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サクサク・カリカリ・もちもち。色々な食感が楽しい「自然薯ふりかけ」

私の毎日に欠かせない「ごはんのおとも」。色々試すようになってから、この世の中にはごはんに合うおいしいものがこんなにたくさんあるのか…と自分の無知さにがっかりするばかり。

世間的に知られていないだけで、もっと注目されてもいい商品って本当にたくさんあるんですよね。もちろん、単に私が知らなかっただけで注目度が高いものもあるとは思いますが…。

ここでは私が実際に試したごはんのおともを紹介し、少しでも多くの人に「おいしそう」「食べてみたい!」と思ってもらえるような記事を発信しています。

そして今回、声を大にして「おいしいんだよ!」とお伝えしたいのは、こちらの『自然薯ふりかけ』です。

じねんじょ村 「無添加 自然薯ふりかけ おかか味」

銀座にある、お米のライフスタイルショップ「アコメヤトウキョウ」で見つけたふりかけ。

自然薯栽培発祥の地という山口県柳井市で、自然薯の加工食品を手掛ける「じねんじょ村」の商品です。

原材料は白ごまに自然薯フレーク、鰹節に青のり…と実に13種類。全部無添加のもので構成されています。半年ほど前に購入したのでうろ覚えですが、確か店頭価格では500円前後だったような気がします。

山芋の一種、自然薯というとネバネバ・トロトロというイメージがありますが、このふりかけの食感は「サクサク・カリカリ・もちもち」といったところ。

サクサクは乾燥加工させてある自然薯フレークの食感。最初は小さなあられのような印象なのですが、噛むと水分と反応してもちもち…というような食感に変わるんです。

カリカリと香ばしい白ごまに、風味の良い鰹節、磯の深みを感じる青のりと、ひと口で色々な味わいが楽しめるのもおすすめポイント。

私が購入したのは醤油の効いた「おかか味」ですが、他にも「梅しそ味」・「わさび味」と3つの種類から選べます。どの味にしようか…と店の中でゴリラのようにウロウロぐるぐるして迷っていたのはここだけの秘密です。

記事を書くにあたり、アコメヤさんのWebサイトをのぞいてみたのですが、オンラインショップでは取り扱いがない様子。

「じねんじょ村」から直接取り寄せることもできるので、興味のある方はぜひ一度試してみてくださいね。

自然薯・山芋・長芋・とろろ、違いって何?

今回のふりかけの主役である「自然薯」。1本数千円もする高級品として知られていますが、スーパーで見かけるような「山芋」や「長芋」とは何が違うのでしょうか。

まず、「山芋」という品種はありません。「ヤマノイモ科」をまとめる名称でこの枠の中に、「自然薯」があり「長芋」があるんです。

「自然薯」は日本原産の品種。もともとは山に自生する野生種だったため希少でしたが、柳井の「じねんじょ村」では自然薯の栽培に成功。今では品質の良い自然薯が安定して収穫できるようになっています。見た目は60cm~1mほどで細長く、粘りの強さや旨みの濃さなどが特徴です。

「長芋」は全国的に最も流通している山芋の栽培種。中国原産の外来種で、自然薯より水分が多くサラサラしているのが特徴。ちなみに見出しの写真は長芋です。

その「長芋」の一種として「大和芋」があります。ネバネバ度合いから見ると、自然薯>大和芋>長芋、といった順でしょうか。

ちなみに「とろろ」というのは、これらの種類をすりおろしてできたもの。自然薯も長芋も、すりおろせば「とろろ」です。ただ自然薯はブランドイメージが高いので「自然薯とろろ」などと付けられていることが多いですね。

以上、だいぶ脱線しました(笑)。














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