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「諦める」を辞める #国際女性デー に思うこと

「女の子なんだから無理」「諦めなさい」
私はすごく昔からその一言が嫌いだった。

諦めるなんて絶対に嫌だ、どうしてもそれを叶えたいのに。
毎回言われるたびに「絶対嫌だ~~~」と大泣きしていたのを思い出す。

女の子はか弱くあるもの。女の子は控えているもの。
女の子は従うもの。女の子は可愛くておとなしくなきゃ。
女の子は結婚するもの。女の子は赤ちゃんと家にいるもの。
女の子はキャリアを諦めるもの。

私は男の子になったことがないけど、やっぱり32年間女性として生きてきてたくさんの「女の子は○○であるべき」という言葉を受けてきた。
これは男性からだけでなく、年上の女性にも言われてきた言葉である。

女性らしくあれ、女の幸せをつかめ、と。

「女の幸せ」
なんて言葉があるけど、これだけ世の中が多様になっていきている中で「女の幸せ」なんて、とてもじゃないけど大雑把過ぎる。

それでもたくさんの人が「女の幸せ」に縛られているのが現実だと思う。

私たちはいつまで「女の幸せ」なんて大雑把なカテゴリーに従うのだろう。
平均的で、閉鎖的で、その「女の幸せ」を追い続けるなんて絶対に違う。

性別に関係なく私たちは「自分の幸せ」を追うべきだ。

誰かが決めた「女性らしさ」なんて私らしくないし
それで周りに批判されても、別に痛くもかゆくもない。
それよりも私は「あやにーらしくないね」って言われることのほうがずっと嫌だということに気がついた。

女性が諦めるをやめたら世界はもっと変わるはず

私は自分は幸せになるために、心に決めていることがある。
それは「徹底して諦めない」ということ。

誰になんと言われても「自分らしくいることが幸せになれる」と信じている。

どんなにつらくても、悔しくても、苦しくても
絶対に自分の思う幸せをつかみたい。目標を叶えたい。
馬鹿にされようが、理解されなかろうが。だって私の人生なんだもん。

自分が幸せになる道を徹底的に切り開いていかなくてはいけない。
それがここから道になるから。
諦めたら後悔する。それが回りからの影響なら更に思う。
「あの時私はあの人のために諦めたのに」って。

私は女性が一番止めるべきことは「諦めること」だと思う。
「私が諦めればいいことだから」を止めてほしい。

諦めるというのは今だけでなく、未来の自分をも傷つける可能性がある。
「私が諦めれば済むことだから」と今の自分の気持ちを傷つけ、未来の自分も「あの時諦めたから仕方ない」「諦めなければよかった」などと傷つけてしまう可能性がある。

戦ってほしい。自分の「諦める」という気持ちと。
徹底的に対処策がないかを考えてほしい。散々考えた上、考査した上で出す結論は「諦めれば済む」という考えからは導き出されない答えだと思う。

大切な人のために何かを諦めることがあるのであれば
思い出してほしい。「あなたはそれで本当にいいの?」って。
「諦めたら何か変わるの?」「本当にそれがベストだと十分に検討したの?」って。

私は日本の女性はもっともっと「自分」を大切にして良いと思う。
愛すべき人を大切にする力はとても長けているのに、自分を大切にする力が弱い人がとても多い。
もっともっと自分を大切にして、自分の幸せのために生きても良い。

諦めなくても幸せになれる。

諦めたからってみんなはあなたに「諦めてくれてありがとう」なんて言ってくれない。
それどころか「どうして言わなかったの?」「何で諦めたの?」と責める人だっている。

明日を変えていくために、どうか諦めないでほしい。
きっと諦める以外にもたくさんの方法があることは多い。
応援してくれる人もたくさんいる。

あなたというすばらしい人の人生がこれからもっと輝きますように。

どうかこの国際女性デーを気に強くしなやかに生き抜いていく女性が増えて、よりパワフルな日本に、世界になっていくことを祈りつつ。

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