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親知らずを抜歯して、音楽を聴いて決意したこと。そして、学生寮「荘内館」の思い出など。

今日、2023年2月17日は、生まれて初めて親知らずを1本抜歯した。日本海病院にて。部分麻酔で最初は痛みも無かったものの、歯茎の奥深くに埋まってる歯だったので、歯を砕きながら、下の骨も削りながらの大規模な抜歯作業。途中で痛みも出てきたため麻酔も足していただきながら。しかも、とんでもなく骨が硬かったらしく、歯医者の先生曰く「最近の中では一番難航した」とのこと。

1時間弱はかかった抜歯でしたが、とにかく無事に終わって、いがった。先生には、「もっけだの」という感謝しかない。今は痛み止めを飲んでるので何とか大丈夫だが、明日からは腫れるや。

ええ、一番つらいのは、今晩はビールが呑めないことです。日本海病院からの帰り道、Hi-STANDARDをずっと聴いてた流れで、夜はHUSKING BEEを何となく聴きたくなって聴いております。名曲揃いなバンドであるのー。

あと、GOING STEADYの東京少年も聴いた時に、一つの決心が生まれた。

大学時代4年間住んでいた、東京都北区の、駒込駅から徒歩7分の場所さあった山形県庄内地方出身者の学生寮「荘内館」。その寮のテーマソングとして21才の時に作った「荘内は炎上するか?」という曲を、きちんと音源化することを、本日ここに決意した。若い時代の庄内人の衝動と、生まれ育った土地である「山形県の庄内(荘内)」に対する誇り(「庄内弁」という方言に対する誇りも含む)を、やはり形に残すべきではないかと。そう思ったからである。

この「荘内は炎上するか?」という曲は、酒田東高校の1個上の先輩で、荘内館の寮生でもあった堀哲文くんという方が作詞し、私・阿部彩人が作曲した。その頃、荘内館で流行っていた、以下のGipsy Kingsによる「My Way」のカバーにインスパイアされ、当時よく聴いていたメロコアの影響もふんだんに受けながら作った曲である。

「荘内は炎上するか?」という曲のタイトルは、当時の荘内館で私が良く聴いていて、寮生とも一緒にライブにも行っていたNUMBER GIRLの向井秀徳さんが、渋谷でのライブのMCで発した「シブヤは炎上するか?シブヤは炎上するか?」という言葉からの引用。

ちなみに、以下の写真は、荘内館の学生と一緒にテレビ朝日の「タイムショック21」という番組に出た時の映像である。

在りし日の荘内館の集会室。
私が卒館した時に寄贈した、
実父・Kosyuによる鳥海山の絵も飾られていた。

荘内館の玄関あたりの写真は、こちらの荘内日報の記事にて見ることができる。

荘内館はその後、老朽化により2007年に取り壊しになり、山形県全体の学生寮として生まれ変わる形で、やまがた育英会「駒込学生会館」という名称で建て直された。今は、駒込駅から山手線沿いの道を通って寮まで登る坂は「庄内坂」と名付けられている。

やまがた育英会「駒込学生会館」。
駒込駅から寮まで登る坂、「庄内坂」。
「庄内坂」の石碑。
酒井家22代当主、公益財団法人致道博物館代表理事・館長である酒井忠久さん揮毫。

コロナ禍が始まってからは東京に行く機会はまだないですが、行ったらまた駒込にも行こうかなあ、と思っている次第である。

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