【タコ料理のレシピ】


  この際ですから、我がBROGLDで提供している一部のメニューを紹介します。


『タコの赤ワイン煮』

ギリシャ料理として先程も紹介しました。テクニックとしては何も特筆すべきことはありません。良い材料が揃えば誰にでも簡単に出来ます。まぁ... ただ良質のタコを入手するのが難しいのですが...。

材料.1  生のタコ   1kg
 ブツ切りに(4~5cm)、大胆に大きく
茹でタコでは基本的に美味しくできません
材料.2  トマト缶        400g
    トマトの缶詰(ダイスカット)でもOK
材料.3  赤ワイン        150cc   
材料.4  玉ネギのみじん切り   200g
材料.5  オリーブオイル     100cc
材料.6  塩           小匙2 (12g)
材料.7  黒コショウ       小匙1 (2g)
材料.8  砂糖          大匙1 (9g)


手順.1  鍋に⑤オリーブオイルと ④玉ネギみじん切りを入れ火にかけ
る。
手順.2  玉ネギに火が入ったら、②トマト缶と ③赤ワインを入れる。
手順.3  ⑥塩、⑦黒コショウ、⑧砂糖を入れ、一度煮立ちさせる。
手順.4  ①タコを入れ煮込む。約45分~60分くらい。


タコを鍋に入れると、タコは最初は大きく膨れあがり、その後徐々に水分(エキス)が出て小さくなってきます。鍋には水分が増えちょっと『シャバシャバ』。そのまま暫くするとグツグツとなり材料が鍋から飛び散りだしたら火を小さくし焦げ付かないように混ぜ続け、好みの煮詰まり具合になるまで頑張ってください。塩や砂糖は好みで増減して下さい。

ちょっと一般家庭では多いかも知れませんね。もちろん全体の量を半分とか1/3にしてもOKです。

『タコ男爵』

BROGLDのオリジナル。タコとジャガイモのアレンジ料理です。電子レンジで調理するので誰にでも簡単にできます。またお酒のツマミに最適です。

材料.1  生のタコ  80g   一口サイズにカット。
材料.2  ジャガイモ 100g  冷凍のカットされたものでもOK。
材料.3  マヨネーズ 50g    
材料.4  塩     1つまみ (1~2g)
材料.5  コショウ  1つまみ (1~2g))
材料.6  ガーリックパウダー  2つまみ (2~4g)
材料.7  シュレッドチーズ(ピザ用でもOK)  50g


手順.1  電子レンジ及びオーブン可の器に ②ダイスカットしたジャガイモを敷き詰める。
手順.2  その上に ①生タコを並べる。
手順.3  ③マヨネーズを入れる。なるべく全体に広げる。
手順.4  ④塩、⑤コショウ、⑥ガーリックパウダーを全体に振りかける。
手順.5  器を電子レンジに入れ、500wで4分20秒。冷凍ジャガイモなら5分。
手順.6  ⑦シュレッドチーズを乗せ、オーブンでチーズが好みの焼具合になるまで。

電子レンジの時間は機器の違いや器の形状など、環境によって変わるためあくまでも目安です。場合によって増減してください。
生タコがなければ、ホタテ(お奨め)やイカでもOK。茹でてあるタコしかない場合ではタコの旨みが少ないので、調味料を多めにしてください。苦肉の策ですが...。

『タコとキノコのアヒージョ』

皆さんご存知のスペイン料理。タパスの代表的なメニューです。これも高度な調理テクニックはなにも必要ありません。誰にでも簡単に美味しく作れます。しかし、下ごしらえをしっかりやっておかないとダメです。まぁ、それも簡単ですが。アヒージョは本来、具材の出汁が加わったオリーブオイルをパン又はチュロスで食べるものです。オリーブオイルはちょっと贅沢に使いましょう。

材料.1  生のタコ   60g   好みの大きさにカット。
材料.2  キノコ    50g   マッシュルーム以外でもOK.エリンギや椎茸など肉厚のもの。
材料.3  アンチョビ  1~2枚
材料.4  塩      1つまみ (1g)
材料.5  コショウ   1つまみ (1g))
材料.6  白ワイン   小匙一杯 (5~6g)   なければ日本酒でもOK。
材料.7  ニンニク   1片   みじん切りでもいいですが、包丁の腹でつぶしたほうがベター。
材料.7  オリーブオイル   40~50g


手順.1  タコをカットし ④塩、⑤コショー ⑥白ワインをふりかけ10分おく。
手順.2  キノコは一口サイズにカットしておく。
手順.3  カスエラ(なければ小さな鍋で可)に ⑦オリーブオイルと ⑥ニンニクを入れ弱火にかける。
手順.4  ニンニクから泡が出だしたら ②キノコを投入。ニンニクを焦がさないように注意。
手順.5  キノコに少し火が通ったら『手順①』のタコを入れる。火力は中火と弱火の間くらい。
手順.6  小さく切った ③アンチョビを入れる。
手順.7  タコに火が通ったらOK。好みで鷹の爪を飾る。

これも生のタコが欲しいところです。ホタテやアサリなど他の貝類を代替材料にしてもいいでしょう。材料の旨みはオイルの下に溜まっていることが多いので、パンを食べる場合は器の底を目指してダンク。タコを大きくカットすればタコのエキスがジューシーに感じられる料理に、小さくカットすればオリーブオイルに旨みがたっぷりと染み出します。オイルが残った場合、ご飯を入れてリゾット風にするのもお勧めです。

『タコの漁師風グリル』

BROGLDのオリジナル。タコとナスビを使った手軽にササッとできる料理です。生姜とハーブの香りが良くお酒にもよく合います。

材料.1  生のタコ    80g
     一口サイズにカット(ちょっと大きめがおすすめ)。
材料.2  ナスビ     中サイズ半分
  蒲鉾形または扇形で薄く(2~3mm)カット。
材料.3  オリーブオイル 20~30g    
材料.4  生姜      おろしたもの (2~3g)  好みで増減
材料.5  塩       1つまみ (1~2g)
材料.6  白ワイン    15cc
材料.7  お好みのハーブ 適量


手順.1  鍋に ③オリーブオイルを入れ強火にかける。
手順.2  ①タコを投入。
手順.3  タコがミディアムレア程度になれば ②ナスビを入れる。
手順.4  ナスビに火が通れば ④生姜 ⑤塩 ⑥白ワインを入れる。
手順.5  好みの炒め加減になれば耐熱皿に入れる。(鍋のままでもOK)
手順.6  バーナーで表面を焦がし ⑦ハーブを振りかける。

手順⑥でバーナーがなければオーブンでもOKです。
手順②と③で鍋の温度によってはタコを炒めたときに汁がたくさん出てくることがあります。その場合は少し水分を飛ばしてからナスビを入れてください。ただ、完全に水分がなくなる前にナスビをいれて、ナスビに水分を吸わせるといいでしょう。


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