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波乱のスタート

杉本彩さんがこんなことを仰っていました。
「自らは何もせず、愛護団体に連絡をして命を救った気になっている。可哀想と思うなら責任と覚悟を持て」と。

子猫が迷い込んできた時、飼う気などさらさらなかった私はそれこそ同じ行動に出たんですよね。TNRの費用は負担したよ、だからそれ以上のことは誰かがしてくれないかなって。
保護してくれる団体も見つからず、迫る嵐を目前にみすみす放置も出来ず、子猫はうちのコになりました。
夫は猫好き。子どもの頃は飼っていたこともあり、飼う決断を下したのも夫なんだから、まぁどうにかなるだろうと。

甘かったよ!

シーズーを飼っていた時お世話になった病院へ行き、飼うことになった経緯を説明し、心構えを教わりに。その間に夫はホームセンターに必要な物を買いに。ひとまず揃った段階でいよいよ子猫を室内に迎え入れました。

数日は鳴き喚くかと思う。でもそれで外に放したら意味がない。睡眠不足を覚悟し、心を鬼にして絶対外に出してはならぬ!と言い渡され夫にも報告し協力を仰ぎました。
「わかった」

どんどん雨は強くなり、雷まで。案の定鳴き喚く子猫。でも我慢。

夜中3時半のことでした。夫が私の部屋をノックし

「あんまりやかましいから出した」

夜の夜中に大喧嘩勃発。

私の話聞いてた?!(怒)

やっと外に出られた嬉しさで走り回ってる子猫を捕まえるため、傘もささずに追い掛け回すこと30分。やっと捕まえた。

夫はもう寝てました。

そしてこの日からワンオペ飼育が始まったのです。

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