わたしは出来ない新人だった。寝坊はするし、お客さん先の受付の仕事で居眠りをしてしまうし、営業に配属されたのに受注は出来ないまま異動となった。

もう生きててすいません状態。毎日誰かに謝っていた。

迷惑をかけてしまったという恐縮の気持ちから、ミスした翌日に相手に昨日は申し訳ありませんでしたとお詫びから入ることも多かった。

謝られるって決して気分の良いものではない。でも、当時はそれがわからなかった。こいつはダメなやつだなという認識を徐々にされていってたと思う。

それだけが理由ではないが、数年後わたしはその会社を逃げるようにやめてしまった。

ミスして迷惑をかけたら、謝るのは筋だろう。

でも、翌日もそれを引きずるのはベターではない。

昨日は、本当にご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。

謝られた相手は気分が良くない。良くない気分を与えた相手に対しては良い感情を持たない。

もし、「ごめんなさい」が「ありがとう」に変わったらどうだろう。

昨日はおかげで助かりました！ありがとうございます！

感謝されたら相手は気分がいい。感謝してくる相手のことを悪くは思わないだろう。

謝るべきときは、ちゃんと謝る。でも、そのあとは感謝に変える。

きっと、翌日も謝ってしまうときは、相手を恐ろしい存在として認定しているからだと思う。今日も謝らないといけない存在として扱っている。

自分がそう意識すると相手はそうなっていく。

怖がれば怖がるほど、相手は恐ろしい存在になる。

だから、自分を助けてくれる存在と意識して感謝すれば、好ましい存在としてその瞬間から存在し始める。

相手のスタンスを決めているのは自分。

だから、ごめんなさいは一度で大丈夫だよ。

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　残りは日記だよん♪