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クリスマス休暇の過ごし方

この年、私は社会人人生で初めてプロパーな年末年始の休暇を取得しました。クリスマスホリデー、3週間。当たり前だけれども、この時の私はこののち4ヶ月のスーパーロング休暇そのなもロックダウンを否応なく取得する羽目になるとは露知らずですので、こんな休暇後にも先にもこれが最後かも〜などとテンションぶち上げでした。

さてクリスマスというと、日本ではなんとなく恋人たちのイベントのような風潮が強いように思います。ですが、ヨーロッパのクリスマスは日本でいうところのお正月という例えがぴったり。25日は公共の交通機関やほとんどのお店が休業となり、家族が集まってゆっくりと過ごすのが定番。

当たり前だけれども私はヨーロッパに家族はいないので、クリスマスは寂しい思いをせずに過ごす事ができるだろうか?と、これが 実は小さな心配事でした。が、ドイツに住む友人夫婦がぜひ遊びにおいでと招待をしてくれ、22日に年内最後の仕事を終え、23日、一路ドイツはMainzというFrankfultからほど近い街へ。

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クリスマスといえばクリスマスマーケット、クリスマスマーケットといえばドイツですよね。焚き火を囲んでグリューワインをのむ老若男女、木製のマーケットの連なり、キリスト生誕の模型、それに特設移動式のレトロなメリーゴーランドに天使のような子供がごまんと乗っているそんな光景に、「うわあ、超クリスマスだ。。。」と語彙力?といった感想を放つのでした。マインツは小さな街なので、マーケットの規模自体も大きいわけではないとの友人談だけど、充分すぎるほどにこの特別な季節感を堪能。

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この滞在中は基本的には友人宅でまったり過ごす時間がたくさんあり、ご飯やお菓子を作って食べたり、ボードゲームをしたりして過ごしていました。友人旦那監修のもと、クリスマスジャンパーをきてシーズン感のある某マッチングアプリ用の写真撮影会をしたりなども。男性目線大事。

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反面、25日はミュージシャンの友人が所属するオーケストラのコンサートへ行ったり、26日は友人旦那さんの実家へみんなでお邪魔して食卓を囲んだりと、そんなローカル&シーズナルな行事も体験もさせて貰いまいした。

ヨーロッパで過ごすクリスマスで、くるみ割り人形の演奏を生で聴けた事にはじんわりと感動。

それにご実家訪問に際しては、うちはデザート担当だから!とのことでショートケーキを作って持参したり、食事の後に家族みんなで近くの森を散歩したり。なにぶん海外生活ビギナーなもので、そんな人々の”生活感”にまだいちいち「外人っぽ〜い」とにやついたり。

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そして27日の早朝。充実感に満ちた笑顔を携えて、寝ているみんなを起こさないようにおき手紙を残して空港へ向かうも、ロンドン行きの飛行機に乗り遅れるのでした。立つ鳥跡を濁さず、失敗。


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