淡々と過ぎていく日々。
そこへの愛しさもあるものの、
なんだか物足りなさや
退屈を感じてしまうことがある。

そんなときに、オススメなのが

「手に負えないものを手元に置いてみること」

別に大掛かりなことじゃなくていい。

わたしがやってみたことはこんなこと。

・買ったことのない果物を買う
・ハンドブレンダーを入手する
・スマートウォッチを導入
・ベランダ菜園をスタート

例えばある日、枇杷を買った。

枇杷、冷蔵庫で冷やしていいの？
どうやって食べるの？
ほうほう、指でむけるのか。
こんな手触りや香りなのね。
種が意外と詰まってる。
すごくジューシーだ。

どう扱っていいかわからない果物は、
驚きや発見がいっぱい。
五感も満たされる。

ハンドブレンダーを買ったから、
今までチャレンジしたことのない
ミックスジュースやポタージュを
作ることができた。

スマートウォッチを買ったら、
運動時間や睡眠時間が可視化されて
より健康を意識するようになり
生活リズムが改善されてきた。
早起きと朝散歩の習慣が始まったよ。

ベランダ菜園はえいやって、
鉢と土と苗をネットで買っちゃった。
調べながら摘心など楽しんでる。
大葉とバジルが家族の仲間入りした。

どうしていいかわからないことを、
まず手元に引き寄せてみる。

手元に来たら着手するしかない。
せっかくなら活用したい気持ちを利用してみる。

やったことがなくて
あんまり具体的にイメージが
わかないことを敢えてやってみる。

そこからわちゃわちゃすることが
未知の刺激につながって
新しい自分に出会える。

小さな”手に負えないこと”から
手を付けて
未知→既知になって
その数が増えていったら
大きな”手に負えないこと”も
きっといつか着手出来ると思う。

人生に必殺技はない

わたしの持論だ。

何か一晩で人生が変わることなんかない。
そんな魔法は多分劇薬だ。

コツコツ新しいハードルを
越えていって気づいたら
大きな山も越えていたというのが
共通の感覚じゃないかしら。

まだまだ派手に動けない
お家時間も多いこのタイミングに、

気になっているけど、
手に負えないことを
手元に置いてみてはいかが？