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アソビューに在籍しながらランサーズに出向した新卒2年目。(出向してから編)

こんにちは!前回のnoteにて、災害時雇用維持シェアリングネットワークでアソビューに在籍しながらランサーズに出向することになった経緯を書かせていただきました。これまで類を見ない形での在籍出向の第一弾として5月1日からランサーズで働き始めてのことを書きたいと思います。早速、とても刺激的な日々を過ごしています!

1.ランサーズに出向して

このような時期なので、5月1日の出向初日から、まだランサーズのオフィスで仕事をしたことがありません。通常、出向という形であれ新しく会社に入社する場合には、自己紹介の場や歓迎会を用意していただいたりしますが、今はそういったものもオフライン開催できないので、全てZOOMで行われました。受け入れてくださる皆さんの顔が見えないのは不安もありましたが、ランサーズはZOOMの使い方がとても上手で、全社に向けて自己紹介をすると ZOOMのチャットに「8888888(パチパチパチパチ)」と拍手をして盛り上げてくださったり、部の皆さんに自己紹介スライドを展開すると 自分との共通点を見つけてコメントをくださったり、「ZOOMウェルカムランチ」を開催してくださったり。様々な工夫をして暖かく迎え入れてくださいました。ありがとうございます。

また、出向初日の夜、ランサーズの代表である秋好さんや役員の方々と、アソビューから同じくランサーズに出向した5名による「ZOOM歓迎会」を開催していただきました。アソビューから送り出してくださった山野さんが大きな期待を抱いてくださっていたのと同じように、秋好さんも私たちの出向を喜んでくださり、ランサーズにとっても新しい風となってくれるよう期待してくださっていることが伝わってきました。このような有事に受け入れてくださったランサーズへ、成果で恩返しをしたいと強く思いました。

2.ランサーズではどんな仕事をしているか

ランサーズでは、クライアント企業さんとのプロジェクトのプランニングやランサーズを利用する様々な職種のフリーランスの方々と一緒にプロジェクトを進めて課題解決したり、「新しい働き方LAB」というフリーランスコミュニティの運営や広報・イベント企画などをさせていただいています。

出向して一番驚き、刺激に感じていることは、圧倒的なスピード感です。スピード感は元々「災害時雇用維持シェアリングネットワーク」の狙いでもありますが、コロナの影響による出向が4月上旬に決まってからわずか1か月、部署に配属されて5日で、早速フリーランスの方向けのメルマガを書かせていただいたり、クライアント企業様のプロジェクトに参加させていただきました。4月に今年度が始まった時、まさか私がアソビューではない会社で、こんなにがっつり働いているとは全く思っていませんでした。

部署に来た初日、私が「どういう人か」「どういうことが得意か」「どういう仕事をしたいか」「どうするとワクワクしながら自分らしく働けるか」などを聞いてくださいました。また、「早くランサーズ式に慣れてね」というスタンスではなく、秋好さんも部署の皆さんも「アソビューの良さを持ち込んで掻き回して、どちらの良さも兼ね備えた良い形にどんどんしていってね!」というスタンスでいてくださるのもとっても有難いです。アソビューとの違いに戸惑うのではなく、どこが違うのかを分析した上で、双方のメリットに思う点を洗い出して、より良い形を提案する。ここは、全く遠慮なく、ガンガンやらせてもらっています。早速新しいやり方を取り入れたり、提案を歓迎してくださるので、変に縮こまったり遠慮したりしなくなりました(笑)直ぐに適応させてくださり、得意な仕事を得意なやり方で早速やらせてもらえているのは、とても有難かったです。制度の持つスピード感と、受け入れてくださるチームのスピード感、どちらも圧倒的なものでした。

3.初めて任せてもらった仕事

サポートには入ってもらいつつ、自分がメインで初めて任せてもらった仕事は、PCの会社との企画で行ったnoteコンペの運営と当選作品へのコメント執筆当選発表noteの作成でした。

ある意味、私自身も「#新しい働き方」をしている中、応募作品80点以上を読むことで、今後関わっていくフリーランスの方々の自由で自分らしく生き生きした働き方を知りました。フリーランスの働き方や、フリーランスになって自分の本当にやりたかった仕事をしている人、家族と過ごしながら仕事をしている人、地元や海外で仕事をしている人... 私自身、知らなかったフリーランスの世界でした。この企画を通して、些細なきっかけや勇気を出した再スタートから新しい働き方を見つけて進んでいく、清々しくて、生き生きした、自分を好きでいられる働き方を、たくさんの人に知ってもらえたらなという思いで、当選コメントをひとつひとつ書かせていただきました。

そして、最優秀賞という素晴らしい結果をいただけて。 "自分の本当の思いとひたむきに向き合い、自分を雁字搦めにしていた価値観を勇気を出して振り払って、自分にとっての新しい道を見つけました。" という素敵すぎる選考コメントをいただくことができて。(何度も何度も読んで泣きました。) やっと、この言葉と、それに呪われていた自分を許せたような気がしています。(人の夢を笑うな。【noteコンテスト受賞のあとがき】- 高崎あおい
当選通知のメールを貰った時は、1回では信じられず、何回も読み直してしまった。「現実だー!」と思った瞬間、かみさんと抱き合ってしまったw...フリーランスだけれども、大きなプロジェクトに参加したい!尊敬できる人と一緒に仕事を進めたい!こういった野望を、チームをつくることや他の手段で実現できたら良いなと考えています。...今日からまた頑張っていこう。(まじか!小学生の時以来久しぶりに賞を取ったかもしれない!- サンチェス

当選を受けて、最優秀賞と優秀賞のお二人があとがきのnoteを書いてくださいました。先輩から、「南部ちゃん!南部ちゃんの仕事が、早速誰かの人生変えてるよ!」と共有してもらいました。"誰かの人生にプラスを作る” というのは、私がアソビューの最終面接にもっていった紙芝居の最初のページに書いた私のミッション。自分の行動や存在で、誰かの人生にプラスなことが起きたら何よりも嬉しい。想像していなかった形でアソビューではない会社で働いている私が、「この会社のミッションはアソビューのミッションと根底は同じだから、ここなら楽しく自分らしく働ける!」と思った会社で、早速一つ叶えられたんだと感じた瞬間でした。アソビューに入社した時に持っていた熱い思いを、そのままにぶつけて働くことができるランサーズに出向できたことを、とても幸運に思っています。

4.アソビューとランサーズ、ハイブリッドな人に

ランサーズでは、アソビュー流のやり方を持ちこんで新しい提案をすることをとても歓迎してくださいます。

新しい仕事の中で、「新しい働き方LAB」というフリーランスコミュニティの運営を、全国にいるコミュニティマネージャーと呼ばれるフリーランスの方々と行っています。毎月、全国(一部海外も)から30名以上が集まる定例会で、その月に行ったプロジェクトの活動報告に時間がかかっており、事前にトピックをまとめて配布しておきたいという案が出ました。

アソビューで営業をしていた時、月に一度 締め会というものを行っており、そこでも同じように1か月のあいだの各部署の成果報告やトピックを発表していました。結構小さなチーム単位でも、活動を報告できる場になっていました。

①モチベーション向上
 皆で称え合うことでモチベーションが上がる!
②活動のアウトプットは大切
 どんな目的で、どんなやり方で、どんな効果があったのかを端的に人に説明することで内省ができる!
③次の仕事でのいいパスに繋がる
 「〇〇のチームってそんなことやってるんだ~」「インターン生の営業のそのやり方すごいいいね!みんな真似しよう!」という気づきや共有の場になっており、自分自身次の仕事に生かしたりチームを超えた連携時の良いパスに繋げられる

以上3点の理由で、アソビューの締め会の場がとても有意義で好きでした。今回、このアソビューの締め会のメリット3点を意識して、「新しい働き方LAB コミュニティーマネージャー 月刊ニュースレター」の刊行を提案してみました。ニュースレターを事前に読んでもらうことで、定例会内での発表の時間を短縮し、より議論の場に時間を割ければと考えています。アソビュー流を前面に取り入れてみたこの提案に、「無理にランサーズ流に合わせないで、そうやってどんどん新しい視点やアソビューのやり方を取り入れてくれるのを期待してたよ!」と部署の皆さんはとても喜んでくださいました。2社のハイブリットを生み出せるのは私だけだと思い、使命感を持って果敢に取り組んでいます。受け入れてくださったランサーズにとっても、良い風になりたいです。

5.アソビューにとっても、刺激的な存在に

出向が決まるとき、山野さんから「会社の先陣を切って元気よく挑戦して、成長している姿を全社に発信してほしいと思って、自信をもって送り出す」と言っていただきました。送り出してくださったアソビューにできることは、成長している姿をもって刺激となること。

ランサーズで初めてのnoteコンペの仕事を終えた時、アソビューのslackで活動報告をしてみました。出向した私の活動なんて興味を持ってもらえるかな?と少し勇気が要ったのですが、アソビューの皆さんは沢山のリアクションくださいました。アソビューにとっても刺激となる存在でいることは、私に課された大きな使命だと思っているので、頑張り続けたいと思います。

先日、ランサーズの朝会で「ランサーズのビジョンである“プロフェッショナル”の体現者」として全社に向けて紹介をしていただきました。新たな視点で様々な提案をしたり、サービス理解のため実際にランサー(フリーランス)としてランサーズに登録して仕事をとってやってみたり、友達にランサーズを勧めて使ってみてもらっての感想をもらってまとめたり、コミュニティマネージャーの顔と名前を覚えるために顔写真を印刷してかるたを作ったり... ランサーズに来てからやってきた様々な動きを、部署の方が評価をしてくださっていました。

実は、”プロフェッショナル”というのは、アソビューのビジョンでもあります。1年間アソビューで学ばせていただいた「圧倒的当事者意識」だったり「For You常に顧客の利益のために最善の動きを追求すること)」だったり、沢山打席に立たせてもらう中でとにかくやってみる!ということだったり、そういうもののおかげで、早速いろんなことに挑戦できていることがとても有難く、ランサーズでも認めてもらえたことが嬉しかったです。


まだまだ出向して1か月ですが、今回の災害時雇用維持シェアリングネットワークで出向したことを日本経済新聞AERAなどのメディアで取り上げられていただくことが増えてきた中で、出向したというところまでではなく、その先でしっかりと成長しながら楽しく働けているということを発信できる場を作れないかということで、noteを始めました。新しい取り組みの第一弾として、実感したことを書いていければと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!



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