マジで不名誉なんですけど、弁解の場所が欲しい



※下ネタ



大学生の頃のある日、

わたしは友人Yのサークルの部室で猥談に励んでいた。


友人Yのサークルは人数がそこまで多くなく、

部室にコタツなどもあったのでとっても快適だったのだ。


あまりにも入り浸っていたので、

そこのサークルの後輩などにはもう普通にサークルの先輩として認識されていた。



その日は友人Yがわざわざ買ってきたバナナを相手に、

わたしの必殺技を教えているところだった。

(ここに必殺技の詳細を書いていたのですが、あまりにも生々しかったのでやっぱり書くのをやめました。直接聞いてね☆)


その話の途中から部室に入ってきた男が居た…んだけどあーもうマジで名前を忘れた!!!

顔の特徴も忘れた!!!!

どうでもいいのでD君とする。



D君とは顔見知りで、友人Yに誘われたカラオケに一緒に参加していたりもした。

そこでアニソンを歌いまくっていたら、ものすごく喜んでくれた人だった。

その時すでに連絡先も聞かれていた。



D君は、

『僕は授業と授業の間に暇つぶしに部室に来た男です』というような顔を繕っていたが、

途中から明らかに耳がこちらに向いているのがわかった。

ベタに持っていた雑誌のページが進んでいなかったからね!(名探偵)


まあ嫌がっていないだろうしとそのまま猥談を続けていたのだが、

本当に嫌がっていないことがその後すぐに判明するのである。



授業に行ったはずのD君から不自然に、

 『今度飲みに行こう〜』

という誘いのメッセージが来たからである。



絶対猥談聞いてて興味持ってんじゃん!!!!!!


 直訳:やりたいです


じゃん!!!!!!


わっかりやす…。



その頃のわたしはやれる人とは全員やったろうじゃん精神(リンク)で生きていたため、とりあえずそのバレバレの誘いに乗っかることにした。




D君はバカなのか、取り繕うことを知らないのか、

それでいて素直に言うことはせずに、

 「お店の予約取れなかったから俺んちで飲もう〜」

と図々しくも言ってきた。

 

 平日やぞ!?!?!?!?!?

 店取れんことあるかい!!!!!!


なんかもっとマシな言い訳は無かったんだろうか??????



もうこれ、

 「俺ん家で飲んだ後やろうぜ」

って素直に言われた方が早くない?

まあそう言われてて乗ったか?っていったら乗らなかったとは思うけども…。(複雑な乙女心)



というわけで、心のうちバレバレのD君の家で宅飲みが始まったのである。



当時まだヲタク系趣味は今ほど市民権を得ていなかったため、

主にそういう話題で盛り上がった。


カラオケで堂々とアニソンを歌うのって、まだちょっと人を選んでいた時代だったのだ。

(それ故に興味を持たれたという面もあったと思う)



いい感じに酒が進んでいたのだが、

まだまだお酒があるのにも関わらず、D君は

 「ちょっとコンビニでお酒買ってくるね!」

と言って外出した。



わたしは、


絶対同衾に使用する物品を買いに行ったな…


と思った。


わたしが来ることがわかってるんだから、

その気で誘ったんだろうから、

用意しておけよ!!!!!!!!



なんか、『こいつイケるな』と思ってから買いに行かれたようで、

正直不愉快な気持ちになった。



わたしは思った。

D君はきっと仕事があんまり出来ないタイプだな、と。

段取り悪いだろ!!!!と。



まあいいや、とD君不在でガバガバ飲むわたし。



しばらくしてD君が帰ってきて、

案の定買ったものをわたしに見られないようにちょっとゴソゴソしていた。


いやあの…何を買ってきているか、もうわかっているんですけども…。


そしてお酒をグッと飲み干し、わたしに迫ってきたのだった。







あの…



えーっと…




痛ぇ!!!!!!!!!!!!




そう、D君はガシマン野郎だったのだ。



そして爪が伸びていた。



地獄!!!!!!!!!!!!!!!!

(って書くといつも粗品さんの顔が浮かぶ)




めちゃくちゃかゆいじんましん出たときだってそんなに掻きむしらないぜ!?!?!?

って感じのガシガシ感よ!!!!!



いっっっっっっったい!!!!!!!!!!!!



ほんといっっっっっっっったい!!!!!!!!!!!




爪切ってこいや!!!!!!!!!!!





わたしはあまりの痛さに、思わず


「いっ…」


と声が出てしまった。



そして、D君を少し突き放してしまった。




するとD君は言った。


 「まだイッてないやろ」


と。




イケるかあああああああああああああああああああ


イくまで続けるつもりかああああああああああああ


もうおいでやす小田のテンションで突っ込みたかった。



痛い。


痛いだけ!!!


AV見過ぎんなマジで!!!!!


いてぇから!!!!!



お前の鼻とア〇ルの粘膜に同じことしてやろうか????



D君の歴代元カノ全員に同情した。

そしてちょっと恨んだ。


誰か「ガシマン、ダメ絶対」って言っておけよ…。

あと「爪切れ」も言って欲しかった。


ちゃんと教育しておけよ!!!!!

社会(?)に出た時困るでしょ!!!!!



D君とわたしの間にはなんだか気まずい雰囲気が流れていた。


再開する感じでも無かったので、

酔いも一気に冷めたし、

服を着て帰宅することにした。


D君はそれを止めもしなかった。




数日後、友人Yがなんだかソワソワして話を聞きに来た。


「D君とやったんだって?」

と。

本人に聞いたらしい。



えーーーーーー


そういうのは黙っておくもんじゃないの???

なんなの???

ガシマンの癖に口も軽いの?????

もう最悪じゃない??????

ていうかめちゃくちゃ速攻言ってんな…。



先に暴露されていることもあるし、

ムカついたのでわたしも友人Yに洗いざらい話すことにした。


「実はD君めちゃくちゃガシマンでさぁ。痛すぎて途中でやめて帰ったからやってはないよ。あとから見たら血ぃ出てたし」



「えっ…?」


友人Yは予想外の話を聞いた顔をしていたので、こちらも驚いた。



「え?なに?」






「なんか……D君に聞いたのは…




イく演技されたけど明らかにイってなかったから萎えてやめたって」





はああああああああああああああああああああああ!?!?!?!?!?





お前のガシマンでどこにイく要素があったんじゃい!!!!!!!!




ぶっ〇すぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!




わたしが「痛い」と言ったのを「イく」と言ったと勘違いしているようだった。



な訳ねーだろ!!!!!!!!!

見ればわかんだろ!!!!!!!!!


あのまま続けられてても絶対にイかなかったわ!!!!!!!!



マジで〇意しか湧かない。



ムカつくうううううううううううううううううううううううう



演技なら!!!!!!!!!!

もっとうまいわ!!!!!!!!!!!!



演技する余地もないほど!!!!!!!!!!!

痛いことしてんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!



演技する価値もないガシマン野郎の癖にいいいいいいいいいいいい!!!!



ガシマン野郎なだけでも死罪に値するのに、

マジで不名誉な勘違いは本当にやめて欲しい。


ヤリマンにもプライドがあるんですけど。




血管が切れそうなほどムカついて仕方がなかったが、

友人Yに免じて許し…てはない。

まだ許してない。

絶対に許さない。



もう名前も忘れたけど、

一生許さないぞ、という気持ちで生きている。




※もうあれから随分と時間が経ちましたが、未だにD君のケツの穴にガッシガッシとタワシを入れたい気持ちでいっぱいです

本を買って読んで語彙を増やしたり、楽しいことをしようと思っています!それでまたネタを増やして記事を書きますね!!!