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なぜ、日本にGAFAが生まれないのか?PL脳をアップデートせよ「ファイナンス思考-日本企業を蝕む病と、再生の戦略論(著者:朝倉祐介)」

世界中の愛あるみなさま、
本日もご覧くださりありがとうございます。
いかがお過ごしでしょうか?

今回ご紹介するのはこちらー!ファイナンス思考(2018年発行 )です。

ファイナンス思考とは?

この本でめっちゃいってるのは、「PL脳をやめろ!」ということ。

PL脳(損益計算書脳)とは、目先の売上や利益を最大化する事を目的視する、短絡的な思考態度のこと。

一方、ファイナンス思考は、会社が単に目先でより多くのお金を得ようとするための考え方ではなく、将来に稼ぐと期待できるお金の総額を最大化しようとする発想です。価値思考であり、長期思考、未来志向です。

決してPL(損益計算書)を蔑ろにしていいとは言ってません。

ただ、目の前の数字の改善に心血を注ぐあまり、大きなリスクをとって投資するという姿勢にかけてしまうことが問題だと。

日本のビジネス環境(経営者、株主、従業員、ステークホルダーなど)がPL脳で汚染されているが故に、内向き思考に走り縮小均衡型の衰退サイクルに入っていると筆者は述べています。(だから、GAFAが生まれない!)

この本の良いところは?

事例がたくさん載っていること。

ファイナンス思考を活かした経営:
mixi、アマゾン、リクルート、JT、関西ペイント、コニカミノルタ、日立製作所、サントリー、USJ
PL脳に侵された会社の症例と末路:
ダイエー、ガラパゴス携帯、シャープの液晶TV、日立のハードディスク事業売却、東芝のPC事業の不正会計問題

私がこの本読んでよかったこと

ファイナンス思考は個人にも活かせるなと。

自分自身もPL脳に侵されていると感じたし、損して得取れやなと。

短期的に数字をあげるよりも、将来に稼ぐと期待できるお金の総額を最大化するように視線を上げていくのは非常に大切。

口で言うのは簡単ですがなかなか難しいところではあります。

価値思考であり、長期思考、未来志向をもってどういう舵取りをするのか。一つ一つの行動に変化があるんじゃないかな。そんなふうに思います。

最後まで、読んで頂きありがとうございます。

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では、またごきげんよう〜。
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