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【うつ】会社員辞めてもいいんだ、と思ったきっかけと決意


こんにちは、HSS型HSPのえるです。
やっっっと抜歯後血が止まりました。安心。

※今回はかなり私の偏見や固定観念が含まれています。基本的に私が自分に対して思っていることで、他人に対してではないですが、傷ついてしまう方もいるかもしれません。ご理解の上お読みください。


今日は、「大手企業の会社員じゃないならもう社会不適合者、脱落した私はもうダメだ」と思い込んでいた私の、思考ロックに気づいたきっかけの話です。

これぞ私のパラダイムシフト。
今となっては何でそんなふうに思ってたのかほんとわかりません。

まあまだ休職中で辞めてないんですけどね。

きっかけは2つ

・グループ認知行動療法

クリニックで週一で開催している、復職したい方向けの認知行動療法。
休職中の8人前後のグループで、お話しします。

当たり前ですけど、老若男女、色んな立場で、色んな職業の方がいて、でその方たちの周りにも色んな考え方の方がいます。

私は転職経験もないし、交友関係も狭いし、夫の交友関係も狭いので、めちゃめちゃ固定観念で固まっていました。しかも、それに気づいてなかったです。

文字にすると月並みですが、「世の中には色んな考え方があり、価値観に優劣などない」ということが、やっと納得できたのです。

・高校同級生かつ入行同期の親友

私は奇遇にも、高校同期で面識のある友達と、同じ会社に入り同じ店に配属されました。

今でもまあまあの頻度で会っています。

彼女は4年ぐらいで金融機関を辞め、アパレル店員に転職し、その2年後ぐらいにネイリストの資格を取り、ネイリスト転身。そして半年前ぐらいに別のネイルショップに転職し個人事業主になりました。

という話を毎度タイムリーに聞いています。
もちろん苦労もしてますが、彼女は私にはキラキラして見えます。

彼女が「高学歴は堅い仕事、大手企業」という私の思い込みをより身近に壊してくれました。


社会不適合者で、いいんだ。

ドキッ!変人だらけの大学生活

思えば、私は大学で哲学系のゼミにいたので、周りは変人ばかりでとても面白かったです。

イケメンで頭よくて一見モテそうなのに、口を開くと現実離れした思考回路で社会性のない男友達2人と、よくつるんでました。

彼らからは「狂人に憧れる常識人」「普通の人の皮を被った狂人かと思いきや、狂人の皮を被った普通の人」と言われてました。
めっちゃ的確。笑

私は狂人になり切れないというか。
現実を振り切れないというか。

狂人を近くで見てるのが落ち着くんですよね。
自分もそうなりたいのか、単純にHSSっ気を刺激されて研究対象にしたいのかは不明。
大学生の時は頭の回転が速い、変な人間(男性に多い)がとにかく好きで。

そしてそういう人たちにも「話が通じる一般人」として重宝されていたように思います。
「狂人の良き理解者」?「狂人サポーター」?

職人気質の夫も、はじめ変な人だと感じた

ちょっと話は逸れますが。

夫も金融機関同期。
彼は好き嫌いがかなりはっきりしており、尖ってるなあ、と思った記憶があります。

夫は可愛い顔してクールで取っ付きにくいタイプ。でも内輪では3枚目的な立ち回りもします。器用で真面目。感情表現は苦手。

新入社員なのに飲み会に来なかったり、社交辞令や慣習で他の男性社員と作業していると嫉妬してきたり。

先日、夫婦で歩いてる時に通りかかった見知らぬママ友軍団を見て、
「ああいうのが1番疲れる」
と夫婦で共感したんです。
(その方たちを批判しているわけではありません。)

夫と結婚してよかったと思いました。
昔は夫の社交性のなさが鼻についたこともあったけど、私も本当は、本心では、会社の飲み会みたいな疲れる場所に行きたくなかったんだな。

内向的な夫の分まで、家庭外部の窓口をやっていたつもりでしたが、わたしも内向的でいいじゃんね。

しかし2人とも現営業職というバグ。

我々は2人とも真面目でおとなしそうで穏やかに見える、「アナザー孫」枠なので、金融機関の若手営業としては、見た目とキャラで得してたとは思います。

天才と一般人の間

頭の回転が早い尖った思考の人と7:3ぐらいの割合で聞き役するのが1番楽しい。相手も楽しそう。
「話してて楽しいし会話のペースも合うけど、えるの意見は?って聞くとびっくりするほど出てこないよね」
ってよく言われてました。

私はあまり尖った意見を持ってないので、どちらかというと、その人が「どうしてそう思うのか」とか、「普段何を考えているのか」とか、そういうことに興味がある。

そして、恐らくそういう人たちってあまり世の中の人に理解されないんじゃないかなあ。

でも私は理解できる。(ことが多い)

私が、天才や狂人ならではの訳わからなさを、うまく解釈してより多くの人に伝えてあげるっていうのはどうかなあ。

インタビューライター?かなあ。

なんか普通でいなきゃ、と思い込んでた気がするけど、そもそも普通なんて個々の中で定義が異なるものを基準にするのは、そりゃあ軸もブレるよね、と思います。

家族が出来たから、無理に社会にいなくてもいいと思った

今まで私が外交的だった理由は、自分の家庭を築くのに有利だから。
人との出会いは多い方がよかった。

でも、大好きな夫と、大好きな息子がいれば、他の人に無理して愛想良くする必要、ないんじゃないか?

と思えました。

あとは、こんなへっぽこメンタルの私を真面目に支えてくれる家族へ恩返し出来るように、自分で考えた方法で、働いて、毎日ニコニコしながら暮らしたい。

欲深いかもしれないけど。
でも欲がないと成長もないからね!

狂人になり切れない中途半端な社会不適合者として、胸を張っていきたいです。


さて、断捨離に戻りますか…。

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