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90年代バラエティ番組のレギュラーメンバーになった話(架空なんですけれども)PART1

「みんな夢はあるかい?」

これは新庄剛志氏がプロ野球現役復帰挑戦表明した時の最初のフレーズなんですが、皆さんは夢はありますか?

ちなみに私の直近の夢は「食っちゃ寝」ですね。

人間の三大欲求のうち二つを同時にこなすという欲深き生活

いつか布団に入って大好きな白米をたらふく食べてすぐに寝たいです。

まあ、そんな大人ならではの欲望を夢と履き違えているパターンではなく、純粋な夢の話です。

ここで私の幼少期をご紹介したいと思うのですが
私は親が心配するぐらいテレビの前から全く動かないほどのテレビっ子でございまして

街頭テレビ時代の力道山の試合を見る人々ばりのテレビへのかじりつき

常にテレビの前にいるので基本的に幼少期の写真はテレビとのツーショットが非常に多いのです。

離れて見てというテレビ局の喚起も虚しく、至近距離で見る私
こんな至近距離でテレビ見てるのに視力は良い


小学生になると「ザ・テレビジョン」をよく買ってもらっていたため、部屋の本棚はザ・テレビジョンでいっぱいだったのですが、

カトリーヌあやこさんのコーナーが好きだった
(ちなみにザ・テレビジョンあるあるなのですが「月刊ザ・テレビジョン」を買うと未確定番組が多く、編成表に空白が多いので全く当てにならないという罠が当時はありました、
今もあるのかな)てか、この紀香、レモン2個持ちやん。


家に遊びに来た友人が大量のザ・テレビジョンを見て、
「え??入院でもしてた??」と聞かれ、

一般の人はザ・テレビジョンを入院でもして娯楽がテレビしかないときにしか購入しないという事実に驚いたものです。


高校生になると地理の先生が「先生はテレビが好きだから寝る時もテレビを消さない。寝る直前まで面白い番組はないか見ている」と言っていて勝手にライバル心を燃やしていたのですが、今考えると、そんな生活してたあの先生、絶対自律神経イカれてると思います。


ただ私が大人になるにつれ「テレビはつまらなくなった」という風潮が強くなってきており、現にアルバイトやインターンでテレビ業界に入ったりしましたが、その当時のテレビ業界の活気のなさにショックを受けてしまい、そのままテレビ業界ではない映像編集の仕事に就職しました。


そして就職して数年経ったある日。

私がお風呂に入っているときにふと思ったんですが

「めちゃイケとか笑う犬とかああいう番組のレギュラーっていいよなぁ。」
「子供の時に憧れたよなぁ」
「あれ、私今、いくつだ?(指を降りながら数える)」
「え???年齢的にもうめちゃイケとか笑う犬のレギュラーメンバーになれないじゃん!!!!!!!」

そうです。私は幼少期の頃から
めちゃイケとか笑う犬とか、ああいう番組のレギュラーになりたかったことを思い出し、

そして気づいたら夢破れていたのです!!!!!!(自動破滅)

普通の人だったらそこで「まあ、あの時自分も若かったなぁ」と思うんでしょうが、私の場合は

「悔しい!!!なんだかめっちゃ悔しい!!!!!!」
と唇を噛んでいました。私は執着心がえぐい女なのです。

そして「どうしたらこの悔しい気持ちを晴らすことができるのか?」と考えました。


そして出た結論が
「番組特製テレフォンカードを作ればいいんだ!!!!!」


は?????



次回に続きます


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