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琉球大学医学部学士編入 1次試験対策と2022年度過去問付き(最終合格者)

琉球大学1次試験
今回は私が2022年に琉球大学の編入試験を受験し、無事合格したときの第1次試験の内容を記事にしましたので、受験を考えている方はぜひ参考にしてください。

合格者としてのアドバイスやこのように問題への解答を進めた、対策を行ったなど、詳しく記事にしました。

1次試験に合格された方は、2次試験対策の内容についても記事にしたので、ぜひご覧ください。

・志望理由書について
・試験の時期
・2023年度の変更点
・出題形式(当日の試験の様子)
・受験者について
・対策方法(1次試験について)
・アクセス方法
・2022年度試験内容(英語は著作権の関係で出典元を記載)
・最後に

という構成で書いています。

志望理由書について


試験の話をする前に、出願書類に必要となる志望理由書についてまとめておきます。琉球大学の志望理由書は「自己を語る」というテーマで、2000字のものを求められます。形式は自由なのですが、テーマが漠然としていて、なかなか書きにくいです。毎年同様のテーマなので、琉球大学の受験を考えられている方は十分余裕をもって作成しておくことをおすすめします。
私の場合は、初めに経歴と志望理由のまとめ的な導入、次に志望理由の詳細、医師として役立つ自信の強みとその根拠となる事例を書き、最後に自分がどのような医師になりたいかという将来像を書きました。

試験の時期


琉球大学は他大学よりも早く、5月中旬ごろに行われており、2022年度も5月12日(木)に実施されました。しかし、2023年度は実施時期が9月以降と発表されておりますのでご注意ください。
試験時期の変更については、辞退者が続出したからとも言われていますが、本当のところはわかりません。辞退者が続出し、合格者数が20人となった年もあるようですが、たいていは1、2名の辞退者数となっているようです。

2023年度の変更点


2023年度に実施予定の学士編入試験について、既に大学から変更点が発表されています。

実施時期:5〜6月 → 9〜11月
出願資格:(新規)TOEFL iBT61点以上またはTOEIC L&R600点以上または英検準1級
一次試験:小論文I・II、自然科学総合I・II → 生命科学総合試験I・II
一次合格者:募集人員の約5倍 → 募集人員の約3倍
二次試験:個人面接 → 小論文、個人面接

出願資格を設けたことで英語の試験がなくなったり、一次合格者を減らすことで面接を1回にしたり、自然科学総合を生命科学総合とすることで物理、化学、確率・統計が出題されなかったり、などが考えられます。また、9〜11月に試験を実施することで他大学と試験日が被ったり、移動が困難になったり(特に台風)、ということが考えられます。ご注意ください。

受験者について

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