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舟を編む✧♡

 このドラマ、相当好きだなあと思った。
 好きすぎて、簡単に記事にできないってことはあるものだ。
 好きすぎて、何をどう語っていいのかわからない。名言が満ち溢れていて、メモする間にシーンは過ぎていく。

 読モで、出版社に入った女の子が、ファッション雑誌から辞書編集部に配置換えになる。この一見左遷のような扱いに、初めはが~んとショックを受けていた彼女だが、次第に辞書を編む人々の熱意と言葉の力に気が付き、彼女自身も成長し辞書作りにのめり込んでいく。

 NHKの連ドラを始めとする女の子の成長物語は大好きだ。
 主人公がカワ(・∀・)イイ!!し、若い女の子が前向きに一生懸命っていうのは、声援を送りたくなる。現実の若い女の子には、理不尽なことや、不愉快なことが襲い掛かっているのかもしれないが、朝ドラの時間帯に、観れない若い女の子たちには、貴方たちが前を向いているだけで、応援していますよ!と言ってあげたい。なんていうか、若くて前向きでとにかく進んでいく笑っている子には、神様だって、味方するという気がするものだ( ´艸`)

 池田エライザも、よくドラマでみかける女の子だ。

「名建築で昼食を」が、建築のうんちくを知れて美しい建築を見れて、田口トモロヲも好きな俳優だし、好きだった。でも、このドラマのエライザさん部分のアレコレの悩みはとってつけたようであまり心に残っていない。
 このドラマでもエライザさんの衣装は凄かったが、「舟を編む」でも、元読者モデルという設定だけあって、衣装を観ていても面白い。

 いや、やはりそれよりもキャストのいろいろな言葉の数々がいちいち素敵だ。私の間に合っていないあやふやなメモで再現してみよう。

あなたが言えなかったことは、言葉の光なんです。
あなただけの光が、灯台になったんです。

馬締さん

ナイフだと思った言葉が花束だったなんて!

誰だったか( ´艸`)?

辞書は言葉の海を渡る舟なんです。寂しさに打ちひしがれるような日も相棒になってくれるような多くの人が安心して乗れる舟を作りましょう。

柴田恭平演じる先生

 原作がとても素敵な小説なのだと思う。辞書を作る地道な仕事に懸命に取り組む人たちをとても魅力的に描いている。
 観ているうちに、自分でも今は手元に無い紙の辞書が欲しくなる。
 中学生頃、自分の辞書があって、わからない言葉に出くわすと、言葉を引いて、意味を確かめてはマーカーでアンダーラインを引いた。いずれ、辞書はアンダーラインだらけになるのだろうと思っていたけど別なことで忙しくなり、そんなにマジメに辞書を引いていた時代は数年で終わった( ´艸`)
 あれを続けていれば一門の人物になった気がするが…。

主人公の机の上

 うちの黒帯は、本を読まぬ男なのにテレビの言葉の使い方には一日中文句をつけている謎の男だが、この「舟を編む」が好きで、映画も大好きだったと語る。

松田龍平がいい味出さないわけがない( ´艸`)

 映画とドラマでは物語を語る視点(主人公)が変わっているらしい。
 しかも、私は、ほぼ見てないけどアニメも録画してた( ´艸`)
 あれ、見ようと思うwww 

この画面のように辞書の言葉が説明されるのがしびれる!

 辞書を編むマジメな男、馬締さんを演じる野田洋次郎もRADWINPSというバンドでなかなか面白い歌詞の楽曲を提供する人だ。
 言葉に敏感な人だろう。よく彼をキャスティングしたものだと思う。
 彼の曲も、好き。

 というわけで、このドラマは、「金と銀」以来のホームランだと思って観ている、素敵なドラマです。

 原作も、是非、読んで見たい。
 彼女の源氏物語と共に✧♡

それと全く違う「日本統一」も週に一度の楽しみ。てへぺろ。


 


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