見出し画像

陸前高田の新ブランド米「たかたのゆめ」を食べてみた

10日に行ったフードイベント「二子玉川らいす」で購入したお米「たかたのゆめ」。試食でいただいた「あんぜんじのあんしんまい」同様、こちらも初めて聞いたお米の名前です。

会場では1合サイズから販売されていました。こちらは1kg880円。イベントということで多少お安くしていたみたいなので、本当はもうちょっと高いかもしれません。

担当の方にお話を伺うと、「ひとめぼれ」と「あきたこまち」の血を引くお米とのこと。どちらの品種もおかずを選ばないバランスの良さが魅力です。

「たかたのゆめ」とは
JT(日本たばこ産業株式会社)が「いわた13号」という品種名称で開発・保有していた種を復興支援の一環として、権利も含めて市に寄贈した新種米。
 陸前高田市でしか作付けされていないオリジナルブランド米であり、津波で甚大な被害を受けた農業の復興のシンボルとして、地域ブランド米としての確立を目指しています。

新ブランド米「たかたのゆめ」

自宅に戻り、早速炊いてみました。

ふっくら炊き上がりました!粘りは少なめで粒立ちがハッキリ、大粒です。自宅で炊くと、同じ水量でも「ひとめぼれ」はやや固めに、あきたこまちは柔らかめに炊き上がるんですが、「たかたのゆめ」はその中間みたいな感じ。

食べると粘りが出て、おかずを引き立てるような優しい甘みが広がります。さっぱりしていておいしい。また、冷めたごはんの方がより甘みが感じられました。

東日本大震災で津波被害を受けた陸前高田市。「たかたのゆめ」を作付している農地の約8割が、被害により土を入れ替えた復旧田なんだそう。これからもおいしいお米を作り続けて欲しいですね。

これからよく聞くようになるかもしれないお米の名前です。機会があったらぜひ食べてみてくださいね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?