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1000字でファッション雑学【ビブラムソールとは】

平日は毎日 #ファッション雑学  を書いていますが、週末にはファッションに限らず日々の雑記を書いています。
今日は平日なのでファッションの話。

今回はビブラム(Vibram)社のビブラムソールについて訳1000字で書いていこうと思います。

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このロゴ見たことありませんか?
これこそがビブラム社のビブラムソールです。

【ビブラムソールとは】

そもそもビブラムソールとは、イタリアに本社を構えるビブラム社製の高性能のラバーソールのことです。
カジュアルなシューズからブーツまで幅広く使用されていて、グリップ力、クッション性、そして耐久性に優れた世界的なソールメーカーです。
現在ではドレスシューズにも用いられていてその用途は様々となっています。

【ビブラム社の歴史】

ビブラム社は、登山家であるイタリア人のヴィターレ•ブラマーニ氏が1935年アルプス遠征隊の登山仲間を亡くしたことをきっかけに、従来の革と釘で作られた靴底でしたが、様々な地表面においてグリップ力があり、かつ安全性の高いゴム製の靴底を開発することに挑んだことに始まります。

その後1937年に世界で初めて加硫ゴム(ゴム系の原材料を加工する際に、弾性を大きくする為に硫黄などを加えたもの)を用いて作ったソール「CARRARMATO」が誕生。ビブラム社が設立されます。
このソール日本では「タンクソール」と呼ばれています。

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1954年7月31日にはビブラムソールが搭載された登山靴でイタリア登山チームがK2(パキスタンと中華人民共和国のウイグル自治区との国境に位置するカラコルム山脈にある山の名称)を初頂上を達成します。このことによりビブラム社、ビブラムソールは世界的に有名になりました。

ビブラムソールを使用したシューズは天候に問わず使うことが出来るため、1足あると非常に便利です。ただ、一般的にはビブラムソールを使用したシューズは少し値段が高くなるので、選択肢のひとつとして考えてもらえればいいかなと思います。
しかし、グリップ力やクッション性には確実な実績があるので、是非シューズを選ぶ際にソールも気にしてみでください。現在ではそのソールの種類も色々で、タンクソールはその中のひとつです。
ビブラム(Vibram)の文字があった時はこの話を思い出してもらえると嬉しいです。

というわけで今回はビブラム社ビブラムソールについて書いていきました。
最近ではサンダルにも使われるビブラムソール。

こんなコースターもあるくらい有名な素材です。
是非一度お試しを!

では、また書きまーす!

#ファッション雑学
#ビブラムソール
#ビブラム社

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