見出し画像

オススメのDC映像作品。

チョイスがマニアックになりすぎないように…
見る手段が割と容易なものを中心に…
初心者向けっぽい感じです…

DC映画編

「ウォッチメン」
おすすめ度:★★★★☆

あらすじコ :スーパーヒーローがほとんどいない上、ヒーロー活動が法律で禁じられている世界が舞台。
コメディアンと呼ばれる最低のヒーローの死をきっかけとして始まったヒーロー狩り事件に立ち向かうのは、違法になってからもヒーロー活動を続ける精神異常者のロールシャッハだった…?

DCEUでお馴染み、ザック・スナイダーが手懸けた人気コミックス「ウォッチメン」の初の実写化。

批評家にもそれなりに評価されている本作は、まさにアメコミ映画の問題作と言えるでしょう。

一番オススメなのはウォッチメンのディレクターズカット版に、作中のコミックスをアニメとして挿入したアルティメット版。
こちらは原作を忠実に実写化しすぎているくらいに忠実。

ウォッチメンは人生で一度、見ておくべき、あるいは読んでおくべき作品であると思います。

「バットマン・ビギンズ」
おすすめ度:★★★★★

コウモリっぽくしててかわいい

80年続くバットマンの歴史の中で、コミックスだけでなくゲームやアニメ、そして実写作品の中でもそのオリジンが描かれることは多々あります。

しかし、そのオリジンは概ね共通しているのでオリジンのうちのどれかひとつを知っていれば、基本的になんでも楽しめます。

ドラマ「GOTHAM」でじっくりオリジンを楽しむか、本作を通してオリジンを楽しむかはあなた次第。

(コミックスのオリジンだと「ぜロイヤー」がおすすめです)

「ダークナイト」
おすすめ度:★★★★☆

あの方

言わずと知れた伝説のバットマン映画。
バットマンとジョーカーをハードかつドラマチックに描いた本作は、ヒース・レジャー演じるジョーカーの怪演もあって高い評価を受けています。

本作は前述の「ビギンズ」の続編となっており、バットマンやアルフレッド、ジム・ゴードンやレイチェル等のキャラクターは前作からの続投となっています。

別に前作を観なくても楽しめますが、観るとより楽しめるのは明白。

「ダークナイト・ライジング」
おすすめ度:★★★☆☆

原作ではまさかの裸族

90年代のコミックスでバットマンの背骨を折ったり、2019年のコミックスでブルース・ウェインを精神的に追い込み、一時はバットマンを引退させることに成功したヴィラン。

それは、ベイン。

ベインの恐ろしさの一端を楽しむことが出来る本作は、満を持してノーランバース版キャットウーマンも登場する他、バットマンの戦いの完結も描かれます。
この映画が終わった後のゴッサムを想像するのもまた楽しいですよ。
前作「ダークナイト」と比べると、一作目と二作目を見ていることが前提となっているため、星3つ。

「マン・オブ・スティール」
おすすめ度:★★★☆☆

笑顔が怖い系

スーパーマンのオリジンといえば…?

バットマンと同じ歴史の長さを誇っていながら、バットマンよりも知られていないそのオリジンを体感することが出来る作品。 

ザック・スナイダーの圧倒的な映像美や、ハンス・ジマーの壮大な音楽も魅力的。

そして、DCのシェアードユニバースシリーズ、DC Extended Universe(DCEU)の最初の作品でもある本作。DCEUを観るなら必見。

オタクとしては解釈違いとかいろいろと思うところのある作品ですが、今回は口を閉じておきます…🤫

「シャザム!」
おすすめ度:★★★★☆

見た目は大人、頭脳は子ども、という逆コナンヒーローがいることをご存知でしょうか?

その名はシャザム。
かつてはキャプテン・マーベルという名であったり、DCのキャラクターではなかったりと複雑な経緯を持つキャラクターですが、スーパーマンやバットマンと同じく80年以上の歴史を持つ人気キャラクターと言えます。

そんなシャザムの実写映画といえば、ほとんどの方がこれを挙げるでしょう。

シャザムの実写映画としては完璧であり、アメコミ映画には珍しい原作コミックスに非常に忠実な作品でもあります。

家族を家族たらしめるよは血の繋がりではなく、心の繋がりであるということを強く感じさせる本作、感動すること間違いなし。

あ、吹き替えで見る際は必ず草尾毅バージョンにしましょう、CS放送で見るしか方法はないですが…
間違ってもソフト版や配信版の吹き替えで見てはなりません。

後悔することになります。

菅田将暉の声がずっと頭にこびりつきます。

監修と言いつつ余計なことしかしていない福田雄一は許されない…!

「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒/
バーズ・オブ・プレイ」
おすすめ度:★★★★☆

「スーサイド・スクワッド」のハーレイが主人公のスピンオフ作品ですが、彼女の人となりについては序盤で語られるので、前作を見る必要は無いです、お手軽ですね。

今回は悪カワヒロイン(?)ではなく、コミック版に近いクレイジーでバイオレンスだけど、チャーミングなハーレイをたっぷり楽しむことができるだけでなく、ハントレスやブラック・キャナリーといった"アローバース(後述)"でお馴染みのキャラクターもドラマ版とは異なるキャラ造形で楽しむことが出来るので、得した気分になります。

この映画の持ち味でもありますが、メインキャラたちが女性ばかり。

そして、カッコイイ男性キャラは全く出ないので、そういう"ポリコレ"的な要素が苦手な方は観るのをオススメしません。

性別関係なく魅力的なキャラがいるのは良いことだと思いますけどもね。

そんなの気にならないよーって人向け。はい。

「JOKER」
おすすめ度:★★★☆☆

こわい

これまで、ジョーカーのオリジンというのはあまり語られてこなかった。

ジョーカーという存在は、ものすごい人気を誇っていながら、謎の多い男という要素を80年間も一貫しており、未だに分からない部分が多い、

そんな中、本作が公開された結果、人々のジョーカーへの目線は大きく変わりこの映画は日本国内でも議論を呼ぶ問題作となる社会現象を招いた。

しかし、忘れないで欲しい。
ジョーカーは数多くオリジンがあるが、そのどのオリジンも嘘ではないと明確に描かれたことなどないことを…

そういえば、ワーナージャパンが「ジョーカーの衝撃は序章に過ぎなかった」と言っていますが「ザ・バットマン」とは1ミリも関係ない世界の物語ですので誤解なさらぬよう。

全く関係ないので。

「ザ・スーサイド・スクワッド」
おすすめ度:★★★★☆

みんなは誰推し?

80年代の名曲×スペースオペラでお馴染みの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の監督、ジェームズ・ガンはMCUとDCEU、両方の作品を手がける数少ないクリエイターとなった。

また、前作「スーサイド・スクワッド」はワーナーがデヴィッド・エアーの持ち味を完全に無視し、ジェームズ・ガンの映画を意識したように80年代の名曲を流し、明るい作風に仕立てあげたことが判明し、エアー監督が本当に目指したスーサイド・スクワッドのリリースをめぐって海外で議論を読んでいることもあって、ジェームズ・ガンが監督に就任した時は賛否両論が巻き起こっていた。

そんな彼が手がける本作はハートフルなスペクタクル映画…

いやグロッ!!!!!!!!

予告の時点で既にグロさが隠れていなかった本作、とにかく人が死ぬ。

死んで死んで死にまくる。

血飛沫が飛びまくる。

スプラッター映画並みに人が死ぬ。

それでいてハートフル。

何を言っているか分からないと思うが、本当にそうなのである。

グロいだけじゃないのが、この映画の魅力。
個人的にDC映画で一番好きな作品となりました。

吹き替えもめちゃくちゃ豪華です。
山寺宏一、大塚明夫、宮野真守、日野聡、悠木碧、玄田哲章などなど、豪華声優陣。

今回のタレント吹き替え枠…かもしれない、ファーストサマーウイカ氏は舞台経験も豊富で、発声がアフレコ向きっぽくて、かなりお上手。
言われないと分からないと思います。

僕はブラッドスポートが推しです。
見たらわかる。見ろ。

DCドラマ編

「ARROW/アロー」(全8シーズン)
おすすめ度:★★★★☆

あらすじ:孤島で地獄の5年間を生き抜いたオリバー・クイーンは、それ以前とは全く違う人間となっていた。
彼の目的は街を汚す悪を一掃することであり、オリバーは地獄の5年間で身につけた弓矢の技術を持って、悪を倒すことに力を注いでいく。
一体、オリバーに何があったのか?何のために彼は傷だらけになってまで自警行為を行うのか?

全ては、ここから始まったと言っても過言ではない作品、ARROW。

アローバースはこの作品から派生した作品群の総称で、フラッシュやレジェンドオブトゥモローなどのDCドラマには本作で初登場したキャラクターが数多く登場しています。

そんな本作、恋愛ドラマとしての側面が強く、主人公のオリバーと彼に惚れる女性たちのふしだらにも程がある複雑すぎる恋愛模様を描きつつ、街を汚す悪党たちをオリバーがアロー、あるいはグリーンアローとして正していく物語となっています。

本作の特徴といえば、過去と現在が同時進行で描かれていくこと。

オリバーが地獄の5年間を生き抜き、街へ帰還した現在とオリバーの地獄の5年間。

それぞれの物語が複雑に絡み合うので、観ていて本当に面白い。

とりあえず、シーズン2くらいまでは見てほしい。
シーズン2にはフラッシュで深く描かれる要素が沢山出てきます。

「THE FLASH/フラッシュ」(S1〜S4)
おすすめ度:★★★★★

あらすじ:粒子加速器の爆発により発生したダークマター波、及び落雷の直撃により、超人的なスピードを手に入れたバリー・アレンはスターラボのシスコやケイトリンたちと協力しながら、同じく粒子加速器の爆発で特殊能力を手に入れた犯罪者との戦いの中で、自身の母親を殺害した犯人と再会することになる…(シーズン1)

グラント・ガスティンのフラッシュは国内でも人気が高く、彼以外のフラッシュはありえない!というファンもいますが、本作は彼以外のフラッシュも登場します。

なぜなら本作、MCUやDCEUがマルチバースに手を出す何年も前からマルチバースを当たり前のものとして採用してきたからです。

アローバースにマルチバースを持ち込んだ初めての作品、そしてマルチバース関連の問題が起こればフラッシュは必ず駆けつける。

マルチバースとフラッシュは切っても切り離せない関係にあります。

そんなフラッシュ、ヒーロー業以外にも大変なことが沢山あります。

警察の科学捜査艦としての仕事、幼馴染への片思い、幼馴染の彼氏とのコミュニケーション、彼氏持ちの幼馴染を諦めて別の女の子と付き合おうとするけど…などなど、大変なことがたくさん。

タイムトラベルやマルチバースといったアメコミならではのSF要素もある中、恋愛ドラマとしても普通に面白い本作は本当にオススメ。

僕がDCの沼に引きずり込まれたきっかけの作品でもあるので、もっと多くの人に楽しんで欲しい作品です。

シーズン5以降はクリエイターが変わって、面白さにムラが出て今はもう完全にマンネリを迎えているので、今回はシーズン1〜4までをおすすめ。

「GOTHAM/ゴッサム」(全5シーズン)
おすすめ度:★★★★★

あらすじ:ブルース・ウェインがバットマンになる前のゴッサムは、犯罪やギャングの悪事が横行しているほか、ゴッサム市警も腐敗しきっており、自分の身は自分で守らねばならない恐ろしい街。
そんな街、ゴッサム市警の本部長でバットマンが信頼する数少ない警官となる未来が待っているジム・ゴードンがゴッサムへ現れたことで、ゴッサムシティは大きく変わっていく。

まあ、早い話がクラーク・ケントがスーパーマンになるまでを描いた「SMALLVILLE/ヤング・スーパーマン」のバットマン版です。

本作の特徴はなんといってもヴィランの多さで、
コミックスにたくさん存在しているバットマン関係のヴィランをこれでもかと登場させ、観ているだけでバットマンのヴィランについて詳しくなっちゃいます。

また、本作のブルース・ウェインが最終的にどんなバットマンになるのか、それも期待ポイントのひとつ。

ジム・ゴードンがゴッサム市警で街を変えようとしつつ、ブルース少年はセリーナ(後のキャットウーマン)とイチャつきつつバットマンになるための準備を進めつつ、というのが本当に面白い。

ジョーカーっぽい男も登場するんですが、このキャラが本当に素晴らしい。
ヒース・レジャーともホアキン・フェニックスとも異なるジョーカー像を描いていて素敵。

「LUCIFER/ルシファー」(全6シーズン)
おすすめ度:★★★★★

あらすじ:地獄からやってきた悪魔、ルシファー・モーニングスターが人間の本音を導く能力を使って地上で行うのは犯罪の事件捜査!?

というお話。

ルシファーは美人女性刑事のクロエの気を引くために彼女の関わる事件の解決に協力しつつ、持ち前の美声で上手い歌を披露しつつ、地獄からやってきた兄妹との家族トラブルに巻き込まれつつ、クロエの元夫のダンをダメダメ刑事とバカにしつつ、ダンとクロエの娘のトリクシーと仲良くしつつ、ルシファーが地上での生活をめちゃくちゃ楽しむ様がめちゃくちゃ面白い。

当然、高い人気を誇るドラマ作品でしたが、残念ながらシーズン3で打ち切りに…

しかし、Netflixがシーズン4以降の制作をすることになり、Netflixにて無事完結することが出来ました。

これほどまでに嬉しいことはありません。

Netflixに感謝しながら全シーズン視聴しました。

最高のラストでした…最高のドラマでした…

ぜひみてくれ…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?