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マニアック十二支シリーズ十二:亥  「亥」即ち「閡(とじ)る」こと

マニアックな十二支シリーズ、今回は”亥(い)”です。

ついにマニアック十二支最終回です。

十二支を書きながら風水的な学びだけでなく、
漢字から得る意味などより有機的な理解につながりました。
絵もPCのタッチペンで思いのほか楽しく描けたので二重丸です。

動物:猪・豚・魚

五行:水気の始まりとしての「亥」、木の三合局の始まりとしての「亥」、寅と合、巳と冲
方位:北北西330度(±15度)
月:旧10暦月(新暦11月)
時:午後21時から〜午後23時まで
季節:孟冬 旧暦十月立冬〜十一月大雪の前日まで

事象:水・雨・氷・墨・塩・醤油・豆
身体:脳・喉・食道・腎臓・膀胱・肛門・精子・卵子
色形:黒、尖形・波型・流動性があるもの

意義:「亥は該(かい)なり。陽気下に蔵る。故に該というなり。」(『史記』)「亥は荄(かい)なり。十月微陽起こり、盛陰に接す。」(『説文』)
「荄(かい)は根なり。陽気下に根ざすなり。十月、卦において坤となす。微陽、地下よりおこり、盛陰に接す。陰極まりて陽生ずるなり」(「説文段注」)

解字:

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いのしし、またはぶたの骨格をたてに描いた象形。骨組みの意。

「核」のキヘンを省略した文字でもあり、「核」は(閉ざす)意味があるので、「万物を収蔵している」状態を表します。
植物に例えると「草木の種子の核が土の中で守られ、陽春を待つ姿」を表します。
「芽が出るのを待つ」状態を表します。

易と「亥」:坤為地(こんいち)

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十月の卦は「坤為地」
陽が尽き果ててすべて”陰”となり、純陰となる。
坤為地(こんいち)の意味としては、母、従順、卑賤、狭小、暗所などがあるが、空虚、無、衰微を暗示するものでもあります。

”陽”は天を示し神様を象徴しています。このため、”陽=神”がない月として、旧暦十月(新暦11月)は神無月と呼ばれています。


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