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高知大道芸フェス 2023 【ゼロコ編】

コロナ禍、2度の高知大道芸の延期に伴い2回ともホテルや飛行機などすべての予約をキャンセルした。ようやくの開催となった昨年には、無念にも仕事と勉学で行くことが叶いませんでした。
高知には大道芸の他にも訪れたい理由と場所、目的があり、そんな過去を経ての念願の初の訪県でした。

いつだったか、Teatimeの紅茶にちなんで「高知ゃ」と書かれたご当地ネタをするゼロコの写真をSNSで見かけたことがあったので、その土地でしか見られないものを観れるのはすごく楽しみでもありました。

「先程まで降っていた雨もあがり、太陽が顔を出し、少しずつ気温も上がってきております。お出掛けの方は、どうぞお気をつけて行ってらっしゃいませ。お仕事の方は、一緒に頑張りましょう」

高知に着陸した際にJALの客室乗務員による粋なアナウンスが流れました。

大丸本館北のポイントでは、待ち合わせなく、自然といつも遠征の時に顔を合わせる方々が集まりご挨拶や歓談がはじまった。そんな大道芸が始まる前のひとときもまた久々で嬉しいものでした。
初めての高知でいろんな不安や心配がありましたが、来たことのある頼もしい方々からいろいろな情報を教えていただけて、過去の高知大道芸のことやそれ以外のグルメや観光、イベントや移動手段などのお話も伺えて本当に心強かったです。



観覧はゼロコからスタート♪

■DAY 1

1回目 京町商店街

机とイスの脚の後ろにおふたりの脚。
角谷さんのスカーフもチラリ
!!!

さっそく登場!のはずが…
角谷さんが早々何かに躓かれてしまい💦
⚠ばい〜んポイントではありません

『躓く石も縁の端』という諺がふと浮かびました。

床もまだ濡れていることですし、
慎重に降ります!笑


テーブルのセッティングは
いつも入念◎
入念すぎて、
なかなかティーセットを置けない濱口さん

テーブルクロスのほつれまで気になる角谷さん。
私も毎回縫い直したい気持ちを抑えて観ていたりする。でも縫製し直してしまうとこのシーンは成り立たないのです。

テーブルクロスをどこまでも追いかける
ティーセット

商店街にまではみ出して走るゼロコ。
観客の側方や最後方を駆け抜けるゼロコ。

戻ってきて再び🔥

置きたい濱口さんと、
置かせない角谷さんの闘い。
もう、ゲームを超えてそういう競技のように見えてきました。

「ちょっつ…」と聞こえてきそう。
タイムアウトもしっかり挟みます!

身体をほぐしたり、次のセットへのイメージトレーニングをしたり。笑

第…2ラウンド?
SET!
今度こそ置けるかな


どうやって置いたのかは、
ぜひ機会があったら実際に観ていただきたいです☕


🍃
🍃🍃🍃

水色の茶筒の蓋を開けると、たちまちものすごくいい香りが漂ってきました。

エアのカップが配られ、投げられ?
エアのお茶も注がれ、掛けられ??
ゼロコを観に来たみんなでカップ片手に一緒にお茶を飲むシーンがすごく嬉しくて楽しかったです。


ところで。
ロールアップしているのは、
珍しく角谷さんだけでした
幽霊なので触れられないはずのティッシュ。
それが1枚宙を舞うホラー(?)
“幽霊でTeatime”

“幽霊でTeatime”は、
出来たのでしょうか🤭

なかなかのストーリー性を感じるシチュエーション、この表情にたどり着くまでの「あれこれ」がモノクロにはおもしろい形で写るのでは、と思いおもむろに設定を変えてみる。
日々少しの挑戦をすると決めていて、高知からモノクロにも挑戦し始めようと決めていた。練習あるのみです。
カメラ、地道に楽しんでいます。

そして観れていなかった2ヶ月の間に、ゼロコのお衣装もすっかり秋冬仕様になっていて、季節の大きなすすみを感じました。


2回目 大丸本館北

ホワイトアスパラガスとゼロコが被っている枠がありました。
この回はホワイトアスパラガスを観るお約束をしていたため、ゼロコ観れず。残念!先約は必ず守ります。

とっても楽しい神回だったようで、お写真をご紹介させていただきたいと思います♪
(お写真提供:なべ太様)

すごい…!!!
スタッフ役の濱口さんと、
濱口さん役のスタッフさん

そしてちゃんと
“手を使わずにTeatime”になっている✨

ん?あれっ…?
どさくさに紛れて濱口さんカロリーメイト(チーズ)食べてませんかこれ…笑??

👏👏👏👏👏


朝、みんなで歓談していたのはこの場所。それぞれの観たい場所へここから移動していったわけですが、その時にすでにスタッフさんに“濱口さん似”の方がいると話題になっていました。私は「ゼロコにクジラのオブジェやこのスタッフさんをいじって遊んでほしい…!」とみんなに話していました。

観れなかったのはとても残念ではありますが、それもまた良い思い出です。

最近は何事にも執着しすぎず、大事なことを見失わずに手放す勇気と心地よさとゆとりを大切に思うようになりました。人の縁と時の縁に自然に任せて。それがまた次への楽しみと感謝に繋がっています。

ゼロコに会えて、ゼロコを観られること。
それだけでとても幸せなことだと1回1回に感じます。


3回目 ひろめ市場

スタートの位置はやっぱりこう。
今回はどこまで行くのでしょう♪出発!

“手を使わずにTeatime”で、風船が膨らまないハプニング発生。伸ばして膨らみやすくするにも、手が使えないのでひと苦労です。


そんなに伸ばしてしまっては……!


ベチンッ!!


…笑。
どちらが痛い思いをされたのかは、みなさまのご想像の中で🤭

風船はその後、無事に膨らみました🎈

〜♪
〜〜♪

手を使わずにTeatime中、to R mansionの歌う『また逢う日まで』がお隣のポイントから流れて聴こえてくる度、どうしようもなくノって揺れてしまうゼロコ。笑


これまで日本各地に出現するばい〜んポイントを以ってしても成仏できず。
もしかしたら高知でなら、今度こそ成仏できるかもしれないと、期待を胸にいざ👻…


■DAY 2


1回目 大橋通り

試し撮りで見つけた🍂
さっそくモノクロゼロコを♪

街の呼吸を感じる場所でのモノクロ写真がとてもすきです。そしてそこに人が写ることは私の中での絶対条件。モノクロにより余計なものが取り除かれ、生命とストーリーが生き生きと閉じ込められる瞬間に言葉にならないものを感じます。

“ふつうにTeatime”で
このシーンを挟んでしまう角谷さん。
あとが大変そうです😂
わわわ!!!

『つくりかけ室』で観た以来のロボットでした🤖✨
高知で観られるなんて嬉しい!

ゼンマイの巻き鍵も素材が変わっていました

久々に🤖を観れて嬉しくて。
あれからどう深化・変化したのか、集中してしまってこの回の写真はこれだけです🙏

そういえば「ラスト」と書かれた分かりやすいフリップも増えていました。


2回目 大丸本館北

おふたりが帽子を被っていない理由は、、“どこかに”帽子を掛けているからです。

きました!タイムアウト!!

ご当地ネタがみつけられなくて、きっとこの「T」は「土佐タイム」だったのだと思うことにしました。笑


再び鳴るゴング🔥
😂😂😂


大好きなシーンがまた増えました。
激しさを増すこのシーン。カメラも追いつきません。


あっ…!


まったり☕



するとほどなくして…


パーーーーーン💥

(※どこかで風船が割れた音)


あぁぁ💦
濱口さんが倒れてしまった🔫
誰かあぁぁぁ……!!

しかも倒れた場所はなんと、頭がばい〜んポイントの上!弾み続ける頭部😂
カオスです…


そこに現れたのは、
可憐な天使👼💕

心肺蘇生中💓

救いの天使にハートを射抜かれた濱口さん。
無事に蘇生したので、Teatime続行。

思わず笑ってしまったシーン
👍  👍


ロボットでお茶はどうやって飲むのでしょう。

サイレンホイッスル、外します。


お茶を飲むって、大変!


3回目 ひろめ市場 ラスト!

ラストにきて、
やっと全体像を撮れました✨
腰のスカーフもひらりと翻る
激しさを増すTeatime

だんだんとゼロコにハイジャンプやアクロバティックな要素が加わってきて嬉しいし楽しい。動きの緩急がつくと本当におもしろい。

とはいえ“足を止めずにTeatime”など、体力勝負なナンバーは他にもあるので、一緒にまったりできるひとときも特別です。

ラストの回も🔥
生成色の茶筒に入ったお茶の香りは、
膝が折れるほどいい香りのようです


こちらの写真がお気に入り

見出し画像に迷った1枚。
見出しに選んでしまうと上下左右の端が少しずつ切れてしまうため、濱口さんの帽子やテーブルクロスを切りたくなくて。

ぽたぽたぽたぁ…
スリ〜ン♪


足を止めずにTeatime🏃🏃
ロボットでTeatime🤖🤖

ゼロコのロボットは感情のないロボットではなく、とても人間味のあるロボットなのが殊に愛らしい。ゼンマイのネジを巻いて動かす設定だけれど、どこかこのロボットたちに翻弄されてしまう。

そして嬉しそうなロボットVer.の「あぁ〜♪」も必聴。



ゼロコのパフォーマンスが始まる前、ひとつ素敵な場面があったのでここに留めておきたいと思います。

このひろめ市場でのゼロコラストの回、前がto R mansionでした。
お片付けや床の掃除、to Rさんの大きな忘れ物があったりとバタバタと人や物が転換し移動をする中で、すでにゼロコのパフォーマンスで使われる椅子やテーブルが準備され、ゼロコのパフォーマンスを観に来た観客で前方が埋まりつつありました。
し忘れた物事があったのか、to R mansionのまるちゃんこと丸本すぱじろうさんが戻ってこられた。
すると、次に始まるゼロコの世界感を壊さないよう“引き戸”を開けて(マイムで)ステージ上に入って来られる。そんな細やかな動作に、ゼロコとそのお客さんに対する心遣いが感じられて胸打たれました。
そして用事が終わると“開き戸”を開けてにこやかに出ていかれました。笑

場所を大切にされ、次への空気を大切にされ、人を大切にされ。
それを自然にできることはパフォーマーさんとしても人間としても素晴らしいと思った。
待つ観客を楽しませたり飽きさせない繋ぎ方や工夫、ご当地ネタとスポンサーへの配慮が抜群に素敵なto R mansionのお話でした✨



高知大道芸2023、
締めはやっぱりゼロコとみんなで一緒に、大きな「あぁ〜♪」

来年もまた来られるといいな🍊

さて、ゼロコ編のnoteの目処がついてほっとしたので、頑張って高知から持って帰ってきた、そろそろ食べ頃になる直径が掌よりも大きな水晶文旦を食べたいと思います😋

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