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灯りと生活 Iben Winther Ortonを訪ねる

「朝と夜、夏と冬、1日のなかで、陽の光や影の動き、時間帯やリズムを体感してると気づくことが大切なの。

窓際やお部屋の中で過ごす場所にキャンドルを持ち歩き、灯りを作る。
人と人の間置くキャンドルの淡い灯りは、心を近づけてくれるの」

照明デザイナー Iben Winther Orton (LIGHTSCAPES)さんのご自宅を見学させてもらった。彼女は器具をデザインするのではなくて、自然光も含めた「場」の灯りをデザインするひと。

私が「私も工房の中で1日過ごしていると、自然光の色の変化が美しくて手が止まるんです」と伝えると答えてくれた。

「本当にそうよね。
太陽光は角度や大気中の粒子によって光の温度がかわるのよね。

あまり意識することは少ないかもしれないけど、月明かりも太陽光の反射を受けて得られている光でしょ?
静かな夜に柔らかい光もとても良いよね。」

自然、庭、菜園や馬との生活の中で常に「こうしたら、どうなるかしら?」と楽しく実験する日常が、彼女のベースにあるからこそ、
自然と人の心と体の関係性を軸に発想し、デザインされてるところが、とても共感し、尊敬。


LIGHTSCAPES
https://www.lightscapes.dk/

Iben family
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バードハウス



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