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チャンネル登録1000人まで1年もかかったワケと、もっと早く到達するためにできたことをひとり反省会する

おかげさまで、約1年ほどかけて育て上げネットのYoutubeチャンネルの登録者が1000人に到達しました。
直近はいろいろとあり、ドドッと登録していただいたこともあって、体感はまだ800人くらいの感覚でいます。早いところ有益なことをアウトプットしないといかんと思い書いています。

なぜ1,000人まで1年もかかったのか

育て上げネットは拙いながらもSNSやら広報活動は行ってきていて、WEBサイトは月次で万単位のPVがあるし、Twitter、Facebookのフォロワーも数千人いるわけです。代表の工藤のTwitterのフォロワーも9000人超いるのに、なーんで1年もかかっちゃったのかって話があります。

ほぼ同時期にYoutuberとしてゲーム実況をゼロから始めた友人がすでに2,500人の登録者を抱えていることを考えると、明らかにハンデあったのに負けてるんです。彼は趣味の延長、こっちは明確な仕事。悔しいです。

個人的にはこれについて3つ反省点を持っています。

ひとつは、Youtubeで挑戦してきたことは、これまであまりやってきていなかった被支援者向けのコンテンツだということ。

根本的な戦略として、これまで育て上げネットのSNSは被支援者への情報提供にあまり力をいれてこなかったので、連動させにくかった側面があります。

うちのチャンネルのリストを見てもらえればわかりますが、基本、支援のことばかり配信してるんですよね。

既存のコミュニティに投稿してもそれがターゲットと噛み合わないので、登録には至らない。強いていえばコロナ禍でリモートでの支援が求められた支援者は登録してくだっていた印象はありますが、それだけで伸びるとは思いませんでした。

Youtubeに関する知識ゼロ、掲載内容は被支援者向け。ほぼWEB上に素地のないとこから始めたので、これは仕方ないなと思っています。

シンプルに登録者を増やすなら、もっと支援者向けコンテンツとか、NPOの法人経営に関することとかガンガンやったほうがたぶん早かったと思います。
こういうコンテンツは、ちょっとだけやってみて、可能性も感じています。でも育て上げネットって支援団体なので、ここがメインになる選択肢はないし、今後もたぶんないです。

NPO界隈のひとがYoutuber目指すならNPOの運営・経営の情報ってめっちゃ狙い目だと思います。絶対ある程度まではいけると思います。まじでアウトプットされてないです。いまはまだ、ある方が一人勝ちしてる状態です。

もうひとつは、コンテンツのベクトルがあまりに多方面に向いていたこと。

育て上げネットは支援のデパート状態で、年齢でいえば9歳から49歳まで支援対象で、そこに親も含めたらほぼ全年齢カバーしている状態です。リモート化したので地域性も関係なくなりました。アメリカからの相談もあります。

そんなわけで、コンテンツのバラエティが広くなりすぎました。闇鍋ですもはや。

もっとサクッと伸ばすなら、年齢とか状況を明確にして、例えば「ひきこもりの子を持つ保護者向け」とか、「雇われないで働くを目指す若者向け」とかターゲットを先鋭化したらもっと手っ取り早かったと思います。

早期の段階で気付いたんですけど、なあなあにしてきてしまいました。
だって、こうやっていろんなものがぐちゃぐちゃになっているのが育て上げネットだもの…と思っちゃったんですよね。
ブランディングですよ、ブランディング(虚栄)

最後のひとつは、コンテンツの提供が安定しなかったこと。

去年の春頃はコロナで大騒ぎしてて、支援者からなにからスケジュールが全部キャンセルしたりしてたので、動画編集の余裕とかも割とありました。
新しいスキル習得をしている感じもあって個人としても苦にならなかったので、それはよかったんですけど...

いかんせん夏ごろになるとちょっとコロナも落ち着いたり、リモート環境が整備されてきて、支援体制整えるほうが優先されてきました。

11月くらいに撮影した動画を近々アップするくらいには編集できていないんです。それでも登録者が増え続けたのは、一部のコンテンツがそれなりに伸びてくれたからで、それがなかったらこの段階で1,000人には絶対に届いていないです。

夏ごろにはいくらか、伸ばせるコンテンツがもうわかっていたので、本来ならそこに注力すべきだったし、たぶんできたけど「忙しい」ってことにして甘えたなぁと思います。

※これたぶん致命的に良くないことで、たぶん登録者のうちの1/3くらいは登録してるけど視聴にはつながらないゾンビ状態になっちゃってるかもなぁーと思っています。

それでも1,000に届いてよかった話

そもそも、なんでチャンネル登録1,000人が大事なのか。
それは、これが収益化できるかどうかの境界だからです。

Youtubeは既にだいぶレッドオーシャン状態ではあるのですが、その分ルールも明確です。
いわゆる広告収入を得るためには、登録者1,000人、年間視聴時間4,000時間をクリアする必要があります。

一説によれば、全チャンネルの15%程度しか、この基準に達することができていないそうです。しかし、ここまでがチュートリアル、ここからがスタートなのです。

育て上げネットで関わる子ども・若者のなかには配信者になりたいって方もいらっしゃいます。

そうした方々が本気で目指すなら、私たちは当然、支える方法を考えるわけですが、しかし、どうやって支えたらいいんだ?と壁にぶち当たるわけです。
寄り添いはできるかもしれないけど、技術的なことは何もいえないのかと。

スタッフにブロガーやフリーランスの経歴を持った方はいましたが、Youtuberだけは出会ったことがなかったんです。

これからは法人自体がそれを果たすことができるようになりました。
説得力が違いますよ。だって実体験だもの。

今後、収益が発生しながら動画を展開できるようになること以上に、この道を選ぼうとする方に有益な情報が届けられるのが大きいです。若者を支える団体のなかでも、この状況にある団体は決して多くないはずです。

続きは動画で。

せっかくなので、チャンネル登録1,000人を目指す方に向けたコンテンツを作っていこうかなと思いました。子ども・若者にどれくらい需要があるかわからないですが、チャレンジするきっかけになるといいなぁと思いつつ。

しかし、これいつになるやら…ゴールデンウィークあたりの宿題で進められたらいいかな…

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