私の心身の健康を支えてくれているZWIFT。走っていたら、突然の恐竜の着ぐるみである。バーチャルだから楽しいけど、リアルだと空気抵抗がえらいことになりそうだ。
今週のロードレース
パリ~ニースとティレーノ~アドリアティコというステージレース2本立ての週。総合系はグランツールに向けての脚試し、クラシックライダーは3月下旬からのビッグレースに向けた調整で全員しっかりと走るので、観ていて楽しい。
ティレーノを走るテイオ(・ゲイガンハート)の調子が良くて嬉しい。2020年にジロ・デ・イタリアを勝った後、落車や病気で本来の力が発揮できない時期が続いていた。ようやく長いトンネルを抜けられたのだな、と感じる。
そんなテイオのインタビュー記事がRouleurからタイムリーにリリース。これがまた読ませる内容で、流石Rouleurさんなのである。自転車にまつわるアレコレを美しく、文化的・哲学的に演出することにかけては右に出る者がない。
テイオのインタビュー記事は、webで全文無料で読むことができる(2023年3月12日時点)
陽気で気さくなテイオは、プロ意識と成熟した精神を兼ね備えたアスリートである。それはロードレースというスポーツの魅力について、そして自身のキャリア最大の成功となったジロ制覇について語る言葉に滲んでいる。
2020年ジロstage2はこんなステージでした。
テイオの言葉はこのように面白く、示唆に富んでいて、素晴らしいのだ。どうか自分の拙い訳ではなく、原文を読んでほしいと思う。
拙い英語といえば、テイオが活躍するとFacebookのメディア記事に私たちが運営しているファンページ(一応本人公認)がタグ付けされる。日本人の友人が日本語と怪しい英語の二本立てでヒーコラ頑張っているようなページでいいのか?と思いつつ、そんな謎の多様性もテイオらしいかな、と考えている。
テイオが頑張っているのが嬉しくて、いくつかレース映像のスクショを本人をメンションして送ったら、彼のInstagramストーリーに使われていて笑った。
今週のロードレース以外と今週読んだ本
家のトイレの電気が切れた。「今ならトイレでマインドフルネスできるで!」と夫。何というポジティブシンキング!この人と結婚して良かったな、と時々思う。