こんにちは！2020年5月から、アソビューから「災害時雇用維持シェアリングネットワーク」でランサーズに出向している南部彩乃です！（これまでのnoteはコチラから）

先日、NHKの『逆転人生』にちょっとだけ出演してきました。 

逆転人生の中でもお話しさせていただいた、「出向が決まった日」からもうすぐ1年。私は、5月にアソビューに戻ります。ランサーズで働くのもあと半月。

1.　最後の大仕事、『新しい働き方フェス』のプロジェクトマネージャーに

今の部署に配属された日、部長に「最後に、『新しい働き方フェス』の責任者をやってほしい」と言われました。その集大成が、今週末に迫っています。 

モテクリエイターとして大人気のゆうこすも出演決定！！！💖‬
日本最大級の働き方イベント『新しい働き方フェス』
‪自分らしい働き方のヒントが、ここにある🎪
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‪ 2021年4月18日(日) 13:00スタート🎠
‪ 企画運営:「新しい働き方LAB」Empowered by Lancers
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今回のテーマは、「誰だって 私だって やってみていい」
新しい何かをやってみるために役立つスキルを学んだり
クロストークでやってみることへの期待感を高められたり。
自分もやってみたくなった人向けの
ワークショップやコンテンツも多数開催！
🖼フォトショ／🎨グラレコ／💭哲学対話／🏠ワーケーション
💻オンライン仕事術／👩‍🍳働く女性／🎥ライブ配信
全コンテンツ、全ワークショップ無料で参加できます🙆‍♀️

 様々な登壇者やスポンサー企業様とコラボした沢山のコンテンツ、さらに大人気のゆうこすさんも迎え、とっても豪華なフェスになりました。3チャンネルを同時配信し、実際のフェスのようにチャンネルを行き来しながら、自分好みに参加したいコンテンツをカスタマイズしてご参加いただけます。

あえて、声を大にして言います。このフェス、つくりました。沢山の仲間に助けられながら、1年前にランサーズと約束した通り、開催間近のところまできました。

2．『新しい働き方フェス』プロジェクトマネージャーの道のり

   ・フェス開催のイメージがどう頑張っても全くできない。フェスまであと4か月

本格的に『新しい働き方フェス』の企画を始めたのは、去年の12月。フリーランスで新しい働き方LABの仲間のもんちゃんが実行委員長、中新さんが副委員長。その2人に、ランサーズ社側のプロジェクトマネージャーである私が加わり、3人で走り出しました。

 このフェス、実は、予算も何もない状態のスタートでした。誰をターゲットに、どんなコンテンツをやるのか、どうやってコンテンツを作るのか、いつやるのか、どこでやるのか、どうやってお金を集めるのか、どうやって仲間を集めるのか、どうやって集客をするのか・・・すべて一からです。プロジェクトマネージャーということは、その全てを考えて動かなければなりません。まず会場を借りるにもお金がない。気が遠くなった。どう想像しようとしてみても、このフェスが開催できているイメージが全く湧かない。この時点で、フェス開催まであと4か月。

  ・やっぱりフェス開催のイメージが全く湧かない。フェスまであと3か月

 800人を動員し、ワールドビジネスサテライトにも取り上げられ、大成功を収めた前回の『新しい働き方フェス2019』。はじめは、前回と同じようにオフラインで開催したかった。でも、コロナの状況をみてそれは叶わず。スケボーパークでドミノ倒しする？50％動員にして映画館でする？やっぱり諦めて配信にする・・・？ 最後までオフラインでやる望みにかけていたので、会場だけで二転三転・・・いや、八転九転はしたかな。何も決まらない、先に進まない。進んだと思うと振り出しに戻ってばかり。ますます、フェスが開催されるイメージが湧かなくなった。「4月18日にやる！」ということだけ決めたけど、本当に、この日に日本のどこかでこのフェスは開催されるの？？？想像できなさすぎて、まだどこか他人事だった。この時点で、フェス開催まであと3か月。

最初の頃から変更ばかりでここまで来たフェスですが、唯一、構想当初から開催まで変わらずにいたものがあります。それは、伝えたい人。伝えたいこと。少し前の私みたいな人。新しい働き方とか、興味がなかった人。興味がなかったというか、「新しい働き方とか、知ってはいるけど、なんかすごい人たちがやっているんでしょ」「私には選べることじゃない、遠い”向こう側”の人がやっていること」・・・そんな風に思っている人に、「全然 私もやってみていいんじゃん！」と思ってほしい。もっと言うと、新しい働き方じゃなくてもいい。何でもいいから「やってみたいけど、やっているのはすごい人たちだし・・・」と思っている何かに対して、「私だってやってみていいんじゃん！」そんな風に思ってもらえるきっかけの日にしたい。 

 だから、もんちゃんも中新さんもライターだけど、今回のコンセプトを書かせてもらいました。このメッセージを、「少し前の私みたいな人」にどうしても届けたかったから。私自身、ランサーズや新しい働き方LABと関わるようになって、新しい働き方への壁が壊れていたから。今度は、私が皆さんの前にある壁を壊したい。だから、飾らずに、伝えたいそのままをコンセプトにしました。 

「誰だって 私だって やってみていい」

  ・少しだけ光が見えてきた。やめる決断。フェスまであと2か月

考えること、決めることが多すぎる。何からすればよいかわからない。何もうまくいかない。少し進んだと思ったら、次々と問題ばかり起きる。本当にできるの？？？「社会人2年目。ランサーズ1年目。私にプロジェクトマネージャーなんて重荷すぎたんじゃないか」「全然プロジェクトを回せていない。何もやれていないじゃん」 情けなくて、不甲斐なくて、悔しくて、夜中パソコンの前で涙を流す日が何度も何度もありました。プロジェクトが潰れて、フェスが開催できなかった夢を見て、ハッと目が覚めて、夢だったと胸を撫でおろす日も何度もありました。 

 社会人になってから、久しぶりに会う人に必ずと言っていいほど言われていた「彩乃ちゃんって本当に楽しそうに働いてるよね！」、この時はそんなワクワクも忘れていました。余裕も自信もなくて。 

 そんなとき、ワクワクしながら働くことを思い出させてくれたのは、出向してきた1年間ずっと一緒に仕事をしてお世話になってきた、いっちーさんと根岸さん。「南部ちゃんたちが本当にやりたいことは何？絶対に譲れないものは何？やらなきゃいけないことじゃなくて、やりたいことを実現できる方法を考えようよ！このフェスは、みんなのやりたいことを叶えるためのフェスなんだから！」

 その一言で、あれもこれもになってしまっていたコンテンツを、一から見直しました。ここまで進めてきたものをここに来てやめる決断をするのは勇気がいったけど、やりたいことを実現するために切りました。目の前のことに追われて、「やりたいこと」が「やらなくちゃいけないこと」になってた。本当にやりたいことだけを残したら、少しだけやりたいフェスが見えてきた。ワクワクする気持ちを取り戻した。この時点で、フェスまであと2か月。

  ・仲間ができた。ゆうこすの出演も決定。フェスまであと1か月

今回のフェスは、私達3人のほかに、「配信部門」「制作部門」「デザイン部門」「システム部門」など、それぞれの分野のプロ集団が集まったフリーランスの仲間と一緒に作っています。そして、まだその誰にも直接会ったことがありません。完全オンラインで、みんなでつくっています。（これってすごい「やってみる」なのでは！？）フェスの公式ページも、広告動画も、SNSの宣伝コピーも、今回のフェスに関係するものすべて、このフリーランスの最強チームで作ったものです。つまづいたとき、いつもそっと手を差し伸べてくれました。デザインもできない、配信についても何も知らない、コードも書けない・・・そんな私を、皆さん自分の得意分野で、いっぱいいっぱい力になってくれました。自分のできることで、最大限貢献する。そんな、離れているけど最強のチームでした。苦しかった時、このフェス本当にできるのかな？と不安になった時、いつも皆さんが「できるかも」と思わせてくれる光でした。ありがとうございます。 

 一緒にフェスをつくる仲間として、インターンの募集もしました。趣味のSNSアカウントで出会った大学生と話していた時、「せっかく大学生になったし、いろんなことを頑張りたいんだけど、コロナでインターンもボランティアもなくて・・・」という話を耳にしました。今回のフェスを、「頑張りたい気持ちはあるけど頑張れる場がない」という人の「やってみれる場」にできたらいいんじゃないか。そう思い、インターンの募集をしたいと提案しました。今回のフェスは、完全にオンライン運営でフリーランスのチームと出向中の会社員2年目の私で一からつくるという時点でだいぶ「やってみる」な実験なんですが、これを、フリーランスも、副業会社員も、ママさんもパパさんも、大学生も、様々な人達が合わさって「誰だって 私だって やってみていい」を運営メンバーで見せられたらいいんじゃないか。そうして、様々な年齢・働き方をしている11名のインターン生が仲間に加わってくれました。 

 部署の皆さんも、沢山力になってくれました。本当は、プロジェクトマネージャーを任せてもらったから、自分の力でちゃんと引っ張りたかったけど、結局いっっっぱい助けてもらいました。私が1年間いた環境は、「個のエンパワーメント」を掲げ、「それぞれが、自分の貢献できる分野で、貢献できる方法で、最大限に力になってみんなで成し遂げる」、そういう場所だったから。それが、私がこの1年間で知った、夢の叶え方だから。沢山の人の「得意」と「やってみる」が詰まった集大成になりました。できないと思っていたことが、みんなの「得意」と「やってみる」で、沢山叶えられてきました。

 ラブレターを送って、「ぜひ！」と言ってくださり、念願のゆうこすさんの出演も決まりました。最高の布陣が揃った。あとはみんなで駆け抜けるだけ。フェス開催まで、あと1か月。

3．フェス本番を迎えるにあたって

最近まで、開催できることを想像すらできなかったこのフェスですが、今は胸を張って言えます。とっっも素敵なフェスになってます！！！私自身、このフェス運営の中で、沢山の「やってみる」をしました。作ったこともない広告用の画像も見よう見まねで沢山作ったし、コピーも書いたし、Youtuberデビューもしたし、SNSマーケティングも学んだし、ゆうこすさんにラブレターを書いたし、コンテンツ企画もしたし、フリーランスのチームを束ねてMTGをしたり全体管理をするという大役にもトライしたし（できてたかは分からないけど）・・・。「やってみる」って、すごく楽しかったんです。そんな「やってみる」を繰り返したメンバーでつくったこのフェスには、「私だってやってみていいんだ！」と思える仕掛けがいっぱい詰まってます。「私にはできないから・・・」と思っている方の、背中を押せるきっかけの日になりますように。いや、してみせます。

  事前申し込み、2300枚突破！！！いよいよ今週日曜日ですが、全コンテンツまだまだ事前申し込み受け付けています！☟

気になるコンテンツだけでも、ぜひ覗いてみてくださいね！ 

4．出向した1年間を、すべてこのフェスに。恩返しと、これからの糧に

私は、1年間の出向が終わったら、「アソビューに戻る！」と最初から決めていました。大好きで入ったアソビューで、まだ1年間しか働けていないから。その気持ちは変わりませんでした。1年後にはアソビューに戻る私が、ランサーズに何ができるかをずっと考えていました。新卒2年目で出向してきた私には、大したスキルがあるわけでもないし、そんな私に、出向を受け入れてくださり、沢山トライさせてもらって成長させてもらったランサーズに何ができるんだろう、と。 

 そんなとき、このフェスの実行委員長のもんちゃんが、アソビューの社長である山野さんに、こんなお手紙を書いてくれました。 

私にとって『新しい働き方フェス』はとても大切な存在です。 そのフェスを南部ちゃんと一緒に作れたこと、とても意味があることだと思っています。 正直、しばらく南部ちゃんとのかかわり方に悩みました。 今までお付き合いがあったランサーズの社員さん達は 私達コミュマネやランサーをサポートしてくれる存在でした。 南部ちゃんもそうだと思っていたのに、思っていた以上にぐいぐい来るんです、彼女。 でも、「あ、南部ちゃんは私たちと同じ立場で関わろうとしているんだ」と気づいたんです。 会社員とフリーランスが本当の意味で一緒に 同じ立場で作り上げていくイベントは今までにないものだと思います。 「フリーランスがやるイベントに芸能人なんて呼べるわけがない」と 誰もが思っていたと思います。でも、私たちは実現させました。 これは間違いなく、私たちフリーランスと南部ちゃんが一緒に活動してきた結果です。 秋好さんは前回のフェスの打ち上げの時、私達に「あなた達は新しい時代の働き方をつくる先駆者だ」と言って下さいました。 そして今、私は南部ちゃんとフェスの運営を通してそれを実現しました。 私達を、他の誰でもない南部ちゃんに出会わせて下さりありがとうございます！ 

嬉しかった。私が1年間ここにいた意味があった、と思えた。私はこの1年間、ランサーズや新しい働き方LABの皆さんにたくさん刺激を受けて、価値観を変えられて、力をもらってばかりでした。関わる方がどなたも、楽しそうに自分らしくイキイキとしながら、ちっちゃいことでも常に周りの力を借りながら夢を叶え続けている。それがかっこいいし素敵だなって、いつも思っていました。私も最後、この場所で、みんなと一緒にフェスの夢を叶えたい！！！そんな風に強く思うようになりました。 

 出向してすぐ書いたnote（※）に、「アソビューとランサーズのハイブリットになる！」と書きました。この1年間で学んだこと、気づいたこと、成長できたこと全部を詰め込んでこのフェスを大成功させて、それを糧に、この先アソビューで活躍できたら、それはこの出向していた1年間に大きな意味があったことになるんじゃないか。それがランサーズにできる最大の恩返しで、アソビューに胸を張って持って帰れるものなんじゃないか。そう思って、ここまできました。

 1年間お世話になったランサーズの皆さん、新しい働き方LABの皆さん、「それやり遂げて帰ってきたら逞しいな！頑張れよ！」と言ってくださった山野さん、出向中も気にかけて応援してくださっていたアソビューの皆さん、私にできる最大の恩返しをして、胸を張ってアソビューに帰ります！待っててください！

最後にもう一度、『新しい働き方フェス 2021』へのご来場心よりお待ちしています！！！💛

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