遊びの中の育ち

こんばんは
本日もお立ち寄りいただき
ありがとうございます

今日も思ったことをつらつらと書いてみたいと思います

突然ですが
教育ってすごく難しいテーマですよね

子どもってこちらが思っているほど
上達したいと思っていない時があるので
そういう状態の子に何を指導しても
そのものを嫌いになってしまう可能性を秘めていて
好きなように 自由にさせておいた方が良いときもあったりして

でも、ある程度上達しないと 面白くない
という現実もあって
上達を目指して声掛けすると
それが離れてしまうきっかけにもなって
もうどうにもこうにも堂々巡りなところがありますよね

それは 高校生になっても同じだそうで
やる気があって、自分から部活に来ている生徒と
付き合いや成り行きで入部した生徒の温度差というか
そういうときの指導の仕方って違ってしまう

でも一方でその子に合った指導をしていると
贔屓だの差別だの言われてしまったりもして

大学生になっても
社会人になっても
ずっとそうですが

自分から上達・成長を求めている人と
なんとなくそこに属している人とは
やっぱり温度差がある


幼少期には特に
遊びの中で育つことの方が多いので
細かい技術についてよりも
楽しいという感覚と
全身運動による身体の使い方など
そういうことを自分で無意識に身につけていく時期です

細かい技術については
その子の心が成長して
「もっと上手くなりたい」と思ったときに初めて
効果を発揮してきます

それはお勉強も同じ

具体的に本人がその先をイメージできるようになって初めて
ぐんぐん伸びてくる

やらされていることは 大きな成長につながらないけれど
自分からやっていることは すごく成長しますよね

じゃあ、本人がやる気になるまで遊ばせておけばよいのかというと
それもまたきっとそうではなくて
本人がやる気になるような(心が成長するような)
声掛けやサポートはできるので
そういう形でサポートしていくと
きっと早くに挑戦したいことを見つけられるようになるのではないかと思います

その点については
早い方が極めるための時間を長く持つことができるので
あるいは、方向転換するにしても
その見極めを早くにできれば
次の挑戦にも長い時間を使うことができます

私はゆっくり成長してきてしまったので
もっと早くにその仕組みに気付いていれば
ということを
いろんな角度から子どもに伝えていますが
結局、伝わるのは
本人が求めていることだけで
まだ受け止める準備ができていないものは
スルーしているだけですね

それでも小さな種を埋めることはできているのかなあ
と思いながら
これからもサポート言葉かけをしていきたいと思います

それにしても
こちらが何も言わなくても
ずっと野球なのですから
本当に好きなんだなと思います

そして始めた頃よりも
上達したい欲がしっかり付いてきたようで
会話や着眼点が全く違っていることに
成長を感じて感動してしまいました

ところで
今日は3年前に作った時は
美味しくないと言われたメニューを作りました

これはあなたがあまり好きじゃないメニューだけど
と言って出したのですが
美味しいというので
成長を感じました

しばらくすると
どうしてダメだったか分かった
といって
素材の一つの酸味に気付いたようでした
そしてやっぱりそれ単体では
まだ食べにくいということもわかりました

心もですが
味覚も変化・成長します

時々確認しながら
一緒に成長を喜べる関係でありたいと
密かに思いました


それからもう一つ
いつも子どもには
私の現状についてお話することがあるのですが
(子どもの頃に頑張らなかったから
今もできないことが多い、
そのために今ここにいる という話ですが)
そうしたら
「頑張らなくてよかったね」
といわれました
「ぼくが生まれた」
と。

そうね、そして
頑張らなかったから、
色んな事に気付いて
あなたに伝えられるのよ

と言いながら
とってもほっこりしました

身長だけではなく
精神性も すぐに追い抜かれそうです

子どもの育ちの中に
たくさんのヒントを得て
私もまだまだ学びがいっぱいです

それでは今日はこの辺で失礼します

本日も最後まで散文にお付き合いいただき
ありがとうございました

素敵な明日をお迎えください


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