AYAMI Fujii

企業のCSRやサステナビリティ、ESG関連のコンサルティングをしています。サステナビリ…

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企業のCSRやサステナビリティ、ESG関連のコンサルティングをしています。サステナビリティに関連した取り組みを推進している企業が世の中を良くする!という思いで記事を投稿しています。

最近の記事

差別へのゼロトレランス(不寛容)な姿勢の重要性 -フェミニズムと企業のESG評価の視点から

オリンピックをめぐるさまざまな問題から、今改めてフェミニズムについて考える必要があると思い本を読む中で、2021年8月6日小田急線内で通り魔事件が起こりました。 犯人は、「幸せそうな女性を見ると殺してやりたいと思った」と供述しています。 真相は追及されているところですが、報道される被害者の発言を踏まえると、女性を狙ったヘイトクライム(憎悪犯罪)である可能性が懸念されます。 また、日本においても諸外国においても、コロナ禍で女性への暴力は増加傾向にあり問題視されています。こ

    • 企業が人権について本気で向き合う時がきた

      こんにちは、ayamiです。 サステナビリティやESGに関するコンサルティングをしています。 今日は、ようやく日本企業が本腰を入れて、人権課題に向き合う時がきた、というお話を書きたいと思います。 日本企業が認識するよりもっと多岐に渡る人権課題日本企業が認識している人権課題というと、 セクハラ・パワハラといったハラスメントの問題や同和問題をHPでも書いている企業が多いのですが、グローバルに見るとそれだけではなくもっと広い概念として捉えられています。 例えば… 児童労働 強

      • 安心して「#StayHome」ができない人たちへ「#StayHotel」という選択

        こんにちは。 以前、企業の新型コロナウイルス対応をまとめた記事を書きました。 今回は「自社のリソースを活かした支援」の 個別事例について書きたいと思います。 #StayHomeによる新たな危機世界ではロックダウン、日本でも緊急事態宣言が全国に拡大し、 SNSでは家で過ごす動画や写真で溢れています。 でも、誰にとっても家が一番安心できるところではない。 ということを実感する悲しい事実が世界中で広がっています。 国連は、新型コロナウイルスに対する都市封鎖の影響で

        • 新型コロナウイルスへ企業はどう向き合うか 企業CSRまとめ

          世界的に大きな影響を与えている新型コロナウイルス。 企業はこの危機にどのように向き合っているのか調べてみました。 東洋経済CSRランキングの上位30社を対象に調査した結果、 日本企業の対応は、大きく以下の3つに分けられます。 1.従業員を守る 2.最前線で闘う人々への寄付・支援 3.自社のリソースを活かした支援 1.従業員を守る 感染を防ぐために、リモートワークへの切り替えを進める企業や休業を選択する店舗が増えています。 これまで、リモートワークができる環境であったに

        差別へのゼロトレランス(不寛容)な姿勢の重要性 -フェミニズムと企業のESG評価の視点から