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2024年甲辰年、これからどうなるのか。

2024年元日に起きた能登半島地震において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

2024年の幕開けはいきなり大きな天災があり、次の日には大事故と、とても衝撃的な始まりでした。当日私は出かけていたので地震があったことを知らず、家に帰ってテレビをつけるとどこも地震のニュースであの東日本大震災を思い出しました。そして北陸にいるお客様やお友達、お友達の家族は無事だろうか、被害が大きくならないことを祈りました。

卯年は”揺れる”と言われているのですが、まさに”揺れて”しまいました。こんなことはたとえ自然の法則だとしても当たってほしくありません。(算命学では2月3日節分が大晦日にあたるため、まだ「癸卯年」です)

さて、2023年はどうだったか。2024年はどんな年になるのか。
年末に「算命さんに訊いてみた」で話を聞いてもらいました。


補足的な雑感。

さてさて。補足というか、これらの話を元にこちらでも徒然書いていこうと思います。

祇穂「101代目。今は下がって来ちゃってる時なんですよ 全体の流れとして」

2023年総決算、そして2024年の空気感を掴もう!

算命学は、例えば個人を見るとき”3代”見ます。その本人を基準に祖父母と親、そして本人、子供、孫。本人を見るときはその本人の命式を見るのと同時に先祖がどのような人か、祖父母と両親を見てその流れで本人がどのように生きてきたか、環境などを考慮に入れて見るのです。

なので国や会社など、家系以外のグループを見るときも全体の流れがどのようになって”今”があるのかを見たうえで、”未来”をどうしたいか、どうなっていくか見ます。

一番小さなグループの単位は夫婦で、夫婦は相手の(運命の)影響を受けます。夫が天中殺なのに、天中殺現象が妻に出たりします。
その夫婦が子を成し、家族となって行きます。

日本国の代表として象徴である天皇と、実際に政を行っている総理大臣が挙げられますが(天皇陛下と総理を同等に扱うつもりはありません)、実際には時の総理が誰だったか、その総理がどういう命運のときにどういうことを行ったかなどを見ていきます。

というわけで、この話の中で「今の総理大臣は101代目」、「102代目は北の方角、女性の位置」などという話になってくるのです。

「101」という数字がどういう位置にあるのか。

算命学はどこまで行っても「陰陽」の世界で、そこに十干十二支の流れ、表干支の60巡などがあります。十干十二支にも陰陽があり、陰陽陰陽陰陽と時代や歴代が繰り返されていきます。
細かい説明は省きますが、その流れで行くと今はちょうど下がっていく時期なのです。なので下がっていく時期は短い方がいい。だからさっさと内閣改造でもやってどんどん”代”を進めていってほしいのです。

みい「それは世に言う『三代目は家を潰す』的な意味での、101代目はイマイチっていうこと?」

2023年総決算、そして2024年の空気感を掴もう!

七五三があるように算命学では3と5と7という数字に意味があります。農家などで7代続いていると安泰だとか、自分を中心とした平面五行(東西南北+中央)であらわすとか、木火土金水という五行があったり。

「三代目は家を滅ぼす」
って日本では言われているけれど、これも”3”
三つ子の魂百までというように、3は基礎だったり。

先にも書きましたが、算命学で家系を考えるとき、「祖父母→父母→自分」、「父母→自分→子供」、「自分→子供→孫」というように三代を1つとして考えます。

次の総理大臣にはどの方が適任?

みい「ずっと岸田さんのままでもOK?」

2023年総決算、そして2024年の空気感を掴もう!

あくまで天中殺から見たら、の話で細かい命式を見ていくとどうなんだろうなって言うところではありますね。

とにかく2024年は辰年なので、辰巳天中殺の人が総理になってはダメ。日本が立ち行かなくなってしまう。何をやるにも裏目裏目でこのときにした約束事を反故にされたり、後々このときの政治が足を引っ張ることになります。

岸田さんも高市さんも野田さんも辰巳天中殺なのですよ。
岸田さんはもう総理大臣になっているので、総理大臣になった年が辰巳ではないからいいのですが、とにかく今年は何をやっても裏目裏目に出るし、今年岸田さんが行った政策などが後々大きな渦となったり日本の発展の妨げになったりする可能性は高いのでできれば退陣してもらいたいところです。

小池さんは子丑天中殺で、ものすごく上昇志向の強い人だし、自分が”長”にならないとやっていけない人。言い方を変えれば長しかできないし、向いている。今は東京都知事で与党でもないし、現実的な話をすると”次に”総理とはなりにくいのではないかと(算命学関係ないw)。

河野さんは寅卯天中殺ですが、寅卯天中殺の人が長になるなら世の中が安定しているときがいいのです。そのまま安定させるのが上手いので、平和な時代ならもってこいではある。ただこのような日本の状況のまま安定してしまうのは困るので、河野さんも今のところ出番はなさそう。ちなみに田中角栄さんも寅卯天中殺だったんだけど、結構激動の時代に総理になっていますね。苦労したことでしょうね。

最後に菅さんは戌亥天中殺なので、家系の流れからはみ出す人。戌亥天中殺も”長”に向いている。

というわけで、菅さんかなーという結論です。

陰謀論好きでしょ?

みい「え? まさかの、どこかの国が、日本を攻撃して、日本のカルチャーを破壊しようとした結果である、みたいな、そういう陰謀論的な話?

2023年総決算、そして2024年の空気感を掴もう!

突然、陰謀論めいた話の流れになっているけれど、日本と各国との関係がこうなった理由があるはずなのですよ。陰謀論めいたことになっているのはきちんと理由を説明できていないからそんな話になってしまっているので、時間の許す限り調べてみましたが。。。

結論:原因と言えば原因かもしれない事柄があったが、実際どうなのかしら。まだまだ私の勉強不足です。。。ごめん。

日韓関係についてウィキペディアによると、韓国との関係については1965年(乙巳年)に基本条約を締結して外交関係を樹立している。
そのときの内閣総理大臣は佐藤栄作氏。彼は寅卯天中殺。
年運は西が半会、大運も西が半会している。この時に日本側がどういった立場でどういった話し合いになったのかわかりませんが、特に大きな問題はなさそうなのだが。
問題があるとすれば佐藤栄作氏が思っていた結果(当然、締結内容から逸脱するはずはない)ではなく、締結内容以上の解釈が(後付けで)されてしまった可能性はあるのかなと。

北朝鮮との関係、中国との関係、美濃部都知事の時にありました。美濃部都知事(戌亥天中殺)が北朝鮮と中国に訪問したのが1971年(辛亥年)。現職の知事として北朝鮮に訪問したのは美濃部氏が唯一だそう。ちなみに中国を訪問したのが11月なので亥月ですね。天中殺のときは自ら動いてはダメなんです。受け身でいないと。自分の考えや主張をしてはいけないのです。
東京都が高校無償化などの政策を行うときに、朝鮮学校や中国の留学生などの話がたびたび出てきてもめているのはこの辺りに原因がありそう。

日中関係については、1972年に当時の内閣総理大臣であった田中角栄氏(寅卯天中殺)が中国を訪問している。1972年の干支は壬子。田中角栄氏は西が対冲・・・今までとは違った新しい方法で政治をしていく感じなのでなるほど、過去の日華条約を無効として国交正常化したというところは命式そのままかしら?

日中平和条約が締結されたのは1978年8月12日。そのときの内閣総理大臣は福田赳夫氏(午未天中殺)で1978年は戊午年。
天中殺の年に条約が締結されているので、日中のごたごたはここが問題となっているかもしれないな。天中殺の時にやったことは裏目裏目に出やすいし、後々足かせになったりするのは前述の通り。

とりあえずこんなところですが、歴史にも疎いし、もう少し私自身勉強が必要だなと思った次第です。すみません。

陽の時代の嘘はバレる。

祇穂「流れとしては日本は今、庶民の方に向いているのね。庶民を対象にした商品が売れる〈庶民の時代〉

2023年総決算、そして2024年の空気感を掴もう!

年の瀬も迫ってダイハツの不正や、今年は他にもビッグモーター&損保ジャパンとか、ここ数年で大手企業のコンプラ的にやばすぎ案件が暴露されてきたり、数年前からアサリや昆布などの産地偽装が騒がれたり(あ、今年は有名うなぎ店の産地偽装もあったね)、パーティ券の話にしたって政治と金の問題って昔からあったと思うけど、それが今になって騒がれたり、やはり「陽の時代」だなって思います。陽の時代は真面目に実直に、嘘をつかずにやっていくことが大事で、不正や嘘は暴かれる時代です。

そういう時代はまだまだ続きます。もし”不正”を少しでも行っているのであれば、”素直に”謝ってゼロからスタートするくらいの気概を見せた方が傷は浅いと思います。今は庶民の時代なので庶民が強いし、多くの消費者、生活者は”庶民”なわけで、それを敵にするのは得策ではありません。

今は動乱の時代なのだろうか。

今の天皇陛下は126代目。それで見ると126代は動乱の時代。戦いの時代。どうでしょうねぇ。そもそも令和時代へ入った日の命式を見ると、お金に縁はなくはないけれど、残らなそうなのよね。お金は東から入り、結果として残るかどうかは西を見るのですが、東が禄存星で西が貫索星なので「木剋土」、お金の入りを剋しちゃってる。

日本は平和なのは間違いないし、これでも安定している方だとは思うけれど、世の中が生まれ変わる前のごちゃごちゃしているときは”天将星”や”車騎星”には嬉しい時代だったりします。もともと行動的で直情的なので、世の中が荒れているときほどワクワクして動き回る人たちなのでそういった人たちが活躍してくれば明るい材料にはなりそう。

逆に平和な世界で安定していると活躍できる寅卯天中殺の人はあまり得意ではない時代よね。
世の中的にごちゃごちゃしていたり、動いているときは寅卯天中殺の人は”長”をやらないほうがいいので寅卯天中殺の人が長だったら部下に任せた方がいいかもしれない。
あと今年と来年に限って言えば、辰巳天中殺の人は受け身に徹すること。もし社長交代で今年来年に辰巳天中殺の人が社長になったら、社長はじっと耐え忍んでください。社長自ら何か事を起こすのはやめて、参謀や社員に任せてください。受け身であることで災いを最小限にとどめるしかありません。
できればいったん退いて時期を見て復帰した方がいいかも。

過去の時代と照らし合わせると?

みい「はいここで、わたしのジムのトレーナー氏からの質問です。『2024年の空気感っていうのは、わたしたちが生きてきた時代の中だと、何年ぐらいに似てるんですか』だそうですが」

2023年総決算、そして2024年の空気感を掴もう!

時代の流れは五行の流れで考えるんだけど、今の時代は時代としては高度成長期のころにあたるのかな。感覚としては70年代後半から89年のバブル崩壊までのころの雰囲気よね。

新しい時代を切り開いていこうとする人たちが活躍したし、新しいものを取り入れた商品が売れたりした時代だったんだけど、実際はどうだったのかな。70年代は団塊の世代が青春時代のころ・・・ミニスカートとか流行っていた時代だから古い日本の価値観がちょっと変わってきた時代ではあったのかしら。

あのころは円高で株価も3万円台に突入した時期です。バブル崩壊前・・・昭和が終わるころに株価が3万円台に行ったのよね。

70年代から90年に突入するころは庶民が元気で、新しい時代を切り開く時代からから権力の時代に入っていくわけだけれど、”他人の”財という意味もある禄存星の時代だから、ある意味投資によって”他人の財”で経済成長して、儲かったのならそこでそのお金をどんどん使って奉仕事業、社会貢献事業方面へいけばよかったんだけど、どうだったのだろうか。まあバブルがはじけている時点で、その方面への出資はあまりなかったことがうかがえますが。

で。2009年から2012年の約3年半、民主党政権のころは超円高で株価は1万円ほどで、今の時代は円安で株価3万円台。やはり同じような時代とは言い難いかしら。

1960年くらいからバブル崩壊ころまでは日本は明るい時代だった。陽の時代の中の陽の時代だったから。今は大きくいうと陰の時代の陽の時代なのであのころとはちょっと違うのも仕方ないのかなと思います。

バブル崩壊前の1989年に平成に突入するわけですが、平成時代は東も西も”牽牛星”。東と西が同じ星なので平成に入った時と終わった時は似ているのではないかと思います。平成31年間の中で紆余曲折、上ったり下ったりはあったと思いますが、結果としてあまり変わり映えがしなかったってことでしょうか。

でもまだ1989年ごろって世間が明るかった気がしますが。(なにせ子供のころの記憶なのでなんとも)
世界でもベルリンの壁が崩壊したり、ソ連がロシアになったりで、新しい時代が来たと思いましたけどね。

そんなこんなで徒然書いていたら長くなってしまいましたのでこの辺で。
まだまだ勉強しなきゃいけないことはたくさんあるな。

というわけで今後も精進していきます。2024年、元日からいきなりの試練ですが日本人の英知を集結し、助け合い・思いやりの心をもってみんなで乗り越えていきましょう!


算命学では2月3日節分が大晦日という考え方なので、癸卯年はあと1か月ほど続きます。

鑑定のご予約はこちからかどうぞ。⇒ 算命学臨位 伊藤祇穂

私の算命学に関する思いはこちら。


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