何年もずるずると

置き薬、配置薬、
いろんなワードで表現されると思うけど、
我が家にも、引っ越し当初から配置薬があったわけで。

（配置薬の会社と契約して、
一通りの薬を専用ボックスごと自宅に置いてもらい、
使った分だけを次回支払うシステム）

私の実家でもお世話になっていたし、
祖母の家でも契約していたし、
実家を出た先でも使うのが普通と思い込んでいたから、
実家から越してすぐ契約。
そして早7年以上が経過。

これ本当に必要なのか…？

そしてある時ふと気づく。

当たり前にあるコレ、本当に必要なのか…？

契約当初は私自身運転免許を持っておらず、
すぐ受診できない時本当に助かっていた。

が、今では免許も車もあるから
いつでも病院やドラッグストアに行けるし、
夫は「配置薬は効かない」といって結局市販薬を買ってくる。
なにより、配置薬って高い…！！

解約できなかった心の壁

だが、ここですぐに解約できない「心の壁」が立ちはだかる！

●お付き合いもあるし
●置くだけ置いといて使わなければ請求されないし
●母も祖母も契約してるし
●なかったら困る時が来るかも…！！

この中で一番引っかかったのが、
「母も祖母も契約してるし」
ってところ。

結局私は
母たちにとって「いい子」「正しい子」でいたかったんだな…と
この一件で気付いたわけだ。
別に「契約しなさい」とも言われてないのにね。

多分、ここが一番ネックになってなかなか解約できなかったのかも。

だからこそ断ち切ろう！！

いつか言及できればと思うが、
私は親族と疎遠である。
母に関してはほぼ絶縁に近い。

だから、「自分で選択する」「自分で善悪を決める」
というスタンスにずっと憧れを抱いていたし、
実家を出たことでそれが叶い本当に身軽になった気分だった。

…だがしかし、
このちょっとした「置き薬」にまで
知らず知らずのうちに母たちの影響があって
それが壁になっていたとは。

親族（特に親）の影響って根強いし、
無意識って本当に恐ろしいと感じた瞬間だった。

だからこそ！解約しよう！！！

やっと踏ん切りがついた。
解約の大きな決め手は
「使わなくなった」からではなく
「親族の影響を感じてしまったから」です。
担当営業さんには秘密ね。

雑なまとめ

ちょっとしたことなのかもしれないけど、
日々の「当たり前」に対しても
「あれ？」と思えるアンテナは持っていたいし、
面倒くさがらずに「自分の意思」を自覚する。
これって非常に大事と再確認した出来事だった…。

このアンテナが、私たちフリーランス、個人事業主には
とっても大切だよね！（若干こじつけ）

「本当は〇〇したい」っていう気持ち、
「でも私は〇〇だから」っていう気持ちに、
訴えかけていかないとね。
変わりたい人、いっぱいいるもんね。

おわり。