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《吉田山田を好きになるまで》

12年前の夏、私は彼らに出会いました。
用事でたまたまいた場所でリリイベをしていて、それが最初の出会いです。

曲をその時に聴いて一瞬で引き込まれていきました。

『ああ私この人達のこと好きになるな〜』

と思ったことが後にも先にも吉田山田だけなので、とても衝撃を受けたことを覚えています。
当時私は学生だった為、ライブ後のサイン会に『行きたい!!!』と母に言って参加しました。
その日の帰りの電車で吉田山田の曲を検索していました。

その後、私は一旦すぐに行くのをやめてしまいます。
当時私は別のアーティストを応援していたからです。
吉田山田をきっかけに好きな音楽の系統が徐々に変わっていき、応援しているアーティストさんに冷めているような感覚に気づいた時、
それほどの衝撃が私の中にあったんだと思い、再びリリイベに参加しました。
2010年から2011年までは関東圏のライブやイベントに参加していましたがその後は行っていなかったので、私は約一年ぶりのリリイベでした。

当時一年ぶりにサイン会に行った時の!


そしてその後すぐにあった対バンのライブで私はまた衝撃を受けます。
2012年の冬、渋谷で当時イケメンズという名前で活動していた二人組(現在は解散)と対バンでライブを開催します。
ステージの中央、ちょうど真ん中で友人と見ていました。
彼らのライブをライブハウスで見るのは初でした。
彼らはリリイベの時とは別の顔をしていて驚きました。
私はずっと、お金と時間を使ってきてくれている為、大前提、その場所にいる人たちのこと楽しませることが義務だと思っていました。
《自分達が楽しんだら、それを見ているお客さんも楽しくなる》
だから彼らはライブ中、『自分達に負けないように楽しんでね』と言います。
それが凄く衝撃的でした。このことがきっかけで私はライブに通うようになりました。
上は北海道から下は沖縄まで、いろんな県のライブに行きまくりました。
彼らのおかげで出会えたアーティストさんも沢山いました。
片平里菜、Wacci、ひいらぎ(現在は解散)、堂島孝平など!

芸能界には吉田山田のファンもいます。
代表的なのはチャンカワイさん
それもかなり古参です!笑

当時、リリイベにも参加していました!


そして2014年、彼らを一気に有名にする楽曲ができます。
《日々》という楽曲です。
《おじいちゃんとおばあちゃんの曲》
といえば伝わるでしょうか

この曲をきっかけに各いろんな音楽番組に出たりしていました。
この曲でファンになった方も沢山いらっしゃいました。
そしてドキュメント番組に出演したとき、私はまた衝撃を受けます。

山田さんが『苦しい思いをしてまで音楽を続けるつもりは全くないんです』と言ったことがありました。
『楽しいから大好きな人と音楽を始めて、いつの間にかその気持ちのまま、ここまできた』と。

それまで本人たちは《応援歌》と言って
《聴いてくれている人の背中を押せるような曲》を作ってきた二人ですが
この曲以降、応援歌に捉われずにいろんな曲を作っていて、
リリースしたアルバムの中の楽曲が最近、TikTokでちょっと話題になりました!笑

《もやし》という曲です。


最近はこんな曲を作ったりもしていますが、
ちゃんとした曲ももちろんあります!笑

山田さんはツアーでまわった、とあるライブの時にMCで言ったことがあって、
私はこの時にもその言葉でまた衝撃を受けて吉田山田を好きになって良かったと思いました。

《泣いてる人がいたら本当は声をかけてあげたい、
どうしたんですかって、自分には何ができますかって声をかけてあげたいんだけど、
背中をいくら押してもそういう曲を作れても、
結局最後は自分の足で踏み出さなきゃいけないから、
その、時には重い一歩を踏み出せるような曲が作れていたら、
それは自分たちの本望です。》

彼らの音楽はいつでも背中を押してくれるし、
寄り添ってくれるような音楽ですが、それは言葉も同じだし、
性格が音楽に滲み出ているアーティストに出会ったのは初めてでした。

吉田山田に出会って、音楽が好きになって、
今の職業に就きたいと思うようになって、
この12年大きな決断をするときはいつもそばに吉田山田の音楽と言葉があって、
決断をするときはいつだって吉田山田に影響を受けて経験をすることがほとんどでした!
本当に感謝しています。

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