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【SRPG Studio】戦士系ユニットに魔法攻撃をつけてハイブリット型ユニットを作成する方法

手掛けているSRPG Studio自作ゲーム第3章ユーリ。

【Gaining Fate】 第三章『業火一族フオウ』

こいつのユニット評価をこの記事で書こうとせっせと能力作成していたら、ものすごく疲れた。

何故疲れたかというと、このユニットは物理攻撃と魔法攻撃どちらもできるようにしたかったのにも関わらず、その方法がどのサイトにも見つからなかったから。
まったく手のかかる子だよホントに。
こんな苦労をゲーム制作をする仲間たちが味わうことの無いように、このnoteにやり方書いときます。
おんなじ悩みを持つ人がいたらこの方法でどうぞ。


注)環境はWinows10想定です、それ以外は分からん。

1.ユニットを複合系ユニットにする

データ設定 → クラス でハイブリッド型にしたいユニットを選んで、画像の部分を押す

赤枠の部分をクリック

そしたら、戦士系、弓兵系、魔導士系と出てくるので、
武器と魔法を装備させたいなら下記の画像の様に、戦士系と魔導士系にモーションの画像を選択する。

で、あやさとはこのユニットの基本の立ち姿?はマーシナリー男にしたかったんだけど、魔導士系はマーシナリー男のランタイムが用意されていないので、そこは自分で作らないといけない。(ちなみに、ベースが魔導士でそこから物理も行きたい・・・という場合はかなり難しいため、今回は戦士系が魔法も使えるようにする方法のみを記載)

戦士系はマーシナリーで、魔導士系は別にマーシナリーじゃなくてもいい・・・という方は、既存のクラスを選んでいただけたら大丈夫ですが、せっかくなのでマーシナリーで作りたいところ。

2. 戦士系からモーションを取り出して魔導士系に貼り付ける

先ほどのマーシナリー男の魔法攻撃モーションを作りたいよ!というときはリソース→ランタイム→motionを選択。
そうして魔導士系にもっていきたいユニットを選んだら、「ファイルに保存」ボタンを押してくださいまし。

出力先を適当に指定したら、指定先のパスに画像ファイルがこんな感じで入るはず。

マーシナリー男.png以外にも色違いでabcのやつがダウンロードされるのですが、全部使います。
これを自分が使うゲームの
Grapgics→motion内にコピペして貼り付ける。

で、ここ大事なんだけど、
このままだと戦士系のアニメとして扱われてしまいますので、
弓兵系なら「#名前」
魔導士系なら「$名前」と先頭に記号を付けることで判別してるっぽい。
だから今回貼り付けたマーシナリーのpngを魔導士系にしたかったら先頭に「$」を挿入してください。

そうしたら魔導士系のアニメとして扱われるんですが、元々戦士系のアニメーションなので多少アニメーションを変えないといけない。

3. 画像をゲーム内で使えるようにする

フォルダの中にほいっと入れただけでは使えるようにならないので、
リソース→画像データの確認を開いて
オリジナル→motionの部分をクリックして、追加のボタンを押して画像を追加する。

これでSRPG Studio内でモーションが使えるようになったので、あとはアニメーションを作るだけ。

4. 魔導士仕様のアニメーションを作成

SRPG Studioのマップを開いていない状態で、
アニメーション→オリジナルモーション へ移動する。
そして、アニメの作成ボタンを押して、新規で魔導士系マーシナリーを作る。

「アニメを作成」ボタンを押したら、モーション画像のオリジナルで先ほど
取り込んだマーシナリーを入れる。

そうした右上に
・待機
・魔法攻撃
・回避1
がデフォルトになっているので、基本的にこの3つのアニメーションを作成すると動かせるようになります。
待機はもうそのままでいいのですが、問題は魔法攻撃。
そもそもが物理攻撃用のモーションなので、2段目には魔法攻撃ではなく戦士系の2段目「移動」が入れられています。
これを変えるために、右下のモーション番号(赤枠のところ)をダブルクリック。

そしたらこの動きの画像部分をクリックすると、色々そのフレームでの動きが選べるので、ご自由に選んで魔法攻撃っぽく作ってみて。

大事なのが、魔法攻撃の時は魔法ループ開始と魔法ループ終了を設定しないと、魔法が発動しなくてバグるので、魔法が発動してほしいフレームの部分を右クリック→プロパティ→ループ設定で「魔法ループ開始」もしくは「魔法ループ終了」を設定する。
この2つを設定して初めてちゃんと魔法攻撃ができるので、これ大事。

これをしたら魔法攻撃できるようになってると思います。
データ設定 → クラスで作った魔導士系クラスを入れるのを忘れずに。

複合系になったら装備可能武器も剣と魔法の両方を設定できるので、忘れずに両方設定しておく。

そうしたら、冒頭の自作キャラ、ユーリくんのように剣と魔法が使えるマークがついているので、成功となります。(一応テストプレイはよろしく)


※余談ですが、ユーリ君はクラスチェンジしたら杖も使えるようになるため、ここに杖のマークも入れ込みたいんですが、それはこのプラグインを活用すると問題なくできるようになります。

設定の仕方は説明するのだるいこのサイトに記載してあるんで今回は辞めときます、
もし知りたければコメントにご一報くださいませ。
ではまた、一緒に制作頑張りましょう!

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