変われることの証明

小学生のとき
足が早かった。ドッジボールがうまかった。テストでは100点をたくさんとった。けど特別に仲の良い友達はいなかった。

学校から帰ったら毎日ネットサーフィンをしていた。そこでサイバー藤田さん、USEN宇野さん、ホリエモンなどを知り経営者という生き様に惚れた。

中学生のとき
野球部に入って1年生でエースになった。勉強も学年で300人中10番くらいだった。けど先生とはよく喧嘩していた。偉そうな先生がどうしても好きになれなかった。分かり合える友達もあんまりいなくて、結果的に恋愛に逃げた。

高校のとき
帰宅部なのに体力テストが全校で1番だった。けど勉強はやる意味を見出せなくなっていた。友達とも先生とも馴染めずに、恋愛に逃げた。

大学のとき
自信を持てない人生をとにかく変えたかった。

経営者として名を上げたかった。友達がたくさん欲しかった。何をしたらいいのか分からない中で、興味の持つことはなんでもやった。

インターン先で結果が出なくて悔しくて泣きながら働いた。
いずれ成果が出てほんの少しだけ自信がついた。

やっと分かり合える友達ができた。そうしてなんだか少し心が満たされた。

会社立ち上げてからしばらく
やることなすことうまくいかずに、何も理想通りにいかなかった。

けど会社の仲間がいたから乗り越えられた。というか乗り越えさせてもらえた。とても遠回りをしてきたが、本当に少しずつだけど思い描いていた人生に近づいている気がした。

いま
毎日ハードな問題に対峙している。

けど今では信頼のできる、尊敬のできる仲間がいる。
一緒に悩んで解決してくれる。そうして前に進んでいる。

素晴らしい友達もたくさんできた。今度は人の気持ちを満たしてあげたいと思った。

これから
誰もが何かしらコンプレックスや悩みを抱えていたり、時には失望をしてきたと思う。だけど意欲があれば誰もが変われる、幸せになれるという世界にしたいと思っている。希望の持てない社会に中指をたてていきたい。

それを誰よりも自分自身が証明していきたい。

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