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バレッタの歴史とか

こんにちは!あやねです。
熱波が去ったマルタでは日差しは強いながらも日陰に入るとカラッと気持ちい風も感じられます。日本よりは過ごしやすのかな?と個人的には。
この前、なんだか学校に行く気になれずに久しぶりにカメラを持ってバレッタまで行ったので、写真と一緒に紹介します〜

先に見えるのは地中海

初めてマルタ共和国の存在を知ったのは、社会人なりたての頃ハマっていた「世界ふれあい街歩き」で紹介されていたからです。可愛らしいこの国へいつか行ってみたいな〜というのがなんと数年後に果たされたとは。しかも当時は海外に住むだなんて、想像すらしていませんでした。人生いろいろですね、ラブリー。


さて、首都のバレッタは市街全体が世界遺産に登録されています。
大きさは世界最小級で東京ディズニーリゾートよりも小さめ。
元々、聖ヨハネ騎士団がオスマン帝国に対抗するために作った要塞都市で、高い城壁、そして深ーいお濠に囲まれています。難攻不落の城塞都市!
なんかかっこいい。笑

いい感じに撮れたど

街並みは黄色い石造りの建物にカラフルな出窓。そして地中海。これだけでもマルタに訪れる理由は十分ですよね。街歩きが楽しいです。

ここ最近はヨーロッパのホリデーシーズン真っ只中なので観光客がグッと増えました。平日の昼間(暑い!!!)でも観光ガイドやカメラを持つ人で賑わっていました。マルタは欧州では有名な観光リゾート地です。小さいながらもリッチな歴史を持つマルタ、そりゃ人気ですわな。

たまに柴犬を見ます
坂と階段がめちゃくちゃ多いです

https://muza.mt/

この日、暑すぎて早々に街歩きを断念して入ったのが美術館。
MUZAという名前の比較的新しい美術館で、マルタに縁のあるアーティストの作品が数多く展示されていました。
その立地や大きさから様々な国の統制や文化が入り混じるマルタ共和国。
特にアートではローマの影響を多く受けたそうです。

聖女アガタの伝説、乳房切り落とされるとろ

さて、発狂寸前のこの絵は聖女アガタの伝説を描いているもの。
そもそも誰?という話ですが、シチリアに行った時に女性の胸のようなお菓子を見つけて(シチリア、カターニアの銘菓!!)友達がこのことを説明してくれたのを思い出しました。
シチリア貴族に生まれたアガタは、純潔の身を貫くために権力者からの結婚の申し出を断ったところ、乳房を切り落とされるという迫害を受けたそう。
そしてその際にマルタに逃げて来て一定期間身を潜めていたのです。
ちなみにその場所や、アガタを祀った教会がマルタの古都イムディーナにあります(というのをちょうど先週のプレゼンで説明したから知っていた!!!)。 
正直西洋史は皆無でしたが、点が繋がった時なんだか世界が広がったきがして嬉しくなりますね。
いやあそれにしても痛い・・


バレッタの地図みたいなやつ、

MUZAには歴史の中のバレッタの様子も多く描かれていたわけですが・・
絵を見ていると、「あ、これあの通りだな・・」と既視感のある絵がちらほら。でも描かれていた年代は1700年代。そうか〜、バレッタって本当にそのままなんだな、世界遺産の中で暮らすとはこういうことか、と改めてこの場所の素晴らしさを感じたのでした。♡♡

ちなみにMUZA施設自体は新しくて、綺麗なトイレが無料で使えるのが好きポイント。ヨーロッパのトイレは大体汚いしコンビニみたいなところは無いからトイレスポットはだいじ。笑

夏は毎週どこかしらでお祭り、花火は毎日

先にも書きましたがこの時期はバケーション真っ只中。
人によるのでしょうが、夏休みを1ヶ月くらい取るのは本当のようですね、いいなあ。ただ、マルタに住んでいるとこの時期はバスも道も混んで学校に全然つきません。笑 国外へ行こうにもオフシーズンの何倍もするので9月まで大人しく過ごします、、

9月は北欧とバルト3国周遊予定〜楽しみだ♡



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