2月15日の日記

今朝、農園管理者のTさんから昨日のSさんの剪定作業の件で話があった。
Tさんから「家に帰ってあれから考えました。確かにSさんが話をしてくれた理由も一理あるなと思いました。最初にやり方は今まで通り教えますが、やりにくいと思ったらやり方を変えてください。もっと柔軟に対応していきたいと思います。Sさんすみませんでした。」と、言っていた。
その話を聞いて、私は素直ってこういうことなんだなと思った。私なら、きっとSさんの指摘が気に入らない!!私のやり方が正しいのだから、そのやり方でやりなさいよ!と考えを押し付けるし、家に帰って振り返ったりする事はないと思った。
もしTさんのように、「そういう考え方もあるのか。確かにそうだな。」と思っても次の日に素直に頭を下げて自分が思ったことなんて絶対に言わない。
それは、私の中で「頭を下げる=負け」という思い込みがあるから。自分が正しいが強い私は、自分に非があったとしても絶対に認めないし、なんなら言い訳して逃げる。完璧な私が、人から指摘されるなんて有り得ないとすら思っている。
ってか、完璧な私って何様なんだ。
「不完全こそ美しい」って、教えてもらっているのに。器もちっさいし、考え方行動、幼稚だし。
何が完璧な私だよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?