、少ない量からはじめて、一日小さじ1~2杯ていどを使用します。

自然療法学校の同級生で、お孫さんのいる人がいるのですが、赤ちゃんがミルクを飲んでもすぐ吐いてしまうとお母さん(娘さん)から相談を受け、ほんのちょっぴり活性炭を飲ませたら、嘔吐がぴたりとなくなったのだそう。

ナチュラルな活性炭は昔から、子どもやあかちゃんの食あたりや、消化不良の下痢などにも使用される安全なものですが、小さなお子さんに使用するときは、事前に薬剤師さんやお医者さんに相談を。

また、お腹を下しているときには効果を発揮しますが、便秘の人はさらにひどくなることがあるので、ごく少量を試してからにするなど、気をつけて使用してくださいね。

薬を飲んでいる人、避妊用ピルなどを飲んでいる人も、薬の効能をさまたげるので、活性炭の使用はひかえるか、薬やピルを服用してから最低でも2時間以上あけてから活性炭を飲むようにしてください。

深刻な病気の症状があって薬を常用しているひとは、自己判断で活性炭は飲まず、かならずお薬を処方してくれているお医者さんに相談するようお願いいたします。

緊急事態宣言が各地で出され、しばらくはおうち時間が長くなりそうですが、健康の基本は、1にも2にも元気なお腹から。
活性炭の上手な取り入れ方を覚えて、腸内デトックスしてみてください。

それではMomoちゃん、今日はこのへんで。

アディオース



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