お食い初め 日高屋

今回のお食い初めはこのブログを始めようかなと思ったきっかけでもあるこちらの一品。
安さ速さが売りのこのお店で私は何を考えたのでしょうか、お食い初め 日高屋 です どうぞ

またまたバイトの近くのお店です。

中途半端な時間のシフトだったため、上がった時のお腹の空きようと言ったらもう飛ぶ鳥を打つ勢いだったので、少しだけ気になってた某有名中華チェーン 日高屋 に入ろうと思った。

こなれた感じで「1」と指で示す。おひとりさまのお客様が多いバイト先で見習った成果の見せ所ですね。

そして席を選んで座るとあり得ない速さでお冷やと共にオーダーを聞かれる。
流石にこなれ感を入店時に出しすぎたようだ。

さっきの涼しい顔を必死に保ちつつ
「え〜〜〜〜っと」の「え」の部分で時間を稼ぐ。必死に脳を動かしセットの仕組みをコンマ1秒で理解する。
そして私の目に入ったものは炒飯であった。

「チャーハンヒトツデスネ、カシコマリマシタ」
店員の王さん(仮名)(というかうろ覚え)がカタコトだけど確かな日本語でオーダーを通す。

テーブルに置いてある調味料を眺めつつ、「野菜炒めにしておけばよかった」「次は野菜炒めにしよう」などといつになるかも分からない次回の戦の計画を練る。
しかし次に一人で日高屋に行っても、お食い初めではないので残念ながら皆さんに感想を共有することは恐らく無い。
皆さんの知らないところで近い将来私は野菜炒めを食べる。

ここでチャーハンが到着した。
チャーハンと共にまるでチャーハンの背後を守るかのようにスープが付いてきた。優しいお店だ

普段中華のチェーン店となると、料理の上にまるで砂場のように胡椒をかけ、そしてまるで湖のように酢をかけたくなる。
人がいると流石にひかれてしまうのではないかという懸念の元、いつもは遠慮がちに砂場と湖を構築していた。
ところが今回はとうだ。
目の前はおろか周りエリアにも私しかいない。
いつも抑えていた欲望を解放するがごとく、皿の上には鳥取砂丘、少し下には猪苗代 というような具合で皿を自らのフィールドにしていった。
しかし気づいた。
遠慮してかけるくらいがちょうどいいのだ。

酸味とスパイスの暴力と化したその皿はまるで深夜3時を回ったクラブのようだった。
しかしそんなクラブでも慣れてしまえばあしらい方がわかって来るように、数口食べると段々そのフロアに慣れてきた。

そして、普段は少し相手のペースに合わせて食べるというところだが今回は一人!
ものすごい速さで食べ終えてみた。その間きっと山手線の電車と電車の間隔ほどの時間であった。

そして、またもこなれた感じで伝票を店員さんに渡し、颯爽と店を出た。

お食い初めに少し慣れてきた感じがしますね。次回のお食い初めもお楽しみに。というか私が楽しみ。
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