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わたしの学びの遍歴

ここ数年、様々なサービスに触れて新しいことを学ぶ機会が増えたので、その遍歴を振り返ってみようと思います。


リスキリング

最近よく「リスキリング」という言葉を耳にします。

リスキリング:
英語で「Reskilling」であり、スキルを付け直すこと、学び直すことと表現されます。2021年に経済産業省が発表した資料によると、「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」と定義しています。

https://talknote.com/magazine/reskilling/

2020年のダボス会議において、「リスキリング革命(Reskilling Revolution)」が発表されたことが注目を集めるきっかけになったそう。
岸田総理の所信表明演説内では、リスキリングに「今後5年間で1兆円投入」という発言があり、2022年の新語・流行語大賞にもノミネートされるなど国内でも注目されています。

この言葉を意識していたかは覚えていませんが、それまでは社内研修でしか学んでいなかった私が、5年ほど前から業務に関係ない分野の学びを始めました。

きっかけは日経WomanExpo2018

今思えば、この先くるかもしれない妊娠・出産というライフイベントと、そうなった時の働き方に漠然とした不安を持っていたのかもしれない。
これまでは会社の中のある程度イメージできるキャリアに乗っかるのだろうと思っていたが、この講演を聴いて「仕事って選ぶものなのかも」「働き方に自分らしさという要素を加えるなんて思ってもみなかった」と衝撃を受けた。
そしてそれを実践しているハヤカワ五味さんと堀江敦子さんがとても素敵だった。単純にカッコいいと思った。私も近づけるのだろうかと。

この時登壇されていた堀江敦子さんの他の話も聞いてみたいと思うようになり、その後出会ったのが「Schoo」。

Shcooとの出会い

2021/1頃、育休も終わりが見えてきたけれど、社会から孤立した寂しさと復帰できるのかどうか不安が混じっていた頃。
オンラインで学習ができる、講義のバリエーションが豊富で、なにより「学びのハードルを下げる」というコンセプト?が親しみやすくすぐにはまった。
リアルタイムで参加するとチャットに質問や「なるほど」リアクションやコメントを好きに書き込める。たまに講義の中で読み上げてもらったり、他の受講生からリアクションが貰えたりして、オンラインでありながらもコミュニティで学んでいる感覚が得られるのもお気に入り。

シリーズになっている講座も多く、私がよく受講したのは以下。

  • グラフィックレコーディング(本園大介先生)

    • とにかく、絵が下手でも楽しく書けるようになる

    • ノートや手帳を書くのが楽しくなる

    • 入門編、トレーニング編などもあり、自分のレベルに合わせて受講できる

    • それ以来、私のノートにはグラレコのゆるいキャラクターが登場するようになった(理解度が上がるとかは分からないが、とにかく楽しく学べるように!)

  • 人生を変える ポジティブサプリ~前向きになれるテクニックを毎月学ぶ~(横山信弘先生)

    • 元々の性格もあるけれど、とにかく産休育休で自己肯定感が爆下がりした私。

    • 前向き≠性格 → 前向き=テクニック である と教えてくれた横山先生。

    • 松岡修造さん的な熱量と実はネガティブな過去を持つ先生がとても魅力的で、私にもできるかも!と思わせてくれた。実際、毎月やることで思考に変化が生まれた。

  • 半径3メートル以内を幸せにする(本田晃一先生)

    • 私のnoteでも何度も出てきている通称「こうちゃん」との出会いはSchoo

      • 岡崎かつひろ先生の「「好き」を仕事にできる人の本当の考え方」という講義を受けたところ、こうちゃんが飛び入り参加。

      • 岡崎先生の隣でニコニコ座っている。

      • 最初は、だれ?って感じだったのだが、前述したチャット欄が大盛り上がり。どうやら有名な人らしい…。みんな「こうちゃん」って呼んでいる。

      • しかし話すことはユルイ。雰囲気もユルイ。でもとにかく楽しそうだ。

      • なんなんだこの人は…と一気に興味がわいた。

    • それから"こうちゃん"の講義を遡って受けるようになり、気づけば私の価値観を変えてくれていた。

    • ステップアップするには試練や努力がつきものだ(苦しまないと成長しない)と思っていたが、こうちゃんの話を聞いていくうちにいつの間にか考え方が変わった。今に感謝して自分の声を聴いていく。そうすると、すてきな出会いやチャンスが向こうからやってくる(それに気づける・踏み出せる自分になる)とのこと。

    • それは理想だけど、そうは言っても難しいでしょう~と思うのだけど、こうちゃんの話を聞くとなんだかできそうな気になるのが不思議。いつのまにかこうちゃんマインドがインストールされている。

とにかく"こうちゃん"にハマった私。Schooだと月一しか講義が無いので、他の手段を探してみた。
すると、どうやらhimarayaという音声配信プラットフォームで配信しているらしい。現在himarayaは日本からは撤退してしまったのだけど、すべての放送がVoicyに移行されている。

音声配信との出会い

ここで初めて「音声配信」に出会った。これが私にとって大きな転換だった。時間の使い方が劇的に変わった。
子育て、家事、復帰後は通勤、何かしている時間でも耳は空いていることがある。
この「耳が空いている時間」にVoicyを聴きまくった。

個人的にVoicyのいいなと思う所は、このあたり。

  1. 短時間で1テーマが聴ける → 1チャプターが10分なので、長くても20分くらいで1回の放送が聴ける。まとまった時間が取りづらかったり、「ちょっとこのテーマ気になるぞ」という時に最適。

  2. 対談企画で他の配信者を知ることができる → 普段聴いていた人の番組にゲストで参加した人に興味を持って、その人のチャンネルをフォローしたり、どんどん広がっていく。

  3. ハッシュタグ企画がある → 興味のあるトピックを様々な配信者の視点で聴ける。特に「持ち家vs賃貸」は色んな考え方あるよなぁとつくづく感じた。

「あるある」とか「あ~自分は言語化できてなくてモヤモヤしていたけど、この人が言っていることだったのかも」とか…。人生の一歩も二歩も先を行く先輩から、「こんな時はこうするといいかもよ」とちょっとしたアドバイスを貰える感じが嬉しい。

そうして気づいたことや自分なりに解釈したことをアウトプットしたいと思うようになり、noteに辿り着いた。

noteとの出会いと、これから

なんどかブログにチャレンジしたけど挫折した私だが、noteは数か月続いている。
何が継続の秘訣なのかと考えてみたところ、次の4点かと。

  • リアクションが貰える:意外と「スキ!」が貰えて、あぁ読んでくれる人がいるんだ、誰かと繋がっているんだと感じる。(優しいコミュニティ)

  • 気軽に書ける:下書き保存が地味に嬉しい。これnote記事にしたいなと思ったときに、途中までメモしておき、まとまった時間が取れた時に清書する。そうすることで記事作成のハードルがぐっと下がる。

  • 見出し画像を作るのが楽しい:はじめは「みんなのフォトギャラリー」を活用していた。記事に合う画像を探すのも楽しい!そのうち、自分で文字を入れたり画像を入れたりしたくなり、以前ちらっと触ったことがあるCanvaを使うようになった。調べるとすぐに「note記事見出し画像テンプレート」がたくさん出てくる。最近は、先に画像作って記事を書くモチベーション上げたりしている…!

  • 読むのももちろん楽しい:noteにはたくさんのクリエイターさんがいて、自分が悩んでいることや、クスっと笑える記事、最近の人気記事など、記事が本当に面白く、つい時間を忘れて読んでしまう~。

楽しくアウトプットを継続することで、自分の考えが整理されたり読んだ本が身になっている。
新しい居場所を見つけられた感じ。
これからもアウトプットする習慣を継続していきます!


ここ数年の学びを振り返ってみました。
この期間は生活も変わって迷走していた感があったのだけど、こうやって振り返ってみると、色々やってるじゃん!身になってるじゃん!と少し自信が持てました。
新しいサービスがどんどん増えて追いつけないけど、気になったものは気軽に足を踏み入れてみようと思います。

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