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天才が次回章のシナリオをつくりましたよっと

体験版をリリースしてまあまあの腑抜け症候群になってたあやさとでしたが、傍らでホイホイと凄まじいペースでゲームの更新版を出す製作者仲間を尻目に、これではいかんとついに奮い立つあやさと。

気が乗るとき以外に物語を書くことは「妥協」の要素がどこかに入ってしまう「なあなあの危険性」があるから書かんぞという口実を盾に寝ていたあやさとだったが、
ついにエルピー・プルのごとく目覚めたあやさとが第4章のシナリオを今日軽く描いてみたのですが、うんすごくいい、みせびらかしちゃえという結論に至り、このnoteに投下することを決めました。

下記が第4章シナリオ、完全に趣味枠でこのnoteでたいした説明もしていないためなんのこっちゃと思う方しかいないのでもの好きな方だけ見ていただければ幸いです。それではどうぞ。




以下第4章シナリオ


フオウ一族の王女、リラの転送魔法によりルメンテ達はサイン兵の目から逃れることに成功した。
しかし、禁断とされていた転送魔法の消費魔力はすさまじく、一族きっての潜在魔法を持つリラでさえ転送できる距離は短く、転送先はフオウの本拠地アルダから少し離れたチェンシーの国境地帯にとどまった。
サインの索敵部隊に度々鉢合わせながらも、そのたびに返り討ちにし、解放戦線は国境付近のに屯留しているフオウ一族のもとに急いだ。
国境付近のフオウ一族もまた国境の向こうから押し寄せてくるルベンの少数民族、チェンシー国内に点在するサインの前線部隊と兵を減らしながら戦い続けていた。
そんなフオウ一族に西方向からの不審な部隊の一報が。
あわてて臨戦態勢に入り、部隊から一人空中から向かってくる者の正体を確認すると、そこには見慣れた王女の姿が。
全身に誇り高き褐色の胴着を身にまとう者たちはむせび泣き、けたたましい歓声を上げながら王女と解放戦線一同を歓迎した。
ほどなくして、リラは国境部隊に解放戦線との同盟を結ぶ件を伝える。
怪訝な目をする者は少なくなかったが、リラの必死の説得と、レジェを通して伝わる解放戦線の覚悟を聞くと共に、部隊はレジェの前に膝をつく。
この瞬間、フオウは後ろから迫るサイン部隊から解放戦線を守る盾となった。

解放戦線の本拠地カザーラまではまだまだ距離こそあったが、カザーラ付近は解放戦線の別部隊が帰路を死守してくれているため、この国境付近さえ突破すれば、本拠地カザーラに安全に迎える地点までは実質目と鼻の先であった。
多様な民族が共存しているルベンだが、国境付近でたたずむ少数民族もサイン軍の襲撃を受けていることもあり、解放戦線のことを歓迎していない。
各所から解放戦線を襲うサイン軍、レジェも言葉が通じないルベンの少数民族。
国境付近で起こる三つ巴の戦いは、少女をまたもや数奇な運命に誘い込む・・・・

【第4章 君のもとへ】


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