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コラムのようなもの

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主に人間関係や心の動きについて考察しています
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記事一覧

ラスベガスで見た車椅子

 六年ほど前、アメリカのラスベガスへ旅行した。そこではスーッと滑らかに自転車ほどの速度で…

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登場人物が全員死なない限り続きが気になる

 私は完結にあまりこだわっていません。周りから評価されたい気持ちはあるので完結するように…

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「辞める挨拶」を自分の過去から探した

 ひとの「辞める挨拶」を読みながら、私は今までどこかを辞めるとき、挨拶をしてきただろうか…

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他者が作った曲を「心を込めて弾く」ことへの疑問と、解決に至った過程

 子どもの頃から少し不可解なまま、ピアノに向かっていました。  ピアノの先生は「自分のも…

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同郷に自分を重ね合わせる話題について

もしかしたらこんな人生だったかもしれない、と自分を重ねて想像できる話題はエモい。同級生や…

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小説『シャングリ・ラ』における鉄と炭素繊維の比較に読む、本質的ということ

「本質」という言葉が信憑性に欠けるという見方はいつ頃から出てきたのだろう、と思う。  具…

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数字とクリエイティブ

「数字が好きな人って、意外と多いんだなぁ……」  時々、こんなことを思う。  私は「好きこそものの上手なれ」だと考えているので、全然、批判するつもりはない。 ビジネスモデルを考えてみる 仕事は、数字とクリエイティブという、二項対立にも近い要素で構成されていると思う。  iPhoneを作るアップルなどのようにクリエイティブを中心軸とする企業もあれば、ZOZOTOWNのように数字の管理や運用面を一手に引き受けて、取引先にあたるアパレルのクリエイティブを最大限に引き出すよう

小説を書きながら思うこと

最近、小説を書くのが楽しい。 小説は、ぼやかさない小説は、書いていて「ぼやかす」必要をあ…

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小説『彼女は頭が悪いから』を読んで。フィクションだからこそ

『彼女は頭が悪いから』という小説がある。 東大生5人による強制わいせつ事件に着想を得た小…

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嫉妬について

嫉妬って何だろう。 私は恋心を抱いた人にはよく嫉妬していた。自分だけを見てほしい気持ち。…

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「その瞬間に降りてきた」裏には理論があるのかも

ひらめいた瞬間に書き留めたもの。その瞬間を捉えて切り取ったから、その時だけの鮮烈で強烈な…

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「批判に強い」とは何か

批判的な言説を主張しながら、自分に批判の矛先が向くと苦しみ、批判の無い世の中を望むとして…

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正義を思い、SDGsを思う

先日こんなツイートをした。 ふと「正しい」や「正義」って何だろう、と考えることがある。 …

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外国の文化を知って、楽になる。

以前、こんなツイートをした。 これについて具体的に書いてみようと思う。 「人の行動に違和感を覚える時」について言うと、私の場合、人の自己中心的な言動に振り回されて疲れることが多い。 こんな時、強硬な態度で交渉に臨むと言われている中国の文化を私は思い浮かべる。 中国の覇権的膨張主義は有名だけど、ビジネスの場においても、信頼関係を大切にするというより手段を選ばないような印象があると耳にすることが多い。 しかしその一方で、ビジネスにおける人間関係が信頼しづらいから逆に、家